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「ママを助けて!」ワンオペ育児に限界だった私が子どもに初めてSOSを出した日の出来事

ワンオペだからって全部自分がやらなきゃいけないと思い込んでいませんか?
私は普段は夫と協力しながら、家事・育児・それぞれの仕事をしています。しかし、夫が繁忙期明けに体調不良になり、約1週間動けなくなったことがありました。ちょうど私の仕事の忙しい時期と重なり、ワンオペ状態も継続して、もう限界かも…と泣きそうに。「全部自分でやらなきゃ」と追い詰めていたんだと思います。
思い切って子どもに「助けてほしい」と伝えてみた
保育園から帰宅途中。私は思い切って子どもたちに伝えました。
「ママはパパがお仕事忙しいときから今までずっと、おうちのこともお仕事もたくさんやって、大変なの。本当はあなたたちともっと遊びたいのに、できなくて悲しいの。だから、ちょっとだけ助けてほしい」
2歳の息子には難しすぎたようで伝わりませんでしたが、3歳の娘にはちゃんと言葉が届いたようでした。
大人が思うよりずっと子どもは「わかっている」
保育園の帰り道は、あれしたい、これはイヤとわがままを爆発させるのが日常。
ですが、その日は娘が率先して「ほら、おうちに帰るよ!」と息子の手を引き、家に帰るとお風呂や身支度を自分で済ませてくれました。普段の様子との違いに、驚きました。
背負い込んでいたのは、私自身だった
私は夫に頼れない時は「子どもはまだ小さいから私が全部やるしかない」と思い込んでいたんです。SOSに応えてくれた娘の姿に、私は子どもたちは日々成長して、できることが増えていると気づかされたのです。
ママだって、人間。全部をやろうとすれば、どこかで疲れてしまう。息切れしてしまう。だからこそ、しんどいときは言葉にして、頼ってもいいんだと思います。家族なんだから。
もちろん、小さな子どもにすべてを求めるわけじゃありません。でも、子どもたち自身も、少しずつ家族の一員として育っていると実感した出来事でした。
助けを求めることは、弱さではなく、家族で一緒に生きていくための大切な力なんだと、私は思います!