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親の予想の斜め上を行く2歳児の面白い言動3つ

最近、2歳の娘の言動に「え?今なんて言った?」と驚かされることが増えてきました。
言葉の発達とともに、想像もしなかった発想や理論を展開する2歳児。今日は「親の予想を超える面白い言動」をご紹介します。同じ経験をしているママパパに共感してもらえたら嬉しいです!
お風呂にいる「お兄ちゃん」
うちは一人っ子なのですが、年末あたりは娘がお風呂に入るたびに「お風呂にお兄ちゃんがいる」と言い出すようになりました。
「お兄ちゃんはどこにいるの?」と聞くと、天井の端を指差して「あそこ!」と自信満々です。
私には何も見えないのですが、娘の目にはハッキリと見えているようで…。想像上の友達というやつでしょうか?それとも…(考えたくないですが)幽霊?
これに拍車をかけて気になるのが、「いるときといないときがある」との申告です。そして年明け以降は「いなくなった」とのことで…これはますます幽霊説があるかもしれません。
なにはともあれ、ネガティブなことは話していなかったので、娘にとってはきっといいお兄ちゃんだったのだと思います。一人っ子なのにお兄ちゃんがいるという不思議な世界観、想像力豊かで面白いなと思いながら見守っています。
「本物の自分」理論
これは本当に驚きました。ある日突然「本物の娘ちゃんはもっと大きいの」と娘が言ったのです。
「え?どういうこと?」と聞くと、「本物のわたしはもっと背が高いの」と真剣な顔で教えてくれました。
まるでプラトンの「イデア論」のような哲学的な発言に、思わず夫と顔を見合わせてしまいました。2歳にして「本当の自分」と「今の自分」を区別する概念を持っていることに驚愕です。
ちなみに「本物の娘ちゃんはどこにいるの?」といった、更に状況を深掘りする質問には答えてくれませんでした。とにかく本物の自分は「もっと背が高い」らしいのです。
もしかしたら周囲のお兄さんお姉さんや大人たちを見て、背の高い自分の理想像を「本物の自分」として表現しているのかもしれません。大人でもなかなか思いつかない発想に、子どもの想像力の豊かさを感じます。
寝ると全て「昨日」になる時間理論
これが個人的に一番笑ってしまったエピソードです。2歳児にとって「今日」と「昨日」の概念はまだまだ曖昧なものです。でも、我が家の娘は独自の「時間理論」を確立していました。
例えば寝る前に「午前中に公園に遊びに言ったね」と話しかけると「昨日行ったんだよ」と首を振ります。
「えっ?今日の朝だよね?」と言うと「ううん、昨日」とキッパリ。
どうやら娘の中では「寝る」という行為を境に、それより前のことは全て「昨日」になるらしいのです。これは昼寝でも同様で、午前中に遊んだことも昼寝後には「昨日遊んだ」になります。ちなみに言動から推察するに、昼寝も含めて寝る後のことは「明日」になっている様子です。
寝る=一日の区切り、という彼女なりの時間の考え方。大人の「暦上の一日」とは違う、体感に基づいた時間感覚なんだなと感心しました。
子どもの率直な発想から、大人が忘れてしまった「時間の感じ方」を教えられた気がします。
2歳児の世界観が教えてくれること
このように、言葉を覚え始めた2歳児は、大人の想像を超える独自の世界観を持っています。「お兄ちゃん」の存在、「本物の自分」、独自の「時間理論」…どれも大人の常識では考えつかないものばかり。
最初は「何を言ってるんだろう?」と戸惑うこともありましたが、今は彼女の言葉に耳を傾け、その世界観を尊重するようにしています。固定概念にとらわれない子どもならではの発想は、私たち大人にとっても新鮮な視点を与えてくれます。
仕事で疲れて帰宅しても、娘の予想外の言動に思わず笑顔になる毎日。忙しいワーママ生活の中で、こんな小さな発見が日々の癒しになっています。
言葉の発達期である2〜3歳は特に面白い発言が多い時期。ぜひ書き留めておくと、将来子どもと一緒に笑い合える素敵な思い出になりますよ!
うちを上回る楽しい理論、募集中です