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初めての家庭菜園はきっと豊かな食育に!3500円かけて家族の挑戦がスタートします

スーパーに行ったら、ミニトマトが258円、ピーマンが128円、なすが158円、合計で544円でした。買おうと思えば、すぐ手に入る野菜たち。でも今年は、3500円かけて家族で家庭菜園を始めました。
きっかけは野菜の高騰…そして、幼いころの記憶
キャベツが500円、ブロッコリーが300円…なんて日が続いて、買い物中にそっと棚に戻すことがまだ記憶に新しい出来事です。それと同時に、私の原風景がふっと蘇ったんです。祖父母が農家で、小さな頃は庭で採れたきゅうりをかじったり、サツマイモを掘ったり、餅をついた思い出。食べ物は育つものとして関わっていたあの感覚を、子どもたちにも体験してほしいと思いました。
はじめての家庭菜園は3500円から
挑戦したのは、ミニトマト・なす・パプリカの3種類。ホームセンターで一式そろえたら、プランター、土、肥料、苗、支柱…で3500円もかかりました!正直、スーパーで買うよりずっと高いです。でもこれは、経験代だと思っています。
子どもたちと育てる野菜は、すでに宝物。ジョウロで水をあげながら「おおきくなあれ〜!」と声をかけてくれる姿に、思わずこちらの頬もゆるみます。毎朝、起きたらベランダをのぞいて、「お花さいたかな?」と確認。これだけでも、家庭菜園を始めてよかったと思えます。

効率じゃない、体験が心に残る
3500円で、500円の野菜を育てる。効率で言えば、明らかに割に合わないです。でも非効率の中に、子どもたちと過ごすかけがえのない時間が詰まっていると私は思っています。
自分で水をあげて、育てて、収穫して、食べる。その体験こそが、子どもたちにとっての最高の食育になるはずです。うまく育たないこともあるかもしれない。でも経験が、ちゃんと心と体に刻まれていく。そんな家庭菜園の季節、今年のわが家のベランダはにぎやかになりそうです。

よかったら一緒にベランダで家庭菜園始めてみませんか?