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お母さんがいい!のベスト対応と「お父さんがいい」と言われるまでの道

お母さんがいい!のベスト対応と「お父さんがいい」と言われるまでの道

皆様のご家庭で子どもが「お母さんがいい」「ママがいい」といったことを言うケースはありますでしょうか?その時の父としての対応に関する考察と、その後「お父さんがいい」となるまでに関するブログです。もし良ければお付き合いください。

子どもの「お母さんがいい」のベスト対応

子どもが何かにつけて「お母さんがいい」「ママがいい」と言ってきた際の、私の考えるベスト対応はこちらです。

「OK、そうだよね、お母さん呼んでくるね」

これを言うと、全母親から「すぐに母親に振るんじゃない」と怒りの声が聞こえてきそうですが、でもこれは私なりに考えた子どもへのベスト対応だと思っています。

開き直るわけではなく、子どもの忖度のない声を聞いてあげるということ

「お母さんがいい」に育児放棄して開き直っているわけではなく、父親として育児を全力でやっているにも関わらず、それでもやっぱり「お母さんがいい」というのは、これって子どもの忖度ない純粋な本音なのだと思います。であるならば、力不足は申し訳ないながらに、父親としてすべきセカンドベストな行動は「娘の行動の肯定」ではないでしょうか?

だから私は、「お父さんでもいいじゃん」といった発言は絶対しません。それは子どもの発言の否定に繋がると思うから。

共感を挟む大切さ

「お母さんがいい」にまず共感するところが大切だと考えているのですが、保育士でYouTuberのてぃ先生のすごく勉強になった話を1つ紹介させてください。

「保育園に行きたくない」という子どもへの声かけとして、「お友達がいるじゃん」とか「おいしい給食が食べられるよ」は逆効果で、大人の仕事の話で例えると、責任重大な仕事を任されて不安がいっぱいなのに「大丈夫、大丈夫」と言ってくる上司のようなもので、要は何も自分の気持ちがわかっていない人だなと思ってしまう状況ということ。

仕事面でこのケースなら「この案件不安だよね、自分も同じケースがあったからわかる、もしかしたら〇〇するといいかも」という共感を挟んだうえでの話し方なら話も聞こうと思えるので、子どもにも「行きたくないんだよね」という共感から入らないと聞く耳を持たれないのだなと、すごく勉強になりました。

子どもと接する上で「共感を挟む」は大切ですよね。

「お父さんがいい」と言われることもチラホラ

そんな共感から入ることの大切さを繰り返し続けたから?かはわかりませんが、最近は「お父さんがいい」と言うケースも出てきまして、5歳娘に「保育参観にはお父さんが来てほしい」と言われました。

ただこれは恐らく、毎回保育参観が母ばかりだったので、父にもたまには来てほしいといったニュアンスが強かったので、選ばれたわけではないように思いますが、ただ純粋に「お父さんがいい」という言葉は嬉しかったです。

最後に

「お母さんがいい」の話を考察していて改めて思うのは、子どもを1人の相手としてどう向き合うかというところを学ばせてもらっているなと思います。まず相手の話の共感から入らないと相手の心を開くことはできない、といった視点も非常に仕事に通ずるものがありますよね。

「育児は育自」とはよく言ったものです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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浅田伊佐夫

育休計16ヶ月取得!41歳/2児のパパ広告会社勤務サラリーマン

広告会社勤務サラリーマンパパ

5歳(女)2歳(男)。育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

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