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4歳児の感情ゆさぶった長編アニメ、年間20本以上見せた結果と各所要時間

図書館でDVDを借りたり、録画を見せたり、子どもの長期休み中は力を借りることが多い長編アニメ。気づいたら号泣していたり、ゲラゲラ笑っていたり、何度見ても飽きなかったり…親の私とは違った感性から見えた、わが家の娘のヒット作を3部門に分けてご紹介します。
ゲラゲラ笑う系
3位『ミッキーマウス』1〜5
コアラブックス/出版(2012年発売・60分)
10分程度の短編アニメが、1本にまとまっています。ちょっと画質が粗く、レトロな滑稽さが大うけ。
2位『ミニオンズ』
NBCユニバーサル・エンターテイメント/出版(2016年発売・91分)
王道ですね。おそらく内容は理解できていないと思いますが、ミニオンの動きに無我夢中。テレビの前からじっと動かなくなります。
1位『ひつじのショーン』vol.1〜vol.5
リチャード・ゴルゾウスキー/監督 ウォルト・ディズニー・ジャパン/出版(2011年発売・70分ほど)
こちらも短編アニメが1本にまとまっています。セリフがないのにこんなに笑えるのがすごい、と常々思うショーン。一瞬たりとも目が離せません。
何度見た!? 内容理解して楽しんだ系
3位『魔女の宅急便』
宮崎駿/監督 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン/出版(2014年発売・100分/DVD)
1989年公開。13歳で親元を離れ、自分の世界を切り開くキキに何度も魅了されていました。視聴後の飛ぶ練習や、宅配ごっこもセットです。

2位『となりのトトロ』
宮崎駿/監督 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン/出版(2015年発売・90分/DVD)
1988年公開。今の娘にとってメイちゃんは同世代なので、共感ポイントが多いようです。私は私で、葛藤を抱えるサツキとメイちゃんに号泣。母親目線で見るとまた違ったぬくもりに気づく、不朽の名作です。
1位『101匹わんちゃん』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント/出版(2008年発売・80分)
1961年公開、ディズニーの古株。簡略化された絵本をよく見かけますね。長編ストーリーながら80分とちょうどよい長さで、子どもに一番分かりやすい「泥棒」がかき乱す展開。悪者がどう見ても悪者!クリスマスにハッピーエンド、というのがアメリカっぽくて素敵です。
ボロボロ涙流した系
まず、私だけボロボロ泣いたのは『アルプスの少女ハイジ』と『フランダースの犬』です。主人公の境遇が理解しがたかった娘は「なんで?」連発であまり集中して見ませんでした。
2位『ざんねんないきもの事典』
DMM.com/出版(2023年発売・91分)
厳しい動物の世界を思い知り、母子の運命に涙が止まらなかった様子。
1位『世界名作劇場・完結版 あらいぐまラスカル』
バンダイビジュアル/出版(2007年発売・90分)
娘が初めて泣いた映画。ラスカルの愛らしさがさらに心を揺さぶりました。
ちょっと難しかったかな、と思うことも多い長編アニメーション。ヒット作に出会えたときには、情緒豊かな反応を片目に、ほっと一息つきましょうね。
子どもの心の成長に気づくDVD鑑賞、煮詰まった親子時間の救世主としてオススメです!