『値上げの波に打ち勝つ』FP2級保有の私が勧めるNISAよりも手軽に始められる資産運用とは？

NISAとの違いとは

NISAは自己資金を使って、投資する。運用益に税金はかからない。いつでも引き出せる。一方で、企業DCは原則60歳まで引き出しNG。運用益に税金はかからない。会社員の場合は、事業主負担で掛金を積立しているため自己負担は0。運用商品や運用割合は自分で選べる。自己負担で掛金を増やすことも可能。自己負担分の掛金は全額所得控除の対象になるので、節税効果あり。

一体、どれだけ増えるの？

結婚前までは、夫婦共に企業DCの運用商品は、入社時から、知識がないなりに何となく選んだもので放置していました(苦笑)。
金融知識がなく、元本保証の商品ばかりを選んでいたので、運用益はほぼ0。
私がFPの資格を取ったタイミングで、内容を見直し、運用商品を変更。運用商品を変更してから約4年ほど経ちましたが…運用益がプラスに！事業主負担の掛金だけで運用していても、着実に増えている実感があります。

NISAの仕組みと似ているところも

【確定拠出年金のとりあえずワード】

・スイッチング
保有している運用商品を売却し、別の運用商品を購入すること。

・マッチング拠出
加入者自身が掛金を拠出できる制度のこと。この加入者掛金は、給与から天引きされる。加入者掛金は全額所得控除の対象となる。所得税や住民税の軽減が期待でき、節税効果がある。

運用商品は、加入先の企業DCによって異なる。どの商品を選べば良いかは、基本的にはNISAの投資先を選ぶ基準と似ている。長期運用・分散投資が基本。

確定拠出年金の掛金は事業主負担。まずは、マッチング拠出なしの自己負担0で、投資のイロハを学ぶツールとして使うのもアリかも。

まとめ

意外と企業DCに加入していても、入社時に運用商品を適当に選んだままになっていませんか？まずは、現状把握のため、企業DC専用口座のWEBサイトにログインを。事業主負担の掛金分だけでも、運用商品を選ぶ、運用割合を変えるだけで、将来受け取れる年金額がグッと変わります。意外と簡単にできる！事業主負担の掛金のみなら、自己負担なしで資産運用ができる。NISA積立の前に意外とお得な企業DCの仕組みを利用してみるのはいかがでしょうか？