【埼玉県】ふらっと立ち寄った公園が最高だった「市民の森・見沼グリーンセンター」

りすがいる公園！

公園の案内板をみてまず驚いたのが「さいたま市りすの家」というりすの飼育舎があったことでした。動物好きの私はわくわくが抑えきれません。芝生広場にテントを立ててのんびり過ごしているご家族の横を足早に、りすの家へ向かいます。

大きなケージ内に草木が植えられており、りすが自由に暮らしているなかに人間がお邪魔するという施設。最初にスタッフさんの説明をしっかり聴いて、りす脱走防止の二重扉を突破しました。中に入っていくと歩道が整備されていて、「リス飛び出し注意」「ふまないで」の看板が見えてきました。まさかそんなことあるわけないよな...と思いながら餌台でごはんを食べてるりすを見ながら歩いていると、当然のようにちょろちょろっとりすが横切ってくるのです。人懐っこいというわけではありませんが、ほとんど人間を警戒していません。こちらも踏まないよう緊張感を持って、遠くからズームで写真を撮るようにしていました。

ちょっとしたハプニングからほっこり幸せ体験まで

少し離れた木の上にいたりすが木から降りてくる途中だったので、しゃがんで撮影の体勢をととのえたところ...なんと！しゃがんでいる私のお尻の下をりすが通過していくというハプニングもありました。

りすたちのケージから出てくると、入り口の建物内にりすに関する展示がありました。なかでもりすの体重を体感できる手づくりの人形の可愛さったら...そして想像よりもずっと軽かったです。昔飼っていたハムスターよりも軽いと感じました。

建物の外には、りすの家ニュースやどんぐりポストもあって、ますます親近感がわきました。集めたどんぐりをこちらのポストに入れるために、秋にまた来なくては！

見ず知らずの家族と大盛り上がり！

りすの家をあとにし、ぶらぶら歩いていると脇に見えてきたのは「健康歩道」。なんぞや？と思って注意書きを見てみると、どうやら足つぼを刺激してくれる小道で、裸足か靴下のまま歩くらしい...。

わが家で1番好奇心旺盛なパパが先陣をきって裸足で歩いていました。最初のうちは笑いがでるほどくらいだったのに、だんだん顔が歪んできて、しまいには「うぉー...」と言いながらその場にうずくまろうとしていましたが、それはそれでまた足裏に自分の全体重がかかって辛そうでした。

「痛すぎて脂汗がでてきた」と言っていたので、なにもそこまでじゃないでしょうと思いながら私も挑戦してみると...たしかに最初は程よい感じでいいのですが、石の形状が変わるゾーンが出てきて、そこであまりの痛みに笑いがこみあげてきました。「ぎゃー、い、いたいーー」と言いながら進んでゆき、最後のほうの小さめの石が敷き詰められたゾーンで一旦動けなくなってしまいました。最後の力と気合を振り絞り、なんとかゴール！本当に変な汗がじんわりでていました。

一方、5歳の息子は石のでこぼこをものともせず歩いていました。ただ裸足で歩く感覚が気持ちよかったようで何往復もしていました。家族でしばらく騒いでいると、通りがかりの家族も気になったのか健康歩道を歩いていました。「痛いですよね！靴下を脱ぐとダイレクトにきますよ」「やっぱり子どもは体重が軽いから、すいすい歩けますよね」などと言い合いながら盛り上がりました。

足裏が刺激され、痛すぎて大笑いしたこともあり、全身の血流がよくなったように感じました。そして帰りの車で爆睡してしまったのは夫に申し訳ないと思っています。でもかなり癒された1日となりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

【市民の森・見沼グリーンセンター】
◇所在地
〒331-0803埼玉県さいたま市北区見沼2-94　　
◇開門時間
『市民の森』4月から9月 8:30～18:00／10月から3月 8:30～17:00　
『りすの家』10:00～16:00
◇休園日
『市民の森』年末年始（12月29日から1月3日まで）　
『りすの家』月曜日（ただし、月曜日が休日にあたる時はその翌日）、年末年始（12月29日から1月3日まで）　　
◇入園料
無料
◇アクセス
・JR宇都宮線　土呂駅下車　徒歩約10分
・東武アーバンパークライン　大宮公園駅及び大和田駅下車　徒歩約20分
◇駐車場
無料（約300台）