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小学生夏休みの宿題、3年目で見えてきた“任せどき”

夏休みの宿題って、子どもよりも親の方が気を揉んでしまいませんか?私も、息子が1年生だった最初の夏は「毎日コツコツ進めないと!」と、進捗表を作ってかなり必死になっていました。でもあるとき、ふと思ったんです。「もしかして、これ…私が頑張りすぎているのかも?」って。
そこで、2年生の夏は少し“任せてみる”ことに挑戦してみたら、意外とちゃんと進められていて、拍子抜けするような…でも少し安心したような、うれしい気持ちになりました。今回は、そんなわが家の「宿題と親の関わり方」について、1年目から3年目にかけての変化と気づきを書いてみます。
1年生の夏、親が必死だった理由
小学生になってはじめての夏休み。何をどうやるか子どもも親も手探り状態でした。私は、少し先をいく子育てママさんのインスタを参考にさせていただき、見える化の工夫をいろいろと取り入れてみることに。
たとえば、宿題グッズはすべてひとまとめにして、箱に入れて管理。筆箱や鉛筆削りもその中に入れておき、「この箱を持ってくれば宿題ができる」という状態を作っていました。
また、学校から配られたプリントに書かれている宿題内容を一覧にして書き出し、その一覧表を宿題箱に貼り付けました。そこに日付やその日の予定・計画も書けるようにして、息子にも記入させていました。
今思えば、「宿題を終わらせる=親の責任」だと感じていたんだと思います。気合いが入りすぎていた分、毎日声かけや確認にもかなり力が入っていました。

2年生は“任せてみた”夏。どうなった?
2年生の夏は、最初に宿題全体を一緒に確認してから、本人に任せてみることにしました。学校からも計画表が配られていたので、それを使って息子自身がスケジュールを立てていました。
どのおうちでも“あるある”かもしれませんが、ドリルやプリントは比較的スムーズ。でも、読書感想文や絵・習字などの「時間も頭も費やす系」の課題って、なかなか進みませんよね。
息子もそのあたりは苦戦していましたが、自分で選び、計画して、最終日までにやりきれたことに、少し成長を感じました。ちょっぴり余裕を持って終えられたように思います。
3年生の今年は、もっと“おまかせモード”へ
今年も最初の宿題チェックは一緒にするつもりですが、基本は去年と同じく本人に任せる予定です。困っていたり相談があればサポートしますが、「見守る」に徹する姿勢でいたいと思っています。3年目ともなると「このくらいできるだろう」という信頼も出てきました。本人のペースや考える力を育てるには、親が一歩引いて見守ることも大切な役割かもしれませんね。
ちなみにわが家の夏の大問題は…「宿題のある小学生」と「宿題のない幼稚園児たち」の共存問題です。このことについては、また別のブログで書けたらと思っています。
“任せる”のは不安。でも、信じてみるのも大事な一歩
計画通りに進まなくても、それもまた経験。うまくいかなければ計画を修正すればいいし、その失敗を次に活かせばいい。それこそが、学びのチャンスなのかもしれません。
長い夏休み、自分で考えてやりきったほうが、きっと“達成感”も違います。親が楽になるだけじゃなく、子どもの自信にもつながる。そう思うと、「手を出さない」って、実は結構大切なのかも。

「任せてみる夏休み」――意外と子どもが1番、成長するタイミングかも。