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【治療体験談】水いぼ150個超え!3月に感染→6月プール開きに間に合う…!?

【治療体験談】水いぼ150個超え!3月に感染→6月プール開きに間に合う…!?

4歳の長女が、なんと3月に「水いぼ」に感染してしまいました…!幼稚園なのか、習っているスイミング教室なのか…感染経路はまったく不明です。初めてのことで気づくのが遅れてしまい、結果として計150個以上の水いぼを治療することに…(泣)。

通園している幼稚園では6月中旬からプールが始まるのですが、水いぼに感染していると参加できず見学しなければなりません。果たして治療は間に合ったのか…!? 今回はその経緯と治療内容を時系列でご紹介します。

※あくまで一個人の体験談であり、「こう治すべき」「こう予防すべき」という内容ではありません。水いぼに感染した際の参考としてご覧いただけると幸いです

水いぼってどんな病気?プールで感染するって本当?

水いぼは、1~6歳の子どもがかかりやすい皮膚の感染症です。皮膚に小さな丸いイボができ、基本的には自然治癒することも多いのですが、イボが潰れた際に中のウイルスが周囲に付着し、さらに増えて広がってしまうことがあります。

なお、プールやお風呂の水を介して感染することはなく、直接素肌が触れ合ったり、タオル・ビート板・おもちゃなどの共有によって感染する可能性があるそうです。

【3月末】最初は蕁麻疹?気づいたときには50個以上…!

長女はもともと肌が弱く、ハウスダストアレルギーもあるため、肘や膝の内側に赤みや蕁麻疹が出るのが日常茶飯事でした。

そんなある日、そうした赤みのある部分にプツプツと小さな膨らみが…。
「またいつもの蕁麻疹かな?」と思い、皮膚科でもらっていた肌荒れ用のクリームを塗って数日様子を見ていたのですが、赤みは引いてもプツプツはまったく消えず。

よく見ると中に白いものがあり、ニキビのような見た目だったため、「これはいつもの蕁麻疹と違う」と気づき、皮膚科を受診。そこで「水いぼ」と診断されました。この時点で、肘・膝の内側・お腹を中心に約50個ほどできていました。

ちなみに、長女のようにアレルギーやアトピーなどで肌が弱い子どもは、ウイルスや細菌から皮膚を守る「バリア機能」が低下しており、感染リスクが高くなるそうです。

【4月初旬】まずは痛くない方法で!薬用クリーム治療開始

皮膚科では、水いぼの治療方法として以下の3つの選択肢があると説明を受けました。
1.自然治癒を待つ(半年~数年かかることも)
2.病院で潰して治療する(増えるたびに潰し、すべてなくなったら終了)
3.専用の薬用クリームで治療する(数か月~半年ほどかかる可能性あり)

「潰す治療」は、麻酔テープを貼った上でもかなり痛いそうで、病院嫌いになる子も多いとのこと。長女はなぜか「注射が好き!」と言うほど病院を怖がらないタイプだったので、できればこのまま病院嫌いにならないルートを選びたい…!

そんな思いから、「薬用クリームでの治療」を選択しました。ギリギリ6月のプール開きに間に合うかも…という淡い期待もありました。

【4月中旬】効果は感じたけど…増殖スピードが上回る!

処方された薬用クリームは銀イオン配合で、塗ることでウイルスの増殖も抑えられるとのこと。使用すると数日で肌が赤くなり、赤みが引くころにはイボも消えていくというものでした。

ただし、このクリームは保険適用外で、1本あたり約2000円(実費)が必要でした。また、併用で処方された漢方薬「ヨクイニン」(こちらは保険適用内)も服用しました。

数日後には塗った部分が赤くなり、イボも少しずつ小さくなってきたのですが、それを上回るスピードでイボが新たに出現!ふくらはぎや太もも、脇にもどんどん広がっていき、この頃には100個以上に…。

「もっと早く受診していれば…!」と本当に悔やまれました。

痛いけどやるしかない!「潰す治療」へ

どうしても6月のプールに間に合わせてあげたい!長女に説明すると、「がんばる!」と前向きな返事をくれたので、親子で覚悟を決めて恐怖の「潰す治療」を選択することにしました。

患部には、痛みを和らげるための麻酔用テープを貼ることができます。
しかし以下の制約がありました。
・1回の治療で麻酔テープを貼れるのは20個まで
・テープ貼り付け後、麻酔が効いてくるまで30分~1時間ほど院内で待機
・テープ使用後、次の治療まで1週間空ける必要あり

つまり、今後の治療は「週1回通院して1~2時間ほどかけて毎回20個を潰す」スタイルに。これが本当に大変でした…!

【5月】週1回20個!涙と根性の通院ラッシュ

初めての治療では、長女が泣いてしまうかも…とドキドキしていました。
麻酔テープを貼り数十分後、まず1個目のイボを潰してもらいました。すると、「痛くない」とニコニコ笑いながら答える長女。お医者さんたちも「すごいね~偉いね~!皆泣いちゃうんだよ~!」と、長女をたくさん褒めてくださりやる気をアップさせてくれました。

しかし、回数を重ねるにつれ、長女の眉間にしわが…。ぎゅっと強く目をつぶる場面も…。
実は、長女はずっと痛みを我慢していました。その姿は親としても本当に可哀想で、ひたすら「頑張れ…!」と背中をさすることしか出来ませんでした。

無事、1回目の治療は終わりましたが、潰した個所からは血が出ており、足にはたくさんの絆創膏が付いていました。これをあと何回繰り返せばいいんだろう…と、気が遠くなる思いでした。

1日ズレるだけで翌週も1日ズレてしまい、ズレた分どんどん治療が遅れてしまうので、習い事のように曜日を決め、通院しました。

【6月初旬】ついに完了!プール解禁に間に合った!!

お医者さんから「ここまで無くなれば、プールに入っても大丈夫ですよ」と言ってもらえました…!
長女の幼稚園では、お医者さんからのOKがあればプールに入ることが出来ます。
※幼稚園・保育園・小学校によって基準が異なりますので、自己判断せず必ずご確認ください!

幼稚園のプールに入れる事を知った長女は大喜び!
そして念のため、今年のプールはラッシュガードと水着用のレギンスを購入しました。

4月中旬から今まで、計8回以上通院して毎回20個のイボを潰しました。単純計算で150個以上のイボを治療した事になります。長女は通院中一度も行きたくないとも言わず泣かずに頑張ってくれました。長女が一番頑張りましたが、同行した親も本当に大変だったので、治療が完了した時はかなり安堵しました…!

我が家にはイヤイヤ期なりたての1歳半の次女がいる為、毎回麻酔テープの待機時間に次女を一緒に連れて行くのも本当に大変で、パパやおばあちゃんに次女を自宅で見てもらうなどしてフォローしてもらいました。
ちなみに次女も計5個ほど水いぼが出来、1度治療してもらいましたが、病院内に響き渡るほど大泣きでした。(普通はそうだよね、と改めて長女の頑張りが分かりました…)

※ラッシュガードとレギンスはネットで購入しました

まとめ:早期発見がカギ!治療して気づいたこと

治療最終日に、「ここまでたくさん水いぼができちゃう子っているんですか…?」とお医者さんに聞いてみました。すると…「あ、たまにいますよ! もっと密集してできて、塊みたいになっちゃう子もいます!」と驚きの返答が…!

ちなみに、水いぼが発覚してからは、通園時も常にスパッツや絆創膏で患部をカバーし、二次感染を防ぐよう細心の注意を払っていました。これも地味に大変でした…。

水いぼは自然に治ることもあるとはいえ、二次感染や重症化を防ぐためにも早期治療がとにかく大切です。もしお子さんの体にニキビのようなプツプツを見つけたら放置せず、ぜひ念のため早めに受診してみてください!

同じように水いぼに感染してしまった際に、悩んでいるパパママの参考になればうれしいです。

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4歳1歳の姉妹ママ。デザイン、動画制作、イラストをメインにゆるく在宅勤務。音楽 ゲーム 工作 かわいいもの…大好き!今日も楽しかったねと言える毎日を目指してます

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