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【ハンディファン】思わぬトラブルと回避のコツ7選

暑い季節になると、子どもにハンディファン(携帯扇風機)を持たせるご家庭も増えてきますよね。
軽くて手軽、見た目もかわいくて、熱中症対策にぴったりな…と思いきや、実は小さな子どもに持たせる際には気をつけたいポイントがいくつもあります。
今回は、実際によくあるトラブル事例と、その対策をご紹介します。
【1】髪の毛が巻き込まれる
子どもは大人より顔の近くでファンを使いがち。特にロングヘアの子は要注意。羽が剥き出しのタイプだと、回転部分に髪が絡まり、止まらなくなることも…。
▼対策
・羽根がネットで覆われたタイプを選ぶ
・使用時は髪を結ぶか帽子をかぶる
・首掛け式など、手に持たないタイプもおすすめ

【2】指を挟む・ケガをする
まだ力加減がうまくできない小さな子どもは、ファンを強く握ってしまったり、誤って指を入れてしまうことも。ファンの羽が柔らかくても、勢いで小さなケガにつながることがあります。
▼対策
・羽が柔らかく、かつカバー付きのものを選ぶ
・対象年齢を確認し、推奨年齢未満の子どもには持たせない
・使用中は大人がそばで見守る

【3】音が気になる・うるさい
場所によってはファンの音が気になることも。とくに静かな室内や電車内などでは周囲に迷惑をかけてしまう場合があります。
▼対策
・静音設計の商品を選ぶ
・音が出る場所では使用を控えるよう教える
【4】落として壊れる・ケガをする
軽量とはいえ、落とせば壊れる可能性は十分にあります。壊れたパーツでケガをしたり、電池が飛び出す危険性も…。
▼対策
・ストラップを付ける・ネックストラップ付きにする
・本体がある程度の耐久性を持っているか確認する
・定期的に本体の状態をチェック
我が家がハンディファンのストラップとして活用しているのが、『ペットボトルストラップ』です。
ペットボトルの口に取り付ける部分がシリコン製なので、大体のハンディファンの持ち手にはめ込めます。

【5】持ち歩くのが負担になる
「自分で持ちたい!」という時期の子どもでも、途中で「重い」「もう持ちたくない」となることも。結果、親が荷物を増やすことに…。
▼対策
・重さを事前に確認(目安:150g以下)
・持たない時間帯はリュックやバッグに付けられるよう工夫する

【6】誤飲のリスク
小さなパーツが付いているハンディファンの場合、万が一外れたときの誤飲リスクがあります。
▼対策
・部品がしっかり固定されているか、レビューなどで確認
・3歳未満の子どもにはハンディファン自体を使わせない
【7】電池切れでパニックに
特に暑い日には、途中で電池が切れると機嫌が悪くなったり、暑さでぐったりしてしまう子も。
▼対策
・バッテリー容量が大きめのものを選ぶ(目安:2000mAh以上)
・予備のモバイルバッテリーを持参する
・外出前にフル充電を忘れずに

最後に
【親子でルールを決めよう】
ハンディファンは便利なアイテムですが、小さな子どもにとっては「おもちゃ」にも見えてしまいます。使い方やタイミングを親子で事前に話し合っておくことで、トラブルを防ぐことができます。
また、ハンディファンの説明書には「6歳未満の使用は推奨されていない」と明記されている製品もあります。見た目がかわいくても、必ず対象年齢と安全設計を確認してください。
正しい使い方で、暑い季節も親子で快適に乗り切りましょう!