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【大阪 | 車椅子おでかけ&小2男子】

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【大阪・関西万博2025】月と火星と…恐竜のうんち!? 親子で楽しむ「三つの石」巡り〈3回目レポ〉

【大阪・関西万博2025】月と火星と…恐竜のうんち!? 親子で楽しむ「三つの石」巡り〈3回目レポ〉

6月5日(木)、家族で【大阪・関西万博】3回目の来場!
実はこれまで2回とも雨で…今回はついに晴天!念願の「晴れの万博」を楽しんできました!

この記事では、以下の内容をまとめています。
1、我が家のリアルなタイムスケジュール
2、まさかの事前予約で家族がバラバラになってしまう事件発生!
3、万博では「三つの石」が見られるって知ってた?

パビリオンの待ち時間や、おすすめの楽しみ方、バリアフリー情報までたっぷり記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

8:05 夢洲到着!優先ゲートもすでに混雑

今回もOsaka Metroに乗って夢洲へ。東ゲートから入場しました。
駅構内はかなり混雑していましたが、電車の移動自体はスムーズで助かりました。

快晴だったこともあり、優先ゲートにもすでに長い列が!
早めの到着を心がけていたものの、想像以上の人の多さにびっくり。
朝イチを狙う場合は、さらに余裕を持って行動するのがおすすめです。

今回も万博親子コーデで参加!「かわいい」ってたくさん声をかけてもらえました。待ち時間は折りたたみ椅子が大活躍。

9:00 三菱未来館(所要時間:約30分)

入場してすぐ、朝イチで向かったのは三菱未来館!
この時間帯は予約なしでスムーズに体験できました。

「深海から宇宙まで、いのちを巡る7500万キロの旅」をテーマにした館内は、巨大な湾曲LEDディスプレイに360度包まれるような映像演出で大迫力!
海の底から宇宙空間まで、スケールの大きな旅に親子で圧倒されっぱなしでした。

車椅子利用者は一般の列とは別の入り口から案内され、館内にも車椅子専用スペースがしっかり用意されていたので、安心して楽しめました。

※スタンプは3種類あるので、集めたい方はお見逃しなく!

朝イチで三菱未来館へ!予約なしでも楽しめました。まずは行ってみてチェックがおすすめ。

9:30 ミャクミャクぬいぐるみくじ(今回は断念…)

続いて息子のリクエストで向かったのは、話題の「ミャクミャクくじ」!

「ハズレなし」で、しかも一等はなんと高さ80cmの特大ミャクミャクぬいぐるみが当たるという大人気スポット。
1回 2200円と少しお高めですが、推し活にはたまらない魅力…!

ですが、到着した時点でまさかの「1時間待ち」表示。
まだ朝だというのにこの待ち時間…恐るべしミャクミャク人気!泣く泣く今回は見送りました。

次回は、9時ダッシュでリベンジします!

9時半でまさかの1時間待ち…ミャクミャクくじ、想像以上の人気ぶり!次回こそリベンジしたい!

9:50 アメリカパビリオン(所要時間:約45分)

続いて向かったのは、話題のアメリカパビリオン!
ロケットの打ち上げを疑似体験できる大迫力の映像に、親子でワクワクが止まりませんでした。

カウントダウンの緊張感から始まり、打ち上げの振動や音のリアルさにびっくり。
まるで本当に宇宙に旅立ったような没入感が味わえました。
最後には本物の「月の石」も展示されていて、宇宙好きの息子は目をキラキラさせていました!

この日は優先ゲートを利用して、待ち時間は約45分ほど。
途中で偶然出会ったお友達ママから、「英語音声を選ぶと待ち時間が短いよ!」という耳より情報も教えてもらいました(タイミングによるかもしれませんが…!)。

アポロ計画で採取された“月の石”を間近で見られて大感激!アメリカの歴史や技術に触れる、貴重な体験になりました。

11:50 ドイツパビリオン(所要時間:約60分)

テーマは「循環経済(サーキュラーエコノミー)」。
入り口でマスコットキャラクター「サーキュラー」の人形を受け取って、館内へ進みます。

展示空間は、坂道をぐるぐると巡るような構造になっていて、歩きながら少しずつ未来の取り組みを体感できるつくり。
視覚的にも楽しく、親子でワクワクしながら進んでいきました。

途中には、自分だけのサーキュラーを作ってダウンロードできるコーナーや、ゲームで学べる体験ブースも!
息子はここが特に気に入り、目の形や色を選びながら真剣な表情で作成していました。
手を動かしながら楽しく学べる展示に、親子で大満足でした。

音声ガイドは、館内各所に設置されたサーキュラーの口元から流れる仕組み。
耳を近づけないと聞こえにくいため、車椅子で坂道を移動しながら聞くのは少し難しかったのですが、
視覚的に分かりやすい展示が多く、音声がなくても十分に楽しめました。

ちなみに…出口付近には本場のドイツビールが飲めるフードエリアも!
今回は時間が足りず断念しましたが、次回はぜひ立ち寄ってみたいと思います。

お話ししてくれる“サーキュラー”がとにかく可愛い!ドイツが描く未来の循環型社会を、親子でワクワク体験!

13:00 日本館(所要時間:約90分)

この日は当日予約にチャレンジして、見事、日本館に入館することができました!

館内は「循環」をテーマにした、木のぬくもりあふれる美しい空間。
自然素材に囲まれていて、入った瞬間から心がふっと落ち着くような雰囲気です。

中に進むと、キティちゃんやドラえもんなど、日本を代表するキャラクターたちが次々に登場!
「あっ!キティちゃん!」「ドラえもんいたー!」と、息子は大はしゃぎ。
子どもも大人もテンションが上がる、“日本らしさ満点”の演出にワクワクが止まりませんでした。

そしてもうひとつの目玉は、世界最大級の「火星の石」!
なんとこれは、南極で発見された隕石なんだそうです。
ただ展示を見るだけでなく、壁に埋め込まれた火星の石に実際に触れることもできるという貴重な体験に、大人も思わず感動…!

さらにありがたかったのが、トイレや授乳室の設備の充実ぶりと、バリアフリー対応の安心感。
車椅子ユーザーの私もストレスなく移動でき、心から楽しめるつくりになっていました。

ちなみに…公式スタンプは2種類!
・ひとつは日本館に入館した人だけが押せる限定スタンプ
・もうひとつは館外に設置された誰でも押せるスタンプ
どちらも記念になるので、忘れずにゲットしておくのがおすすめです!

日本館の美しい展示にほっとひと息。息子は大好きなドラえもんとキティちゃんに夢中、火星の石には大興奮でした!

15:00 関西パビリオン(所要時間:約160分)

9つの府県の魅力がぎゅっと詰まった「関西パビリオン」へ!
事前予約が取れていたので、スムーズに入場できました。

テーマは「いのち輝く関西 悠久の歴史と現在」。
滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・徳島・福井・三重の9府県が出展していて、
それぞれの文化や自然、特産品などを五感で体験できるブースが並んでいます。

どのブースも個性豊かで見ごたえがあり、今回の中でもダントツの滞在時間=約160分!
なんと2時間半もかけてじっくり楽しみました。

◆ 鳥取県ブース:車椅子で“砂丘体験”に感動!

私が一番感激したのは鳥取県ブース。
なんと本物の鳥取砂丘の砂を約7トンも運び込み、その上を実際に歩いたり触れたりできるコーナーが登場!

しかも…なんと車椅子でも体験可能!
砂地を走れる特別なタイヤ付き車椅子をスタッフの方が出してくださり、私も実際に体験してきました。

サラサラでひんやりした砂の感触がとっても気持ちよく、自然と笑顔に。
そのほか、名探偵コナンやゲゲゲの鬼太郎の展示もあって、子どもから大人まで楽しめる内容でした。

◆ 福井県ブース:まさかの“恐竜のうんち”に大興奮!

息子が一番テンションMAXだったのは、福井県ブース。
なんと、まさかの展示——「恐竜のうんち(化石)」を触れるコーナーが!

「え、これ本物?」「うそでしょ!? 触っていいの!?」と大興奮。
こういう“ちょっと笑えるけど本物”な展示って、子どもの心をがっちり掴みますよね。

他にも、滋賀県ブースは、美しい映像と球体が融合した幻想的な演出が印象的で、徳島県ブースでは、なんと阿波踊りの体験もできました!
各府県ごとに見どころが満載で、家族みんなで夢中になれるブースばかり。

鳥取・福井・滋賀のような人気ブースは、混雑時に「受付停止」になることもあります。
でも、諦めないでください!
入れ替えのタイミングなどで受付が再開されることもあるので、近くでこまめに様子を見ておくのがおすすめです。

関西パビリオン館内にはトイレがありません!
とても見ごたえがある分、滞在時間も長くなりがちなので、入場前に必ずトイレを済ませておきましょう。
小さなお子さん連れや、ゆっくり回りたい方は特にご注意を。

地元・関西の魅力、実はまだまだ知らないことだらけ!気づけば2時間半もじっくり満喫していました。

18:15 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~(所要時間:約45分)

夕食は、万博会場最大のフードコート「大阪のれんめぐり〜食と祭EXPO〜」へ。

「大阪王将のチャーハンがいい!」息子がまさかの再リクエスト!
(※近所にもあるんですが、どうしてもここで食べたいらしい)

私はというと、今回こそは!と心に決めていた「大阪新世界元祖 串カツ だるま」を堪能。
サクサクの衣と絶妙なソース加減で、お店と同じ美味しさでした!

夫が注文した、タイ料理のガパオ&パッタイのセットも美味しかったです。

この日は予約なしで行きましたが、平日夜は席にも余裕あり。
しかも、大屋根リング沿いにあるテーブル席がたくさん空いていて、そちらでゆったり食事ができたので席代もかかりませんでした。ありがたい!

次は違うブースにも挑戦してみたいと思います!

餃子、チャーハン、串カツ、ガパオ…多彩なメニューがそろうフードコートは、家族みんなで楽しめる!

19:00 よしもと waraii myraii館(所要時間:約40分)

SNSでも話題の「アシタ広場」で開催されている「盆踊りのアシタ」に参加。毎日開催されているこのイベントでは、来場者がカラオケに合わせて盆踊りを楽しめる参加型プログラムになっていて、親子で思いきり踊って楽しんできました。

この日はギャロップさんや吉本新喜劇のギター芸人・松浦真也さんが登場。プロの盛り上げに会場全体が一体感に包まれ、とても楽しいひとときでした。

予約不要でふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイント。隣にある笑顔の球体「タマー」も予約なしで楽しめたので、気軽に立ち寄ってみるのがおすすめです。

吉本のパビリオン、芸人さんに“予約なし”で会えるってすごすぎる!一緒に踊れるかも!? ぜひ行ってみて!

19:40 ガスパビリオン おばけワンダーランド(所要時間:約45分)

XRゴーグルを装着すると、自分の姿が「おばけ」に変身!
「おばけ」たちと一緒に、不思議な世界を探検できる体験型エンターテインメントパビリオンです。

まわりの人たちがみんな「おばけ」になっている光景に、家族で大興奮!
臨場感たっぷりの演出で、ドキドキ・ワクワクの世界が広がっていました。

嬉しいことに、車椅子でも問題なく体験できました。
スタッフの方もとても親切で、安心して参加できたのもポイントです。

※XRゴーグルは7歳以上が対象。
6歳以下のお子さんには、スマートデバイスを使って似た体験ができるコンテンツが用意されているそうです。

とにかく子どもがめちゃくちゃ楽しめるパビリオンなので、ぜひチェックしてみてください!

XRゴーグルをつけた瞬間、息子も夫も…周りの人みんなおばけに大変身!これは子連れファミリーにぜひ体験してほしい楽しさ!

20:40 One World, One Planet.(所要時間:約8分)

万博の夜空を彩るドローンショー「One World, One Planet.」。
なんと1000基ものドローンが使われていて、美しい木や蝶の姿が夜空にふわりと浮かび上がります。約8分という短さながら、見応えは十分!過去2回は雨で中止になってしまっていたので、ようやく観られて家族みんなで大喜びでした。

私たちは北欧パビリオンが見えるあたりの通路から観覧。人が多くて車椅子でも見えるか心配でしたが、空を見上げるスタイルだったので、バッチリ見えました。ショーのラストには、なんとドローンが「出口はこちら」と案内してくれる演出まで!思わず「すごい!」と声が出る感動のフィナーレでした。

本当は水上ショーも楽しみにしていたのですが、ウォータープラザの水からレジオネラ属菌が検出された影響で中止に。残念でしたが、気持ちを切り替えてドローンショーに集中し、とても満足度の高い夜になりました。

なお、大屋根リングの外周は20:45以降は立ち入り禁止になるので、上から観たい場合は20:30ごろまでにスタンバイしておくのがおすすめです。帰りのエレベーターはかなり混雑していたので、特にバリアフリーでの移動が必要な方は、時間に余裕を持って行動するのが安心です。

やっと見られた念願のドローンショー!たった8分とは思えない満足感で、これだけでも万博に来る価値あり!

番外編:予約トラブル発生…!?なんと家族バラバラに!!

大阪・関西万博では、以下の流れでパビリオンの事前予約ができます。
【2か月前の抽選】→【7日前抽選】→【空き枠先着予約】→【当日登録】

今回、なんと【7日前抽選】で家族バラバラに当選してしまうというトラブルが発生!
「関西パビリオン」と「ガスパビリオン」で、別々のパビリオンに当たってしまったのです。

せっかく家族で万博に行くのに、別行動は寂しすぎる…。
そこで次の【空き枠先着予約】で、なんとか同じ時間枠で取れないかトライ。
「ガスパビリオン」はどうにか予約できましたが、「関西パビリオン」は希望の時間では取れませんでした。

しかし、当日パビリオンのスタッフの方に相談したところ、早い時間に当選していた家族が、遅い時間の枠に合わせて一緒に入れてもらえることに!
結果、無事に家族そろって体験することができました。

もしも事前予約で家族がバラバラになってしまっても、まずは同じ日に取っておいて、当日現地で相談してみると、調整してもらえる可能性があります。

私のようなトラブルを避けるためにも、予約時は家族全員まとめて、同じ時間帯で確実に申し込めるよう、ぜひ気をつけてくださいね。

よしもと近くで、大屋根リングのギネス認定証を発見!光に集まった大量のユスリカも発見…!息子は万博博士を目指して、レポート学習に奮闘中です。

番外編その2:火星と月と…うんち!? 万博で見つけた3つの石

万博で、ちょっと珍しい「三つの石」が見られるって知っていましたか?
しかもそのうち二つは実際に触れることもできるという驚きの体験!

今回は、運よく1日でこの“三つの石”をコンプリートすることができたので、ちょっと自慢も込めてご紹介します。
子どもも大人もワクワクできる、知的冒険にぜひ出発してみてください!

(1)アメリカ館の「月の石」
本物の“月の石”がガラス越しに展示されています。
アポロ計画で持ち帰られた貴重な石に、宇宙のロマンを感じました…!

(2) 日本館の「火星の石」
なんとこの石、実際に「触れる」んです!
「これが火星から来たの!?」と、親子で手に取りながら大興奮。
スタッフの方が丁寧に説明してくださり、宇宙への関心がぐんとアップしました。

(3)関西パビリオン・福井県の「恐竜のうんち(化石)」
インパクト最大なのがこちら!
なんと本物の“恐竜のうんち”の化石に触れることができるんです。
子どもは「本物!? うんち!?」と、びっくり大興奮。
展示では化石の発掘なども体験でき、さすが恐竜王国・福井!と唸る内容でした。

この3つを見て・触って巡る“石の冒険”、じつはちょっとした裏名物かもしれません。お子さんと一緒にチャレンジしてみると、より楽しい万博体験になりますよ。
タイミングが合えば、ぜひ“三つの石”コンプリート、目指してみてください!

3つの石、見てきました!アメリカ館の「月の石」、日本館の「火星の石」、関西パビリオン(福井県)の「恐竜のうんち(化石)」

おわりに:少しずつ慣れてきた3回目。車椅子でも親子で楽しめた万博のコツ

3度目の万博は、ついに晴天に恵まれ、朝から夜までたっぷり12時間半、大満喫することができました!

少しずつ要領もつかめてきて、今回はこれまででいちばんスムーズに楽しめた気がします。
とはいえ、まだまだ分からないことも多くて、そんな時はその場でスタッフの方に聞きながら進めています。皆さんとても丁寧で親切に対応してくださるので、本当に心強い存在です。

小さなお子さん連れのファミリーや、車椅子を利用されている方にとっては、長時間の行列はやはり大変…。事前予約や優先レーンなどをうまく活用しながら、無理のないペースで回るのがおすすめです。

今回の小さなお楽しみは、「ミャクミャクマンホール」探し。会場内でなんと7個も発見できました!こんなふうに、歩きながら“ちょっとした発見”を楽しめるのも、万博の醍醐味のひとつだと感じています。

そしてお土産には、アメリカ館・日本館・おばけワンダーランドでピンズや記念コインをゲット!帽子につけて、これからも少しずつコレクションを増やしていきたいです。

天気や体調、そして当日の混雑状況によって、万博の楽しみ方は人それぞれ。今回の私たちの体験スケジュールが、どなたかの参考になればうれしいです。

これからも子どもと一緒に「ここでしかできない体験」を見つけに、また夢洲に足を運びたいと思います。

「ミャクミャクマンホール」探しも楽しみのひとつ。会場内でなんと7個も発見できました!

次回こそ…ミャクミャクぬいぐるみくじ、リベンジ頑張ります!

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ゆっけ

【大阪 | 車椅子おでかけ&小2男子】

デザイナー 車椅子ママ

夫・長男8歳(小3) 親子で大好きな警察や消防・自衛隊を"推し活"しながら、にこにこわくわく車椅子で子育てしています。

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