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淡路島【夢泉景別荘 天原】子連れ宿泊レポート【後編】

こんにちは!
前編ではお部屋や温泉、子連れ向けサービスについて紹介しましたが、【後編】では食事の様子や実際にかかった費用をレポートしていきます。
「子どもって旅館ごはんちゃんと食べてくれるの?」
「幼児食ってどんな感じ?」
というママの疑問に、我が家のリアルな反応でお答えします。
夕食は大人用が大人気!?子どもたちの“推しごはん”
今回は
・大人用の懐石料理を3人前
・幼児プレートを1人前
で予約していました。
さて、肝心のお食事の反応はというと…
幼児プレート、まさかの…手つかず!?
幼児プレートで出てきたのは、
エビフライ、ハンバーグ、チキンライス、うどんなど、“王道”なキッズメニュー。
なのですが、見た目が大人の料理に比べると彩りが控えめだったせいか、我が子はなんと、ほとんど手をつけず…。
親としては「絶対好きなやつ揃ってるのに…なぜ…」と思いつつ、旅ごはんの“盛りつけ”などの“ワクワク感”も子どもにとっても大事なんだなと気づかされました。


一方、大人の懐石が大ヒット!
その代わりにびっくりしたのが、大人の懐石料理をとても食べたこと!
お刺身やポタージュ、淡路ビーフの溶岩焼きなど、普段あまり口にしないメニューに興味津々で、想像以上にパクパク。
ちょっと贅沢かな?と思っていたけれど「子どもが思いのほか食べてくれる」「一緒に味わえる」って、旅行ならではの幸せですね。




土鍋炊きの「鮎原米」は、子どもに大好評!
夕食では、淡路島産の「鮎原米(あいはらまい)」を土鍋で炊いたごはんが提供されます。
つやつやで甘みがあり、子どももお気に入りの味。しかも、事前にお願いすれば食事の途中で出してもらうことも可能なので、
「先にごはんをあげたい」ママにはありがたいサービス(炊きあがりに約20分かかるので、食事スタート時の申告がベスト)


食べきれなかったごはんは…おにぎりにしてくれる!
さらに感動したのが、残った土鍋ごはんを“夜食用のおにぎり”にしてくれること!
夕食後、お部屋に戻るとラップで丁寧に包まれたおにぎりが届けられていて、普段夜食なんてしない子どもたちがテンションMAX。
「部屋着のまま、おにぎりを頬ばる」この非日常が、旅の思い出になりました。

大満足の贅沢モーニング
夕食後、お部屋でのんびり過ごした翌朝。
朝ごはんは館内にあるダイニングでのビュッフェ形式でした。
朝食は和洋ビュッフェ&干物を七輪で焼ける体験も!
ビュッフェ台には、和食を中心に品数豊富なおかずがずらり。干物、煮物、だし巻き卵、ひじき、鱧の湯引き、出汁茶漬け用の海鮮、温泉卵などなど…
見た目にも美しく、朝からしっかり食べたくなるラインナップです。
そして何より印象的だったのが、七輪で自分で干物を焼けるコーナー!
自分で選んだ干物を、七輪の上でじっくり焼く体験はちょっと特別。
香ばしい香りに包まれながら、焼き立てをその場で味わえる贅沢に大人も子どもも大喜びでした。
洋食派にも、パンやクロワッサン、ウインナー、スープなどの用意があり、子どもたちは自分の好きなものをトレーにのせて嬉しそうに楽しんでいました。




宿泊費用まとめ(4人家族での実際)
最後に、今回の宿泊で実際にかかった費用をまとめておきます。
※日付は非公開、すべて税込です。
項目 金額(税込)
大人2名 宿泊代(2食付き) 145,200円
幼児1名(添い寝・夕食付) 11,495円
スペシャリテ(大人夕飯追加) 15,125円
夕飯ドリンク 2,783円
子ども用浴衣レンタル 660円
入湯税(大人2名分) 300円(150円×2)
合計 175,318円
広さ・食事・サービスのバランスを考えると、「家族でご褒美旅」にはぴったりなコスパだと感じました。
子どもと一緒に“本物の旅館ステイ”が楽しめる宿
夢泉景別荘 天原は、
「子連れだけど、落ち着いたお宿でゆっくりしたい」「大人も子どもも満足できる旅にしたい」
そんな思いにぴったりの宿でした。
お部屋での露天風呂、心遣いのある接客、美味しいごはん…
全部が “子連れ歓迎”に甘えすぎていない、大人の上質さを残したおもてなしでした。
旅先でも“親も自分をいたわる時間”を持てるって、すごく大事。
がんばるママ、パパにこそおすすめしたいお宿です。

施設情報
夢泉景別荘 天原
兵庫県洲本市小路谷1052-2
電話番号:0799-23-0335
許可を得て、撮影・掲載しています。
子ども優先の日常だからこそ、旅くらいはママにもごほうびを!