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「勉強してって言いたくない…」家庭学習を習慣にするために親ができること3つ

「家庭学習、ちゃんとやってほしいのに、どうしたらいいの?」と悩んでいる親御さん、多いのではないでしょうか。わが家でも、長男が家庭学習を始めたばかりの頃は、そんな日々が続いていました。でも、あるとき気づいたんです。
子どもに「勉強しなさい」と言う前に、親ができることがあるかもしれない!今では、家庭学習は子ども“だけ”に頑張らせるものではないと思っています。
今回は、わが家で家庭学習を定着させるために「やってよかった!」と感じている、親のちょっとした工夫を3つご紹介します。
1|親の家庭学習チェックグッズをまとめておく
わが家では夕飯後に、宿題や翌日の準備、家庭学習をまとめてチェックしています。そのため、持ち物に名前を書いたり、提出物に印を押したりするのもこのタイミング! そのたびに私が立って必要な物を取りに行くのは面倒なので、必要なアイテムをひとまとめにしました。
するとこれが大正解。親がバタバタしないことで、「ちゃんと見てもらえる安心感」が子どもにも伝わるようで、集中力もアップ。チェックアイテムをまとめておくだけで、家庭学習がスムーズになりました。

2|先取り学習の“先取り準備”をしておく
家庭学習が定着してきたタイミングで、先取り学習にも取り組んでいる長男。全く未知のことを「自分で読んで理解する」って、大人でも大変なことですよね。
そんなことに挑戦している長男を応援する気持ちを込めて、先取り学習をするページに付箋でメッセージを残しています。その甲斐あってか、先取り学習も順調にこなせています。
先回りしすぎず、でも放っておかない。このバランスが大事だなと感じています。

3|ドリルをストックしておく
わが家では、書店で見つけた良さそうなドリルをストックするようにしています。学年相当のものから、少し先の内容、家庭学習のはじめに取り組む100マス計算ドリルなど、数冊を常備しています。
子どもにとって、ベストなタイミングで適切な教材を使うことは意外と重要。また選択肢があると、「これやってみたい!」と自分から選びやすくなります。
次男はひらがなドリルを終えたタイミングでカタカナドリルに進む予定でしたが、本人が漢字ドリルを見て「こっちをやってみたい!」と意欲を見せてくれたので、今はそちらに挑戦中。自分で選んだこともあり、思っていた以上にハイペースで漢字を習得しています。

家庭学習は、子どもも親も「がんばらない工夫」が大事
家庭学習って、子ども自身のためのものだけれど、実は親の関わり方が“舞台づくり”になると実感しています。勉強を「やらせる」のではなく、やりやすくなる仕組みをつくる。声かけや雰囲気づくりも、立派なサポートと思っています。

親のちょっとしたひと手間が、子どもにとっての「学びやすさ」につながっていくはず