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【大阪・関西万博】未就学児は入場だけでも立派な思い出

大阪・関西万博、もう行かれましたか? それともこれから予定されていますか?
長いと思っていた開催期間も、いよいよ終盤に差しかかってきました。「やっぱり行きたい!」「暑さがやわらいでから行こう」という声も、まわりでちらほら聞こえてきます。公式サイトを見てみると、お盆よりもさらに激しい混雑で「SOLD OUT」(売り切れ)の日も出ているほどです。
そんな万博の話題を60代の知人とする機会があり、未就学児と行く際の気づきを得たので、今回はそれをシェアしたいと思います。
子連れ万博、我が家の体験談
どうやら万博は夏休み以上の混雑になっているようです。
それでも、「行く? 行かない?」と迷ってしまいますよね。
我が家は6月末に行きましたが、きっと今よりは混んでいなかったはずなのに、暑さもあって子どもの体調を最優先にして滞在時間は4時間ほどでした。

思い出は“体験の長さ”じゃない
せっかく大阪まで行って、4時間だけは少なかった?と思う人もいるかもしれません。でも実際には、どこの施設に入るにも炎天下で1時間以上は待たなくてはいけない状況でした。待っている間、子どもはゲームをしたり、動画を見せたり…。炎天下でそこまでして待つのは大変だと判断しました。
残念だった気持ちもありましたが、帰宅後に自分の親世代(60代)の方とお話をする機会がありました。その方は、幼少期に1970年に開催された万博に行ったそうです。お話によると「行ったけれど、記憶にはあまり残っていない」とのこと。ただ、テレビなどで流れる景色や情報をあとから見ることで「あそこに自分は行ったことがあるんだ」と後付けながら記憶となり、人生の中で「行ったよ」と話題にする機会は訪れるそうです。
長く1日中楽しめなくても、「小さい頃に行ったことあるよね」と子どもが言ってくれれば、それでいいなと思いました。

これから行かれる方、人混みでたいへんとは思いますが貴重な機会ですので楽しんできてください。