「美的」専属モデル・有村実樹さんセレクト!シミ・シワを目立たなくするベースメイクのポイントは?

「美的」専属モデル・有村実樹さんセレクト!シミ・シワを目立たなくするベースメイクのポイントは?

「美的」専属モデルで美容研究家、1児のママである有村実樹さん。時間がなくても、そしてメイクのトレンドが分からなくても、「これ押さえておくといいよ!」なコスメやスキンケアアイテムを紹介する連載です。第2回は「シミ・シワ」が気になる人に向けたベースメイクアイテム&コツを紹介してもらいます。

シミ・シワは「隠す」のではなくツヤ感で「飛ばす」

乾燥する時期のシワや年々増えてしまうシミ、気になりますよね…。シミやシワって、メイクで「隠そう、隠そう」という意識が先行して、コンシーラーやファンデーションで厚く重ねがち。でもそれって実は隠せているようで、老け見えしてしまう原因に。厚ぬりはメイク全体のバランスを取るのも難しくなってしまいます。

ファンデーションは使いません!カギはトーンアップ下地とコンシーラー選びにあり

シミ・シワを隠したいのであれば、トーンアップ下地+コンシーラーの組み合わせでメイクしてみましょう。あえてファンデーションは使いません。「えっ!? ファンデーションなしはちょっと勇気がいる…」と思うかもしれませんが、ファンデーションって失敗すると厚ぬりになりやすく、乾いて見えたり、崩れた時にはシワに溜まったり剥がれたりと、実はきれいな状態をキープするのが難しいんです。化粧直しをする時間がなかなか取れないママにとっては、かえって手間がかかってしまうことも。

だから、「隠す」のではなく、シミやくすみ、目尻のシワなどはトーンアップ下地のツヤ感で「飛ばす」ことを意識するといいと思います。それでも気になる・隠れない部分だけをコンシーラーで整えていく、という手順です。

大人の肌におすすめのトーンアップ下地

ミノン アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV 【医薬部外品】(30g 2860円)編集部調べ

IHADA「薬用フェイスプロテクトUV ミルク」(30mL 1980円)編集部調べ

今回はこちらの2種類の下地をピックアップしてみました。「ミノン アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV」は、2024年8月に出た商品なのですが美容成分が入っているので、日中ケアしながらメイクできてお気に入りです。

一見、クリームを出して見ると白く見えるかと思いますが、ぬり広げてみるとスッと肌になじんで、白く浮くこともなく自然にトーンアップします。美容クリーム・UVカット・化粧下地と1本で3役!

IHADAの「薬用フェイスプロテクトUV ミルク」も、自然にトーンアップして使いやすいです。IHADAは乾燥対策に特化しているブランドなので、これから乾燥が気になるシーズンにもいいですよね。

下地の比較
左:IHADA、 右:ミノン アミノモイスト

強いてこの2つを使い分けるとすれば

  • トーンアップを重視したい→ミノン「アミノモイスト エイジングケア デイクリームUV」
  • 肌の色を均一に整えたい→IHADA「薬用フェイスプロテクトUV ミルク」

というポイントで選ぶといいと思いますよ。どちらも肌の色を問わずに使えますし、他のメイクアイテムとあわせて使いやすいです。

コンシーラーはチップタイプでぬり広げやすいものを

ETVOS「ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー」

ETVOS「ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー」3850円(編集部調べ)

乾燥が特に気になる人におすすめしたいのはETVOSの「ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー」。さまざまなコスメで大賞をとる人気の商品です。

少しチップが太めなので、カバーしたい範囲にサッとのせやすく、なんといっても「美容液コンシーラー」と言われるほど高保湿できる商品なので、目元など小ジワが気になるな…というところにも使いやすいです。

このコンシーラーは現在5色展開ですが、ピンクベージュまたはライトベージュがおすすめ(写真はピンクベージュ)。

ヴィセ「エクストラ スキニー コンシーラー」

ヴィセ「エクストラ スキニー コンシーラー」1320円(編集部調べ)

ヴィセのコンシーラーはプチプラながらしっかり気になる部分をカバーしてくれるし、チップの先端が細いので、ニキビ跡など細かい気になるポイントにものせやすいです。

このコンシーラーも4色展開がありますが、ライトベージュかライトピンクベージュがおすすめ(写真はライトベージュ)。

コンシーラーの比較
左:ヴィセ、右:ETVOS

下地でしっかりトーンアップさせているので、コンシーラーはなりたい肌の色に合わせて選んでOK。

コンシーラーをぬるときのポイント

主にコンシーラーをのせるのは、目の周りのクマやシミ、目尻のシワ部分などかと思いますが、チップでのせたあとは、トントントンとやさしくたたくようにのせていくのをおすすめします。

引き伸ばすようにのせてしまうと、コンシーラーをぬった部分の厚みを均一にするのが難しくなるので、トントントンとやさしく広げてみてください(力が入らないように薬指でのせていくのがおすすめ)。

コンシーラーをぬり過ぎると小ジワが目立ってしまいます

薄く伸ばせていると、小ジワが目立たずツルッとした感じに整います

シワは表情とともに動くので、コンシーラーを均一にのせる、ということが大切です。厚くぬってしまった部分がシワの線の部分に残ったり溜まったりしてしまうので、それが老け見えの原因にも。しっかり肌にフィットさせながらカバーしてみてください。

取材/&あんふぁん編集部

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美容・健康

美容研究家・モデル 有村実樹

美的専属モデル・美容研究家。NHKカルチャーにて美容講座「幸せ美人になる方法」の講師も担当。Instagramでも美容法を積極的に発信。1児のママ

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