見守りはキッズフォン派？GPS派？トーク機能は必要なのか？使ってみての正直感想

GPSか？　キッズフォンか？　学校のルールもチェック

息子の通う小学校では、申請すればキッズフォンの持ち込みが可能ですが、「校門に入る前に電源を切る」というルールがあります。そのルールのハードルが、小学1年生の息子にはかなり高かったです。

そもそも連絡帳の書き忘れや給食袋の持ち帰り忘れなど、日々忘れ物の多い息子にとって、毎日校門でキッズフォンの電源を切ることはまず無理だと思い、即却下でした。

お友達でも数人キッズフォンを使っている子がいますが、学校ではなく習い事やおでかけ時専用にしているようです。

ノーマルGPSを選んだ理由と使用感

キッズフォンは低学年のうちは学校のルールを守るのが難しそうだったので、GPSで検討。夫とどこのメーカーにするかも含めて散々検討した結果、充電池の持ちが良いというA社のノーマルGPSを選びました。

1年間ノーマルGPSを使ってみて、精度と充電の持ちの良さはとても良かったです。アプリで登録した息子の画像が地図上で動く様子は楽しく、おおよその位置も合っていたと思います。充電は大体10日〜2週間は放置で利用可能でした。

ただ、利用を始めてすぐの頃に不便を感じた出来事がありました。私が外出中に息子が帰宅し、鍵を持っていなかったため、マンションの管理人さん経由で私に電話を掛けてきたのですが、私はGPSで様子を見てはいたものの間に合わず…。このとき「直接連絡が取れたら…」と思いました。

故障とサポート対応

利用開始から10カ月ほど経った頃、GPSが故障しました。息子の位置が動かない、大幅にズレるといった現象が続き、マニュアルに従っても改善されず…。

お問い合わせセンターに連絡したところ、返信は1日1通ペース。確認事項が多く、工場に送るまでに約10日、戻ってくるまでにさらに10日かかり、約1カ月近く不便な状態が続きました。

原因は内部アンテナの故障でしたが、保証期間内だったため無償交換に。対応に時間がかかりすぎた点は残念でした。

トーク機能付きGPSに乗り換え！

こうした経緯から、トーク機能付きGPSへの乗り換えを決意。ちょうど2年生を迎える春にBOTの新モデルが登場し、トーク機能だけでなく画面も付き、メッセージ再生中は顔写真が表示されたり、日にち・時計機能もあり、便利さがアップ！

最初にトーク機能付きにしなかったのは、ネット上で「男の子は面倒がって使わない」「ふざけたメッセージばかり送ってくる」といった意見を見かけたためです。でも、実際に使ってみると、リアルタイムでやり取りできるのは非常に便利でした。

月額料金はノーマルGPSが500円台、トーク機能付きが700円台程度と若干高くはなりますが、納得の範囲内。最初からトーク機能付きにしていれば、すれ違いで困る事が無かったかも…と感じています。

トーク機能の使用感

息子はGPS端末のボタンを押すだけで親のメッセージを音声で再生できます。文字表示はされないので、再生する場所には少し気をつける必要がありますが、今のところ問題はありません。

親側はアプリでメッセージを入力。文字打ちか音声入力を選べ、音声は自動で文字起こしされます。再生音声は男性・女性・ニュートラルから選択可能。

夫は仕事中に私と息子のやり取りを文字で見て笑っているそうです。メッセージはアプリ上にしばらく残るので、後から見返しても面白いです。

わが家はトーク機能付きGPSにして正解！

ということで、GPSを購入して2年目に入り、春からはトーク機能付きGPSに乗り換えました。わが家にはトーク機能付きGPSが合っていたようです。直接電話ができるキッズフォンも魅力ですが、リアルタイムでのやり取りができるトーク機能付きGPSで、しばらくは十分かなと思っています。

「GPSか？　キッズフォンか？」は多くの家庭で悩むテーマかと思いますので、わが家のケースをご紹介しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました！