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普段料理しないパパが子どものためにメンチカツを作れるようになったワケ

わが家のパパは普段あまり料理をしませんでした。とくに子どもの食事となると、「何を作っていいのかわからない」と言っていました。
私も以前は「パパは仕事で忙しいし食事の準備はできないから、私が全部頑張らないと!」と意気込んでいましたが、育休が明けて復職してからは料理の負担が大きく感じられ「なんで私ばっかり!? 」と思うことも。
でも、思い切って任せてみるとパパの料理スキルもアップしていき、私自身の気持ちも軽くなりました。
初めは子どもの食事を誰にも任せたくないママでした
双子の離乳食が始まった当時、パパはすでに育休明けで復職していたので、自然と料理担当はママになりました。
2人分のアレルギー確認や食事形態を管理しないといけない状況だったので、私はかなり神経質になっていました。
「誰にも子どもの食事を任せたくない!」という気持ちから、当時はパパに料理を任せるという発想に至りませんでした。
ただ、パパも朝早くから夜遅くまで仕事なので、時間的な問題もあって子どもの食事を作るのは難しい状況でした。
パパに少しずつ子どもの食事を任せてみた
子どもが幼児食を自分で食べられるようになりアレルギーもなかったので、私の神経質な食事管理は少しずつ緩和されていきました。
そして、保育園に通い始めた頃から少しずつパパに子どもの食事を任せることになりました。
というのも、私が復職したことにより、月に数回ですがパパ1人で子どもを1日中見てもらう日があるからです。
初めは私が子どもの食事を用意して出勤していましたが、ある日時間がなくて用意できなかったときがありました。
子どもが食べやすい食材と調理法を説明し、少し不安はありつつもパパに任せて出勤しました。
仕事の合間に連絡してみると、ちゃんと昼食を作ってくれて子どももしっかり食べてくれたようでほっとしました。
それを機に、私が子どもの食事を用意せずとも冷蔵庫にあるもので簡単な子どもの食事(肉を炒める、卵焼き、温野菜など)を作ってくれるようになりました。
子どもの「おいしい!」がパパの原動力に
初めは決まったメニューばかりだったパパですが、次第に料理スキルがアップしていきました。
「今度これ作ってみようと思うんだよね」と子どもが好きそうなレシピを探して、自分で食材を買ってきています。
最近ではメンチカツや鶏つくねなどを多めに作って、大人分の食事まで用意してくれるようになりました。
子どもたちの「パパのごはんおいしい!」と喜ぶ姿が、パパのモチベーションにつながっているようです。
やってもらいたいことはすべてお任せしてみる
私は人に任せるのがあまり得意ではなく全部自分でやってしまいがちですが、わが家は共働きなので育児や家事に関しては1人で抱えるより夫婦で分担するほうが効率よく動けます。
とはいえ、初めはやり方が違うことが気になって私が口出ししたことで軽く喧嘩になってしまったりと上手くいかないこともありました。
なので何か頼んだり任せたときは、完璧を求めない・神経質にならない・すべてお任せすることを心がけています。
たとえば、パパに料理を任せたときは「野菜が少ないな」とか、「食器や調理器具をたくさん使ってるな」とかを思っても口に出さないように気を付けています。
自分のやり方と違うと気になることもありますが、子どもの健康を損なうことがなければOK(食事であればアレルギーや衛生面など)と思うようにしています。
やってもらったあとは、「ありがとう!」と感謝の言葉を忘れず言うようにしています。
おわりに
パパに子どもの食事を任せた結果、まさかメンチカツを作るようになるとは想像しませんでした。
「メンチカツめっちゃ食べたわ~」と嬉しそうに話したり、「今日のは全然食べなかったんだけど」と次のレシピを探して楽しそうにしているので、今後もどんなメニューが出てくるのか私も楽しみです。
パパがそうやって私が普段作らないメニューを作ってくれるので、子どもたちにとっても嬉しいことだと思います。
私の負担も軽くなりましたし、子どもの食事の話題を夫婦で共有できるようになったのでパパに任せてみて本当によかったです。
これからも夫婦で協力しながら子育てしていきたいと思いました。
パパ、いつもありがとう!