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運動会で2年連続選手宣誓代表に選ばれた理由が意外過ぎた&早期療育の成果を感じた話

運動会といえば我が子の頑張る様子が見られる絶好のチャンス。徒競走の他に組体操や玉入れ、綱引き、ダンスの種目がある学校もあるようですが、どの学校にも【選手宣誓】として代表児童が全児童、保護者の前で宣誓する場面があると思います。現在小学3年生の長男は昨年、クラス代表に選ばれて宣誓する大役を担いました。6年間の小学校生活でこんな大役が担えると思っていなかったのでビックリしましたが、まさかの!今年も宣誓の大役を担うこととなりました!
なぜ昨年に引き続き今年も選手宣誓を担うことになったのか。その理由が意外過ぎたので記事にしてみました。
※この記事を読まれた方の中には、他にも宣誓をやりたいと希望している子もいるのに、一度も出来ていない子を優先するべきでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、学校側が学年ごとに違った選考基準を設けているようなので、【こんな学校や決め方もあるんだな】というお気持ちで読んで頂けると幸いです
長男の小学校の運動会
地域にもよると思いますが、私が在住している地域では市内の小学校は今月中に運動会が行われるところがほとんどです。コロナの感染流行により開催方法は学校により異なりますが、長男の通っている小学校はブロック開催といって、同一日にまずは小学1・2年生が合同で行い、その後に3・4年生の運動会、最後に5・6年生の運動会が行われます。
一学年に約100~120名前後の児童がおり、普通級3~4クラスの他に支援級もあるため、ブロック開催でもかなりの人数が参加することになり、毎年運動会はとっても賑わいます。
昨年、長男が選手宣誓に選ばれた理由は?
昨年長男(当時は小2)が選手宣誓をすると知ったのは、まさかの運動会前日!お風呂に入る前に「あ、ママ~、そういえば明日、皆の代表で挨拶やるから~言うの忘れてた~」と言ったことで初めて知りました!選手宣誓の代表に選ばれたのは運動会開催の2週間ほど前だったようなのですが、長男、本当に言うのを忘れていたようで(おいっ)私も夫もビックリ仰天。
そもそも我が家の長男、言葉が出るのが遅くて年少の秋頃から就学前まで言語聴覚士の先生がいるデイサービスを利用して言語訓練を受けていたので、大勢の前でちゃんと喋ることができるのか?急に翌日の運動会がメチャクチャ不安になりました(笑)。
一番最初に思ったのが「何故大勢の児童の中から長男が代表になったのか」を聞いてみると、その答えがまさかの「ジャンケンに勝ったから!」。どうやら選手宣誓をしたいと希望した子全員でジャンケンをし、最後まで勝ち残ったのが長男だったそう。
ちなみに1年生の時も代表になりたかったのだけれど最後のジャンケンで負けてしまったそうで、今回はそのリベンジも兼ねて相当気合の入ったジャンケンをしてきたようです(笑)。練習は手を抜くのに、本番に強いところが長男らしいなと、よくわからない感心をしてしまいました。
今年、長男が選手宣誓に選ばれた理由は?
そんな去年の出来事があったので、さすがに2年連続で選手宣誓の大役を担うことはないだろうなと思いつつ、念のため長男に確認したところ、まさかの!今年も代表に選ばれていたようで、今年も夫と共にビックリ仰天!!
そういう大事なことは帰宅してからまず第一に言ってほしいのに、こちらから聞き出さないと言わないので本当に手が焼けます…。
今年もジャンケンで勝って代表になったのかと思い聞いてみると、「ジャンケンしてないよー」とのこと。それなら尚更何故長男が代表になったのか、不思議でたまらなかったのですが理由を聞いてみると、
「あーーーーーー!!!(急に叫ぶの止めて欲しい…)」
「ふぅ、これでだよ」とのこと。(笑)
説明(?)が全くわからなかったのでよくよく聞いてみると、どうやら今年は代表をしたいと希望した子全員で発声をし、一番声の大きかった長男が選ばれたそうです。
確かに長男、説明や音読は大の苦手ですが、体が大きいのもあってか声は大きいし元気はメチャクチャあります!その元気の良さと声が一番大きかったことから今年も代表に選ばれ、選手宣誓の大役を2年連続担うこととなりました。
ちなみによくよく話を聞くと、運動会当日の選手宣誓はマイクで行うようなので、声の大きさ関係ないじゃん!と心の中で突っ込んでしまいました(笑)。
昨年の選手宣誓で感じた後悔と早期療育の成果
選手宣誓を行うお子さんをお持ちの方は少ないと思いますが、昨年長男が宣誓した時に私が一番後悔したことが、【どこを向いて話すのか】を確認していなかったこと。てっきり父兄の方を向いて話すのだと思っていましたが、話す直前にくるりと振り返って児童の方を向いて話し始めたため、私のスマホでは長男の後ろ姿しか撮ることが出来ず、後日ママ友から正面を向いて宣誓している長男の画像や動画を送って頂き本当にありがたかったです。もし代表に選ばれたお子さんの保護者の方がいましたら、是非お子さんがどこを向いて話すのか、前もって確認しておくことを全力でオススメします。
そしてこれまたビックリしたのですが、長男は運動会の最後に感想を述べる役割だったのですが、事前にセリフは決まっていませんでした。当日実際に思ったことや感じたことを言うから、練習もなし!「前もって考えておけば?」と話しましたが(と言っても運動会前日の夜でしたが)、長男はハッキリ拒否。徒競走や種目に出て、本番で自分が感じたことを言うから大丈夫とのことでした。
親としてはとにかく不安で、大勢の前で上手く話すことが出来るのか、マイクの前で固まったらどうしよう、聞き取れる言葉で話せるのだろうか等々、運動会中は生きた心地がしないほどでしたが、本番では聞き取りやすい声でしっかりと話すことが出来、長男の成長に良い意味で裏切られました。
幼稚園の時から一緒のママ友にも「発音がしっかりできていたし、上手に話せていたね!」と言って頂けて、幼少期から続けていた言語訓練の積み重ねが実を結んでおり、とても嬉しく思いました。
今、長男は運動面を重視したデイサービスを利用中です。長男が就学前まで利用していたデイサービスには現在年少の長女が利用しており、長男の言語訓練に関わってくださった先生と長男のことが話題に上がることもたまにあるのですが、運動会での宣誓が出来た話をすると、先生もとても喜んでくださいました。
親として思うこと
昨年が上手に宣誓出来たからといって今年も上手に出来るかと言われると、正直怪しいと思うしすでに今から心配はあります。が、長男が「やりたい!」と希望してせっかく掴んだチャンス、全力で応援したいと思います!失敗してもそこから学ぶこともあると思うし、度胸は人一倍ある子なので、全力で見守ろうと思います。
昨年は全身黄色で運動会に挑みました!