【PTA】小学校で役員を1年間やってみて思ったメリット

長男の小学校のPTA活動

私が最初にPTAの役員になったのは長男が小2の時、昨年度です。事前に希望調査票が全家庭に配布されるのですが、役員を【引き受ける】【誰もいなければ引き受ける】【引き受けない】の3つの項目の内、必ずどれか一つを選択しなければなりません。
小1の時は【誰もいなければ引き受ける】にしましたが選ばれなかったので、小2の時も同様に提出しましたが前回とは異なり引き受ける方が誰もいなかったようで、役員になってしまいました。
長男の学年は4クラス、児童数は120名程度の中から9名の役員を選出しなければなりません。またその9名とは別に本部の役員の方(高学年の子を持つ親)が必要で、なかなかPTAに力を入れている学校のように感じています。

ですが本部の方のモットーが『出来る時に、出来ることを』のようで、家庭や仕事を後回しにしてまでPTA活動をしなければならないといったことは一切なく、皆さん無理のない範囲で自分の出来ることをしている印象でした。
実際に私も3回小学校に出向き運営会議に出席するという係りを担いましたが、子どもの体調不良や仕事がある方は欠席する方もいましたし、早退、遅刻も認められており咎める声も一切ありませんでした。
朝、夕の旗振り当番や新学期の交通安全の係り、地域の見守りパトロール隊や資源回収の係りを児童一人につき一回は保護者が行わなければなりませんでしたが、それも事前の希望を取り希望が叶うように調整されていますし、万が一係りの日に休んでしまっても振替を行うことなく済みます。
そのくらい家庭の事情を汲み取ってもらえるのであまり気負うことなくPTA活動に参加することができ、心の余裕を持てたことがまずなにより良かったなと思いました。

子どもの本当の学校での姿が見れる

参観日で学校に出向くことはありますが、沢山の父兄が来る参観日とはまた違った【本来の】子どもの姿が見られるのが役員をやって一番良かったと思うことでした。
役員会は平日の日中にあるので、子ども達は授業中。会議の前と後に役員は校内を自由に見て回ることが出来たので、長男の教室によって授業の様子を見ることが出来たのは本当に良かったです。
参観日では恥ずかしがっていた子が積極的に挙手をしている姿や、子ども同士でコッソリ私語をして微笑んでいる姿、図工の時間では皆で絵をのびのびを描いている姿、我が子のみならずクラスメイトの子の本来の姿を知ることが出来たのも良かったし、参観日にあたらなかった教科を学んでいる姿を見ることも出来ました。
私が役員をやる一番のメリットだと感じているのがこれです。

まだ低学年だからか、長男もママが見に来てくれるのが嬉しい様子で私が教室のドアのところからこっそりのぞいていると「あれ、俺のママだよー！」とわざわざお友達に教えてくれています（笑）普段は塩対応をとってくることもありますが、まだまだかわいいなと思う瞬間です（笑）
放課後等デイサービスを利用中で発達に心配のある長男、だからこそ学校での本当の姿を見られるのは親として本当にありがたいと感じるし、学校の先生とのやりとりもある中で最近の様子を教えて頂いたりする機会も通常より多いと思います。　些細なことを知れるので、学校の先生やデイサービスの先生とも連携がとりやすくなり、2年生になってからは長男の生活が格段に落ち着きました。
長男に聞くと「いつママが来るかわからないから、普段から大人しくしてる」そうです（笑）会議で学校に出向く日は長男には秘密にしており、いつも抜き打ちで行くので、悪いことをしていた日は帰宅後に夫も交えてつばき家会議を開いています。常に緊張感を持ち生活しているようで、生活態度が本当に別人のように良くなりました。

そして今年度も・・・

長男が2年生の1年間、私が役員を引き受けて学校にちょくちょく出向いたことで、長男の生活態度が別人のように変わり(先生にも言われました・・・)、私も長男の学校での様子を見て知ることが出来、我が家にはメリットが多いと感じました。
そのため進級時のPTA活動希望調査票は迷いましたが【誰もいなければ引き受ける】にしたところ、今年度も役員になってしまいました・・・！
長男、今年度も「いつママが学校に来るかわからない」緊張感を持って生活することになりますね（笑）

学校によってはPTA活動が盛んで大変なところもあると聞きます。良し悪しもあるものだとは思いますが、決して悪い面だけではないものだと知ってもらえたら嬉しいです。