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骨格タイプ別!似合うリネン診断。とっっても難しい着こなしを簡単に
夏と言えば、リネン素材!見た目も着心地も涼やかでいいですよね。それを、さらりとおしゃれに着こなせたら、もう最高でしょう!ということで今回は、骨格診断におけるそれぞれのタイプに合わせた、リネン素材のアイテムを紹介したいと思います。
リネンの特徴
種類多くある麻素材の一つであるリネン。
その特徴は、
- 吸水・吸湿性に優れている
- 素早く乾いて、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれる
- 天然繊維の中でも丈夫
- 麻の中では、しなやかでなめらか
- 汚れが落ちやすく、洗濯にも強い
洗濯にも強いなんて、本当に夏にうってつけの素材です!
リネンって誰にでも似合うの?
特徴をみると、良いとこだらけのリネン。夏には毎日のように着たいところですが、リネンって誰にでも似合う素材なのでしょうか?
残念ながら、答えは「NO」です。
天然素材なので、どうしても素材の粗さやシワが目立ちます。それらを粋に着こなせるのは、ナチュラルタイプさん。肌の強さであったり、骨や関節・筋が目立つことで、生地の粗さにも負けません。
一方、シルクなどのつるっとした、なめらかな素材を得意とするストレートタイプさんや、シフォンのような柔らかい素材を得意とするウェーブタイプさんは、シワや粗さに肌が負けてしまうため、着ていて違和感を覚えることも。
リネン VS ストレートタイプ・ウェーブタイプ
「じゃあ何か? 似合わないストレートタイプさんと、ウェーブタイプさんはリネンを着ちゃいけないの?」と、思われた人もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。大事なのは、
そのアイテムをいかに違和感なく着こなせるか
素材が得意でなくても、「似合うカラー」「ご自身の骨格ラインに似合う形=スタイルダウンさせないもの」を選べば、違和感なく素敵に着こなすことは十分可能です。
骨格タイプ それぞれに似合うリネンアイテム
ナチュラルタイプさん
最もリネンが似合うナチュラルタイプさん。シワも味な定番のリネンシャツはもちろんのこと、写真右のような袖にデザイン性があって、胴回りがゆったりとしたトップスも似合います。
ボトムスがリネンの場合は、
こういった厚めのもので、カジュアルに着れるワイドパンツがおすすめです。
ウェーブタイプさん
ザラザラと粗く、硬い生地が苦手なウェーブタイプさん。リネンの中でも、薄くて柔らかいものを選んでください。形は、胸元が開きすぎないものや、袖にフリルなどかわいらしい装飾があるとGOOD!
トップスがリネンの場合は、写真右のようにボトムスにやわらかい素材のものを合わせるなどして、テイストをウェーブタイプさんに寄せていきましょう。ボトムスがリネンの場合は、
こういったギャザーの入ったスカートがいいですよ。トップスには、先ほどと同様にウェーブタイプさんに似合う柔らかい素材を合わせると、とてもかわいらしく着こなすことができます。
ストレートタイプさん
ストレートタイプさんは、体のラインに程よく沿ったシャツや、Vネック・Uネックのような胸元に開きがあるもの、コットンリネンやポリエステル混紡など、リネン100%よりもシワになりにくいものを選ぶと良いでしょう。
写真は、鎌倉シャツのマンハッタンスリムリネンシャツ。体に沿うスリムな形と、ポリエステルがブレンドされていて、シワになりにくいことから、ストレートタイプさんに最適です。
こちらは、ストレートタイプである私の私物。
袖にフリルがあり、決してストレートタイプさんに似合う形ではありません。しかし、カラーが私にドンピシャだったこと、肩・腕の肉感を拾わず、体のラインにきれいに沿っていること、決して着ぶくれして見えないこと、などからお気に入りの一着として着ています。
ただし、ちょっとした工夫は必要。
くたくたとならず、ハリが出るよう洗濯の際には糊付けをし、乾いた後は必ずシワ伸ばしのアイロンをかける!シワがあるのとないのとでは、印象がまったく違います。
こちらのリネンパンツも同様、糊付けとアイロンが必須です。アイロンの際にセンタープレスを施すことで、テイストを何が何でもストレートタイプに寄せるんです!
まとめ
8月、9月、モノによっては10月超えても。まだまだリネンのお世話になる季節は続きます。ナチュラルタイプさんは、思う存分リネンアイテムを楽しんでください。リネンが得意でないストレートタイプさんや、ウェーブタイプさんも決してあきらめないで!気に入ったリネンを見つけたら
あらゆる手をつくして、似合うように寄せる
これでおしゃれの幅も広がるってもんです!