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40歳、自己負担なしの乳がん検診に行ってきました!流れと感想

日本での死因の第1位はがんです。特に日本人女性がかかりやすいがん第1位は「乳がん」、9人に1人がかかると言われています。しかし、近年の医学の進歩により、がんは早期に発見すれば治療できる可能性が高くなっています。今回は、練馬区の今年度40歳になる方限定で受けられる自己負担金無料の乳がん検診を受けてきました!
5月で40歳になった私が無料で乳がん検診を受けてきました。
5月で40歳になった私が無料で乳がん検診を受けてきました。日本での死因の第1位はがんです。特に、日本人女性がかかりやすいがん第1位は「乳がん」で、9人に1人がかかると言われ、30~40代にかけて増え始め、40~60代にかけてピークを迎えるそうです。がん検診の目的は、がんを早期に発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減少させること。大切な家族や自分を守るためには、自覚症状がないうちにがん検診を受診することが大切です。
私は臨床検査技師をしています。仕事柄、大きな病気やがんに触れることは少なくありません。今回は、5月でちょうど40歳を迎えた私が、練馬区より配布されている「がん検診等受診券(チケット)」を使って、今年度40歳になる方限定で受けられる乳がん検診を自己負担金無料で受けてきたので、リポートしたいと思います。(今回は練馬区での検診です。皆様もお近くの自治体で実施されていると思いますので、よろしければ問い合わせてみてくださいね。)
乳がん検診の会場選びとタイミングは?
自宅に練馬区から「がん検診等受診券(チケット)」が届きました。
まずは検診の申し込みから。協力医療機関の一覧が同封されているので、会場を選びます。今後の通院など、万が一を考えて会場選びをすることもポイントの一つです。
ホームページがある病院や医療機関も多いので、検索して雰囲気を見てみるのもいいですよ。
乳がん検診を受けるタイミングは生理後がおすすめです。
生理前は乳房が張りやすいため、痛みを感じやすかったり、画像の判断が難しい場合があります。
又、授乳中の方も乳がん検診は控えた方が良さそうです。
乳腺が発達した状態になっていて、マンモグラフィ検査では正確な診断が困難になります。断乳後6ヵ月を目安に受けることをおすすめします。
ただし!しこり等の自覚症状がある場合は、授乳中であっても乳腺専門外来の受診をしてくださいね。
初めての乳がん検診「マンモグラフィ検査」に行く!
いよいよ乳がん検診日、持ち物はこの2つです。
・マイナンバーカードや運転免許証等(住所と生年月日が確認できるもの。)
・がん検診等受診券(チケット)
今回受けるのは、「マンモグラフィ検査」です。
「マンモグラフィ検査」とは、乳房専用のX線撮影のこと。乳房は柔らかい組織でできているため、乳房を圧迫・固定して撮影を行います。
Breast Awarenessという言葉を知っていますか?
「自身の乳房への意識を持ちましょう」という意味です。
自分自身の乳房の形や感触を知ることで、異常に気づくこともあります。日常的に自分で乳房を観察したり、触ったりすることが乳がんの早期発見に大切だと言われています。今回私は、視触診も実施している医療機関を選びました。
「マンモグラフィ検査」って痛いんじゃないの?
10時に「乳がん検診」の予約を入れ、受付・問診・検査を受け、終わったのは10時半前。あっという間でした。
検査後、約4週間後に結果説明を受診した医療機関で受けました。
この際、要精密検査となった場合は、追加でのマンモグラフィ検査や超音波検査、細胞診などが行われます。こちらは保険診療になります。必ず受診してくださいね。
さて、「マンモグラフィ検査」って痛いって噂・・・聞いたことある方多いと思います。
私の感想としては、
「「ぜーんぜん痛くない!」」
確かに、乳房をはさんで平たくされるので、もちろん痛みは生じます。
ただ全然我慢できるレベルですのでご安心を。(よっぽど子供のトミカやレゴを踏んだ時の方が痛い!と皆様にはお伝えしましょう。笑)
2年に1回!
大切な家族、自分自身のためにも乳がん検診を受けましょう。