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新体操を3年間習って感じたメリット・デメリット【年少〜年長/習い事体験談】

習い事、悩みますよね。この春1年生になった娘は3月までの3年間、新体操教室へ通っていました。今は辞めてチアリーディングをやっています。辞めた理由と感じたメリットデメリットについて書いていきたいと思います。
はじめての習い事
娘より10歳年上のお兄ちゃんはひとりっ子が長かったこともあり、いろいろな習い事を経験してきました。娘の習い事を考えたとき、お兄ちゃんがやっていないことをやらせてみたいなと思いました。私も新しい景色を見たかったからです。年少さんになるときに習い事を考え、何か娘が気に入ることはないかなぁとアンテナを張る日々…。たまたま通りかかった新体操教室をのぞき、親子で「これだ!」となりました。
新体操とは
新体操をよく知らなかった私。イメージは、リボンを持ち、優雅に舞う姿でした。
教室でもバレエのクラスと両立している子がいるように、バレエに近いものがあります。プラス、体操の要素。柔軟を生かしたブリッジや逆立ちを基本とした動きもあります。
ただ、幼児はまず曲に合わせて手具を使って踊ることが基本。手具は、リボン・ボール・フープ・ロープ・クラブ。いろいろな手具を使うので、子どもはとっても楽しそうでした。また、娘はアクロバットが好きだったので、側転やブリッジをアレンジした回転なども積極的にやっていました。幼児クラスでもアクロバットの基本はやるかと思います。

続けた結果
娘が通っていた教室は一年に一度、3月に発表会がありました。大きなホールでやる発表会は子どもながらにとてもやりがいがあるようで、そのためにとてもがんばっていました。新体操の基本の動きを身につけ、手具を一通り使えるようになりました。もちろん幼児のレベルで、です。
3年間でそれなりになったことの要因として、大きかったことがあります。それは、途中でクラス変更をし、先生を変えたこと。どんな習い事でも同じだと思いますが、やはり先生との相性が一番大きいと感じました。娘は元気な先生におしりを叩かれて(実際には叩きませんが笑)、難しいことに挑戦する方が向いていると分かりました。あの先生に出会えていなかったら、もっと早くに伸び悩んでいたかもしれません。

辞めた理由
相性のいい先生に出会え伸びる子もいれば、新体操が好きでどんな先生に教わっても吸収する子、上手じゃなくても楽しんでいる子、それぞれです。娘が入学するタイミングで辞めることにした理由は2つあります。ひとつは、娘自身が「踊ることが好きじゃない」と確信したから。手具を使ったりアクロバットをすることは好きなようですが、踊るより違うことがしたい!という強い意志がありました。ふたつめは、親から見ても娘は、バレエのように「おしとやかに、なめらかに踊る」ということに向いていないと感じたからです。元気で活発な娘には、新体操よりももっと向いているものがあるはず と思いました。
新体操を習うメリットとデメリット
3年間で感じたメリットとデメリットはこんな感じです。
【メリット】
・はじめての習い事としてはとてもいい。かわいいレオタードを着て、いろいろな手具を使うことはとても楽しい。
・ダンスの取っ掛かりになる。今の時代、ダンスはついて回るものなので。
・柔軟がとても大切な競技なので、柔らかくても硬くても柔軟をするきっかけになる。
・発表会はみんなで出るが、基本的には個人競技なので、自分の努力が結ばれる可能性がある。上手ければセンターになれるという世界。
【デメリット】
・レオタードや手具を入会時に購入しなければならない教室もある。
・発表会の参加費用はそこそこ高い。
・将来的には柔軟性や体型に左右される。
習い事は宝になる
今はチアリーディング教室に通っています。チアダンスとは違う、「踊らないチア」です。チアリーディングを選んだ理由は3つ。
・踊らない
・アクロバットをふんだんに使う
・団体競技
チームの団結力が大切なチアリーディングは、友だちや年上のお姉さんたちといることが大好きな娘に合っているようで、楽しそうに通っています。
習い事は大人になってもずっと”経験談”として話せるネタであり、いい思い出もつらかったことも大切な経験の一つとして刻まれものだと思っています。自分自身やお兄ちゃんを通してもそう感じます。1週間に1日や2日行ける、園や学校・家以外の居場所があるって大きい!
少しでも今後の人生の糧になればいいな