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6年間で初めての「学校行きたくない」の理由は?

小学6年生の娘、小学2年生と5年生の前半、クラスにお友達がいませんでした。昼休みは1人で過ごし、寂しい時間を過ごしていましたが、「学校に行きたくない」とは言わず、毎日元気に通ってくれました。
そんな娘ですが、先日初めて「学校に行きたくない」と言いました。理由を聞くと泣きながら話してくれました。
学校に行きたくない理由
最初は泣かずに淡々と話してくれました。
「運動会の練習、今日は3時間あったんだよ。しかも延長されて、暑いし、先生が厳しいから、きついんだよね。足も痛くなってもう走れない。明日雨降って欲しい、、、」と。
数日前の予報では雨だったんですが、確認すると曇りに変わっていて、「練習はありそうよ。嫌なことから逃げてばかりだと社会人になってからが大変よ!運動会前の最後の練習やし、がんばってみて!」と声かけしましたが、それでも娘は「嫌だ、練習行きたくない」と引き下がりません。
「運動会本番に出たくないなら、明日の学校休んでもいいよ。」と言うと、運動会には出たいそう。話してるうちに、とあることに気づきました。
本当の理由
本当の理由に気づいた私。娘に伝えました。
「もしかして、足が遅いの気にしてる?」頷く娘。その後、泣きながら話してくれました。
運動会前の短距離走の記録会で、1番足が遅かったそうなんです。運動会では2種目ともグループ対抗のリレー形式なので、他の人に迷惑かけるのが嫌だったみたいなんです。
その後、頭フル回転で色々考えていたんですが、娘の足が遅い理由に気づきました。それはスニーカー!!ここ最近、娘のスニーカーはデザイン重視で厚底だったり、色柄で選んだスニーカーばかりでした。海外サイトでの購入なので、サイズ感もピッタリとは言えませんでした。そこでひらめきました!

解決策
翌日、学校を遅刻していくことを提案しました。足の痛みがあったので、念のために整形外科へ行くことともう一つ、【瞬足】のスニーカーを買いに行くことにしたんです。
すると、泣いていた娘が、「瞬足買って運動会の練習に行く!」と前向きな気持ちに変わりました。
運動には向いていないスニーカーを長いこと履かせてしまっていた事に気づかなかった私。大反省です。
予定通り、新しいスニーカーで、運動会前最後の練習に参加した娘。満足げに帰宅しました!足の速さは劇的に変わらずとも、走りやすかったそうです。そして、運動会本番、足が遅いようには見えない走りっぷりでイキイキしていました!
小学6年生になっても、なかなか本心まではうまく話せないものですね。こちらが繊細に紐解いていかないといけないなと、今回勉強になりました。


小学校最後の運動会、全力で駆け抜けられたようです!