公開 :
え?またその絵本?に絶対付き合った方がいい5つの理由

寝る前に絵本を読んでから寝るというご家庭、多いのではないかなと思いますが、私の子どもたちはびっくりするくらい毎日同じ絵本を読みたがるんですね(同じような感覚お持ちの方いらっしゃいますでしょうか?)。
なるべく違う本を読んだ方が色んな内容に出会えて刺激になったり知識の幅が広がったりするのでは?と思うところで、同じ絵本を読むというのはどうなんだろうと思い、色々調べてみました。
結論から言うと、同じ絵本を読みたがる場合、読ませた方が良いようです。個人的にかなり意外だった「同じ絵本を読みたがる場合、読んであげるべき理由」の話、もし良ければお付き合い下さい。
理由1:次に何が起こるかわかる安心感が集中力に繋がる
このページの次はあのシーンだよね、と先がわかることで安心し物語に集中するようになるとのことで、この「予測」と「安心」こそが注意力や集中力を育てる土台になるようです。
確かに、反復して絵本を読むことで子どもがフレーズを暗記して、まるで文章が読めているかのように言葉を発することってありますよね?それはきっと集中力を育てていたからなのかなと思いました。
理由2:わかることが増えて好奇心が刺激される
最初は良くわからなかったストーリーも何度も読むことによって、少しずつ理解できるようになり「これ知ってる」と、自信と興味がわいてきて、このわからなかったことが「わかるようになった体験」こそが、もっと知りたいという好奇心を育てる土台になるとのこと。
私の娘や息子も「この後、〇〇になるよね~」とその後の展開を言いながら誇らしげに話しますが、きっとわかるようになって嬉しいということなんだなと思い返されました。
理由3:繰り返すことで新しい気付きが生まれる
同じ絵本でも注目するポイントが変わり、昨日気付かなかったことも気付いたりするようになりますが、この反復によって「観察力」が養われているようです。
確かに、毎回読んでいると、絵本の端っこにある虫に気付いたり、本筋ではない景色や色合いなどに気付いたりすることがあるのでこの同じ絵本を繰り返し読むことで養われる「観察力」重要だなと個人的にも思わされました。
理由4:繰り返すことでリズムや言葉が定着する
繰り返しの中で子どもは自然と言葉の響きやリズムを覚えていき、セリフの真似をしたりすることが語彙や表現力の土台となっていくとのこと。
好きな絵本のフレーズ、何度も何度も口にすること良くあると思いますが、この好きなモノから言葉を育てていくのは本当に大事な事だなと思います。
理由5:好きに夢中になる体験が自信と意欲の源になる
自分が好きなものに夢中になるという体験や行動は「やりたいことをやり抜く力」いわゆる非認知能力を高めている行動そのもので、この自分の「好き」をとことん突き詰めることは自信や意欲・好奇心をグングン育てているようです。
絵本に限らず、同じおもちゃで遊びたがったり、同じパズルをやり続けたり、子どもの「好き」に寄り添うことで「好き」に夢中になる体験、大切ですよね。
最後に
毎日のように同じ絵本を選んでくる子どもに対して「え?またそれ?」ではなく、「大好きなんだね、うん読もう」と子どもの「好き」を大切にしてあげたいなと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!