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親日すぎて驚いた!子連れカンボジア旅ってどうなの? 〜カンボジア親子旅 Part1〜

5月の連休に、家族でカンボジアに行ってきました。訪れたのは、首都のプノンペンと、世界遺産で有名なシェムリアップ。
今回は、プノンペン滞在編です。実際に子連れで体験したことをもとに、「カンボジアってどんな国?」「小さい子どもがいても楽しめる?」と気になる方にも読んでいただけると嬉しいです。
※「アンコール・ワット遺跡群」や「メコン川クルーズ」のお話は、次回以降の記事でたっぷりご紹介する予定です。
ビザの準備はオンラインでOK!
カンボジアに行くには、日本のパスポートだけでは入れません。ビザ(入国許可証)が必要です。
でも心配しなくて大丈夫。ビザはオンラインで簡単に申し込みができる「e-Visa」があります。申請後、数日でPDFファイルがメールで届き、それを印刷して持っていくだけ!
しかもビザは小さなQRコードだけ。「これで本当に入れるの?」と思いましたが、問題なくスムーズに入国できました。

空港でいきなりスパム!?海外ローミングに注意
空港に着いてすぐ、スマホの海外ローミングをオンにしたら…なんとスパムメールが大量に届くというハプニング!
内容は中国語で危険なものではなかったのですが、知らない通知がどんどん来るとちょっと焦りますよね。対策として、大事なアプリ(地図・配車アプリなど)は、出発前にダウンロード&設定しておくと安心です。

ホテルが見つからない!?現地でトラブル
空港からホテルに向かったのですが、予約した場所が地図と違う場所にある…!?
子どもとスーツケースを連れて歩き回ること約1時間。通りすがりの優しい現地の方が電話をかけてくれて、やっと管理会社と連絡がつきました。
「困ったときに、手を差し伸べてくれる人がいる」
旅の最初に、カンボジアのやさしさを感じた出来事でした。

トゥクトゥクで風を感じながら観光!
カンボジアの移動手段といえば「トゥクトゥク」!三輪タクシーのような乗り物で、子どもたちは大喜び。
私たちが訪れたのは、独立記念塔、ワットプノン、トンレサップ川沿いの散策、メコン川クルーズ。
どの場所もノスタルジックで素敵でした。
独立記念塔とは、フランスから独立したことを記念して建てられたモニュメントです。アンコール・ワットみたいな形をしていて、夜はライトアップされてとてもキレイです。
ワットプノンとは、「プノンペン」という町の名前のもとになったお寺です。小さな丘の上にあり、階段をのぼると金色の仏像があり、木々に囲まれた気持ちいい場所で、おさんぽにもぴったりでした。
トンレサップ川沿いの散策では、旅行した日は、連日の35℃以上の猛暑日。川沿いが涼しくてお散歩しやすかったです。
メコン川クルーズは、夕方の絶景体験!次回の記事で詳しく紹介予定です

スリ対策を忘れずに!
子どもたちも大好きなトゥクトゥク。
開放感があって楽しい反面、ひったくりなどには以下の注意が必要です。
スマホや財布などは、車の内側にしっかり持だだ方が良いです。
バッグはチャック付き&斜めがけタイプが安心です。
基本的な防犯意識があれば、安心して楽しめます!

食べ物はどこで食べた?
カンボジアは屋台やローカルフードもたくさんあって魅力的。
でも、小さな子がいる場合は以下の衛生面に注意が必要です。
路上の屋台より、清潔そうなお店や観光客向けレストランがおすすめです。
ミネラルウォーターを持ち歩き、
美味しそうで食べたくなるけど生野菜や氷はなるべく避けた方が無難です。
子どもと一緒の旅行では、体調管理がいちばん大事ですね。
気を付けていた甲斐があり、旅行中、旅行後も体調不良にはなりませんでした!

Grab(グラブ)がとっても便利!
移動は、配車アプリ「Grab(グラブ)」を使うのが断然おすすめ!
トゥクトゥクやタクシーをアプリで呼べますし、事前に金額がわかり、英語で操作できて使いやすいのも嬉しいですね。
日本で事前にダウンロード&SMS認証をしておくとスムーズです!
値段交渉の手間が省け、ぼったくり防止にも良いと思います。

結局、カンボジアって安全なの?
カンボジアに行く前は、「発展途上国だし、治安が心配…」と思っていましたが、実際はとても平和で安心できる雰囲気という感想でした!
市場や夜の道を歩いても、今回は怖い思いは一度もしませんでした。もちろん油断せず、バッグの管理などはしっかりとしておくことは重要です。

驚くほどの『親日』な国
親日の国は、沢山ありますが、カンボジアは別格!
他の国では基本中国語で話しかけられることも多いのですが、カンボジアでは最初から日本語!
一度も中国語で話しかけられませんでした。
観光地でもレストランでも、日本語で話しかけてくれる人が多くてびっくり!しかも、みんなにこにこ笑顔でフレンドリー。子どもにも優しく話しかけてくれるので、親としてはとてもありがたかったです。

次回は「メコン川クルーズ」体験!
川の上で見る夕暮れの景色は、本当に幻想的でした。次回の記事では、メコン川クルーズの様子をお伝えします!

気になる旅行費用は?
最後に、今回の旅でかかった費用をご紹介します。
・航空券(シンガポール⇄プノンペン 往復):2万円
・ホテル滞在費:約5万円
・交通費(タクシー・トゥクトゥクなど):約1万3000円
・夜行バス(シェムリアップ往復):約1万1000円
・食費・雑費:約7万8840円
▶ 合計:17万4840円(3泊4日・家族全体)
物価が安い国なので、想像よりもずっとお手頃でした!
子ども連れでも安心して楽しめるカンボジア旅行。
やさしさとあたたかさに包まれた旅を次回もお楽しみくださると嬉しいです。