梅雨の室内遊びに！ 2歳・4歳と楽しむビーズアクセサリー知育

ビーズアクセサリー作りって？

カラフルなビーズを紐に通して、ブレスレットやキーホルダーなどを作るシンプルな手作業。
見た目の楽しさにくわえ、集中力や指先の力、色や形の認識など、さまざまな力を自然に育てることができます。

ビーズ遊びで育つ5つの力

1．手先の器用さ（微細運動能力）
2歳：大きめビーズを使って「通す・抜く」動きを楽しみます
4歳：小さめビーズでブレスレットや模様づくりにも挑戦

2．集中力と忍耐力
指先に集中することで、遊びながら「じっくり取り組む力」が身につきます。完成までやりきった達成感も。

3．色や形の認識力
2歳：カラービーズを見ながら「赤！青！」と色の名前を学習
4歳：「赤→青→赤」と順番に並べる遊びでパターン理解も

4．創造力・自己表現
「これ、ママの！」「ばあばにあげる！」と、贈る相手を考える中で自己表現力も育ちます。

5．自信と自己肯定感
「自分でできた！」「見て見て！」の声が増える、楽しい達成体験。

ビーズアクセサリーの作り方

材料
・テグス（100均で購入）
・ビーズ（100均で購入）
・ハサミ
・セロハンテープ
・接着剤

あると便利なもの
・小皿やトレー（ビーズを入れておくと作業しやすくなります）

手順
1．テグスをカットする
ビーズを通す予定の長さよりも少し長め（腕輪なら約10〜15cmほど余裕を持たせて）にテグスを切ります。

2．片側を固定する
ビーズが抜け落ちないように、片方の端をセロハンテープなどでテーブルに貼って固定します。

3．ビーズを通す
好きな順番でビーズをテグスに通していきます。

4．テグスを結ぶ
ビーズをすべて通したら、テグスの両端をしっかりと二重に結びます。

5．仕上げ処理
結び終わったら、余分なテグスをカットし、結び目に少量の接着剤をつけてしっかり固定します。

6．完成
接着剤が乾いたら、ビーズアクセサリーの完成です。

※小さなお子さんがビーズ遊びをする時は、大人が見守ってください。接着剤の使用もご注意ください

2歳のビーズ遊びは“ごっこあそび”に

わが家の2歳児は、長いままのビーズ紐を“電車”に見立てて遊んでいました。
「しゅっぱーつ！ガタンゴトン〜」と声をあげながら、ビーズの“電車”を走らせていて、これも立派な創造力と表現力の育ち。作る・並べるだけじゃなく、ごっこ遊びと組み合わせて広がっていく世界に、こちらが感動させられました。

4歳はアクセサリー作りの楽しさまっさかり

一方、4歳娘はブレスレット・指輪・ネックレスと、身につけて楽しめる作品づくりに夢中。
「これはママにプレゼント！」なんて言いながら、誰かのことを思って作る優しさも育まれていて、親としても嬉しい時間でした。

おわりに

同じビーズ遊びでも、年齢に応じてアレンジすれば、2歳も4歳もそれぞれのペースで楽しめます。
作って楽しい、できてうれしい。そんな時間が、親子にとっても素敵な思い出になりますように。