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虫苦手一家だけどパパが「クワガタの幼虫」もらってきた…!無事成虫まで育てられた?

昨年末、パパがクワガタの幼虫をもらってきました…!我が家は全員虫が触れない「虫苦手一家」。そんな家族にもらわれたクワガタ達は果たしてこの夏、無事に成虫になれたのか…!? 今回は、虫知識ゼロ&虫が苦手な家族による、「クワガタ育成記録」をお届けします。
※この記事にはクワガタや幼虫の画像が登場しますので、苦手な方はご注意ください!
きっかけは、パパの職場にいた“クワガタのプロ”
パパが勤務する会社の上司で、毎年クワガタを卵から孵化させて増やしている程、クワガタの飼育が趣味の方がいらっしゃいました。
「よかったら年末に幼虫を分けるよと言ってくれたけど、どうする?」とパパから聞かれ、虫が苦手な私は即反対。「パパが育ててくれるならいいよ」と伝えると、「え?パパも触れないよ?」と、まさかの返答(笑)。当時4歳の長女も「ダンゴムシは好きだけどクワガタはちょっと怖いな~」という反応で、正直家族全員あまり乗り気ではありませんでした。
しかし、年末のある日、パパは会社からクワガタの入った菌糸ビン(幼虫が育つ専用の容器)を4本抱えて帰宅してきました…!なんで~~~!?
12月末:初めての菌糸ビン入れ替えに挑戦
もらってきてしまったものはしょうがない。責任をもってお世話をしよう…!と、パパ主導で菌糸ビンの入れ替えに挑戦。クワガタの幼虫は成長に応じて菌糸ビンを2~3か月ごとに新しくしてあげる必要があるそうです。
(菌糸ビンとは、キノコ菌が培養されたオガ粉(クヌギ・ブナ・コナラなど)が詰められたボトルの事。ネットショップやホームセンターで販売されています)

この時点で長女もかなり乗り気になり、一緒にスコップで手伝っていました。
しかし、誰も幼虫本体には触れないので、ワーキャー言いながらなんとか作業しました。

長女にクワガタの名前を付けてもらったところ、
「ぱクワガタ」
「ぴクワガタ」
「けクワガタ」
「くクワガタ」
と、ネーミングセンスを爆発させていました。

春〜初夏:ゴソゴソしている!? 飼育グッズを準備しながら見守る日々
4月には再度菌糸ビンを入れ替え、少し大きくなっている様子を確認。5月頃からは「ゴソゴソ音がする!」と、パパが蛹室を作っているサインを察知。(蛹室とは、幼虫から蛹になる際に作る、周囲の土を固めて作った部屋のこと)
次替えるタイミングで、もしかしたら成虫になってるかも。とパパの上司の方に教えて頂き、夏に備えて虫かごやゼリーなどの飼育グッズを準備しました。100均で、かごやエサのゼリーなどの道具が販売されていて、ほとんどのグッズを揃える事が出来ました。

7月上旬:果たして成虫になっている…?
迎えた7月。パパと長女が玄関で菌糸ビンのチェックをしていたところ、「うわ~~~~~!!クワガタになってる~~~!!!」と長女の大絶叫!
見に行くと、なんと「ぱクワガタ」が立派な成虫になっていました!

虫知識ゼロ過ぎて、買ってきたかごが小さくてギュウギュウ…。(ごめんね、ぱクワガタ)
あの幼虫がクワガタに…!と、とても感動しました。
ちなみに、他の3匹はまだ幼虫のまま。成長のスピードには個体差があるそうなので、引き続き見守っていく予定です。
虫苦手一家でも育てられた!クワガタを我が家に迎えた感想
虫が苦手な私たちでも、なんとか成虫まで育てることができました!
最初は「虫かごが家にあるのを想像するだけで…」というぐらい反対していた私ですが、パパと長女が頑張って育てたクワガタを見ていたら、なんだかちょっと可愛らしいと思えてきました。
何より、長女にとってすごく良い体験になったと思います。生活の中で命の大切さを伝えられる機会は少ないので、親子で良い時間を過ごす事が出来ました。パパと一緒にお世話をしたというのも、とても嬉しかったようです。
今回育てたのは「オオクワガタ」という種類で、うまく飼育すれば冬越しも可能とのこと。早めに広いかごに引っ越しさせて、大切に育てていこうと思います。
もし皆さんもクワガタを育てる機会があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!