きっかけはテレビ出演。便秘薬が手放せなかった私が薬をやめて腸活開始

サラダ＝便秘改善だと思い込んでいた私！

ママになった今、自分のことは後回しになりがち。外食ではサラダバーなんてあれば飛びついて喜ぶし、ファーストフードでもなるべく野菜を取れるように気にはしていました。しかし実はそのサラダ、おなかの中の「善玉菌」たちが喜ぶ「発酵性食物繊維」が足りていない可能性もあるんです。

実は私自身が、便秘薬が手放せなかった過去を持つママ。食事を変えることで、体がラクになった体験を、少しだけお話させてください。

美肌につながるといわれる発酵性食物繊維を摂るきっかけは…

サラダを食べたら便秘なんて治るはずなのに…過去の私の考え方はまさにこれでした。全く出てないなと思えば市販の便秘薬に頼る。そんな生活を改めたいと思ったのは、マニア主婦としてテレビ番組にではじめたことがきっかけでした。

タレントさんに会うとまず驚くのが肌の綺麗さ。「ノーファンデです！」なんて言われた日には、もう収録終わりまで「なんて綺麗なんだ…」と心の中でひたすら繰り返していました。

そんな中でもよく聞く「腸活」。一体なんだろうと調べていくとこれがまた面白い。「発酵性食物繊維」は、食物繊維の中でも特別な存在。腸の中にいる“いい菌（善玉菌）”たちのエサになってくれる食物繊維だそうです。約40年生きてきて恥ずかしながら知ったのはつい最近でした…汗。

このエサをもらった善玉菌たちは「短鎖脂肪酸」という、体にうれしい成分を作ってくれます。この成分は、腸のバリア機能を高めたり、炎症をおさえたり、代謝や免疫にもいい影響があると言われており、腸内環境が整うことで、私の場合…
・お通じがスムーズに
・肌の調子が安定
など、調子が良いことが増えていきました。（※個人の感想です）

サラダだけじゃもったいない！

発酵性食物繊維が多いのは、実はサラダよりも「主食や副菜に多い食材」なんです。

＜おすすめ食材リスト＞
穀類：玄米、麦ごはん、もち麦、押し麦など
豆類：大豆、納豆、おから、豆腐
いも類：さつまいも、じゃがいも、里芋
野菜・果物：ごぼう、玉ねぎ、にんにく、アボカド、バナナ

さらに、発酵食品（ヨーグルト、味噌、キムチ、ぬか漬けなど）と一緒に食べると、善玉菌とそのエサがそろって、腸活効果がぐんとアップするそうです！

便秘薬が常備薬だった“ダイエット迷子”時代

中学時代から何度もダイエットに失敗し、「野菜＝痩せる」「食べなければ痩せる」と思い込んでいた私。いつの間にか超がつくほどの便秘体質に。「食べない→出ない→便秘薬」という悪循環。大学生のころには規定の2倍の便秘薬を飲んでも出ない日が当たり前になり、肌は乾燥しているのにテカる、髪はパサつく…そんな状態が続きました。正直、「便秘くらい仕方ない」とあきらめていました。もちろんママになっても状況は変わらず。

インスタグラムで見ていた大人気皮膚科医・山﨑まいこ先生のお言葉。
「肌トラブルや便秘など、一見“外側”の悩みは、実は“内側＝腸”が原因のこともあるんです」
先生のお言葉を読み、「体の中から整える」という意識が芽生えました。

“薬に頼らず、腸を動かす”ために始めたこと

私が最初に取り入れたのは、とっても手軽なもの。まずはしっかり水分補給。脱水は体にもかなりの悪影響です。
次に、ミツカンが出している「FiBee」というスナック。おからや全粒粉を使って焼き上げているもっちりとした食物繊維商品。薬局で200円ほどで買えました。他にもクッキーも発見！手軽に楽しめるおやつとして取り入れています。

また朝ごはんも
・麦ごはん
・納豆やめかぶ
・お味噌汁
の“腸活セット”をとり入れてみました。

それだけで少しずつ、お通じが自然に。肌の調子も穏やかに整ってきて、「あれ？いつもより元気かも」と感じられる日が増えていきました。

子育て中のママにこそ、伝えたい

子育てって、本当に自分のことは後回しになりますよね。そして何より自分と向き合う時間もない！でも、ママの体がつらいと、心にも余裕がなくなってしまうもの。

発酵性食物繊維を少し意識するだけで、便秘・肌荒れ・疲れ・気分のゆらぎ…私の生活はちょっと明るくなったような気がします。