意外と知らないやせる食べ方どっちが正解・不正解!?焼き芋の場合など

ダイエットをしていて、「似ている食材だけど、どちらがカロリー低いだろう…?」と悩むことありませんか?そしてカロリーだけでなく栄養価が高いものや自分の身体に適した食べ方がわかったら良いと感じることはありませんか?
そこで今回は、管理栄養士の町山美幸さん(以下:管理栄養士)に「ダイエットの正解・不正解!」を教えてもらいました。
焼き芋は、ほっかほかで食べるのと冷やして食べるのは、どちらがダイエットむき?
焼き芋が美味しい季節になりましたね。そこで問題です!
Q: 焼き芋は、ほっかほかで食べるのと冷やして食べるのは、どちらがダイエットにむいているでしょうか?
A: 冷蔵庫で冷やして食べる!

管理栄養士: さつまいもは、焼く、蒸す、煮るなど加熱して食べられる状態にした後、冷蔵庫で冷やすことでデンプンが「レジスタントスターチ」に変化し、善玉菌のエサになるため、腸内環境を整え、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。焼き芋などの芋類だけでなく、ご飯、パスタ、うどん、そば、トウモロコシ、豆類は一度加熱して食べられる状態にしてから冷凍庫で冷やすとレジスタントスターチが増えるのでダイエットむいています。
木綿豆腐と絹豆腐どちらがカロリー低い?
寒くなり、お鍋に入れて食べる温かいお豆腐が美味しい季節になりましたね。そこで問題です!
Q: お豆腐には「木綿豆腐」と「絹豆腐」がありますが、どちらがダイエットにむいているのでしょうか?
A: エネルギーや栄養素に若干の違いがありますが、どちらも低エネルギーなのでダイエットに最適です!
肉や魚の一部(半分くらい)を豆腐に置き換えるとエネルギーがさげやすいです。

木綿豆腐と絹豆腐の違いについて
【作り方】
・木綿豆腐
木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものをくずしてから、圧力をかけて水分をしぼり、再び固めたものです。
・絹豆腐
木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ったものです。
【栄養】
・木綿豆腐
製造過程で水分をしぼるために、栄養分が圧縮されます。そのため、たんぱく質、カルシウム、鉄分が、絹豆腐に比べると2、3割多く含まれています。
・絹豆腐
木綿豆腐は、水分をしぼることによって、ビタミンB類やカリウムが水分と一緒に流れ出してしまいます。このため、ビタミンB、カリウムは絹豆腐の方に多く含まれています。
【食べ方】
・木綿豆腐
焼いたり、炒めたり、煮たり、揚げたりする際には、しっかりとした固さがある木綿豆腐がピッタリです。
・絹豆腐
冷や奴やサラダなど、豆腐そのものの食感を楽しむときには、絹豆腐の方がいいようです。もっとも、冷や奴には「木綿豆腐がいい」という方もいるはずです。自分の好みに応じて、2種類の豆腐を食べわけられることも魅力のひとつなのかもしれません。
参照: 日本豆腐協会
ゼリーは寒天とゼラチンのどちらで作るのが痩せる?
ダイエットをしていても甘い物が食べたいときに、糖分控えめのゼリーを作ります。
Q:凝固剤として寒天とゼラチンがありますが、どちらがダイエットにむいているのでしょうか?
A:寒天!

管理栄養士: ゼラチンは、豚や牛などの動物の皮や骨によるコラーゲンからできており、タンパク質が豊富です。寒天は、テングサやオゴノリなどの海藻からできており、食物繊維が豊富です。使用量が少ないので、エネルギーの差はあまりありませんが、寒天繊維は約100倍の水を吸収し腹持ちをよくするので、寒天の方がダイエット向きと言えるでしょう。寒天繊維による、便通を促し腸内環境を良くする働きはよく知られていますが、食前に食べることで、糖の吸収速度を遅くし、コレステロールの材料となる胆汁酸を吸着し、吸収を減弱してくれる効果もあります。しかしながら、身体に良いからと、摂りすぎには注意しましょう。
また管理栄養士さんは、ダイエットをしていてもバランス良くいろいろな食材を食べ、そのうえで食べ方を工夫しカロリーを減らしていくのが大事ですと言っていました。健康的にキレイになっていきたいですね。
今回お話を聞いたのは





























