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電車好きにはたまらない!日本の地下鉄の歴史から、驚きの技術まで「地下鉄博物館」

電車に乗るのが大好きで、最近は地下鉄にも興味を持ち始めた息子。そして昔から地下鉄が大好きな私。
地下鉄博物館というすばらしい施設があると聞きつけて、パパも巻き込んで行ってきました。
子どもだけでなく大人も大満足の展示ばかりだったので、ぜひ1度足を運ぶことをおすすめします!
入り口から地下鉄の世界に入り込める
地下鉄博物館入り口から正面入ってすぐに左に券売機があります。そちらでチケットを購入。
大人220円、子ども(満4歳以上・中学生まで)100円という安さに驚いていると、さらに博物館内のゲートが見えてきます。それがまさかの自動改札機!
購入したチケットを切符のように入れて通ります。これには一同うっきうき。

SuicaやPASMOが主流になるまではこれが当たり前だったのに、どうしてこんなにわくわくするのでしょうか。
これだけでもちょっとしたアトラクションのような気分です。

地下鉄の歴史からわかる先人の知恵と技術
ゲートを通ってパッと目に入ってくるのは、真っ赤な丸ノ内線301号車。
そしてその隣にカステラのような地下鉄車両1001号車(現在の銀座線)。
この地下鉄車両1001号車は、1927年に上野〜浅草間2.2kmに開通したときに使用されていた第1号車。日本初の地下鉄で、国の重要文化財に指定されてこちらの博物館に展示されています。

そして地下鉄を開通するためにまず必要な作業と言える、トンネルを掘る掘削(くっさく)。
シールドマシンカッターディスクという巨大な機械の説明を読み、近年の技術に驚くばかり。
それよりも身体が震えたのは、地下鉄建設映画で観た1960年代に千代田線を開通するための掘削作業が、機械だけでなく多くが人力で行われていたシーン。途方もない労力が費やされた事実に、しばらく理解が追いつきませんでした。
上映会はホールで約30分ほどの映画を観ました。かなり古い映像でしたが胸に刺さる内容だったためか、息子も「いつ終わる?」と言いながらも最後まで持ち堪えていました。

電車の上についているアレもあった!動かせるパンタグラフ
ボタンを押すとパンタグラフがシューシューと音を立てながら上下します。
近くで見るとかなり大きい...
列ができるほどではないですがかなり人気のコーナーで、大人も子どもも関係なく楽しそうにボタンを押していました。

壮観の鉄道ジオラマや運転シミュレーターがある地下鉄プレイランド
「メトロパノラマ」というジオラマでは1日4回、東京の地下鉄が走っている様子が見られます。
運行時間は【第1回】11:00~【第2回】13:00~【第3回】14:00~【第4回】15:30~
「電車運転シミュレーター」では本物と同じ運転台が操作できるので、鉄道好きは絶対に体験したいコーナー。休日でかなり並んでいたので今回は断念しました。次回必ずリベンジします!

とにかく見どころたくさんの地下鉄博物館。
「みて、ふれて、動かして」たくさんのことを感じたひとときになりました。
夏休みイベントも開催されるそうなので、鉄道好きの方はもちろんのこと、夏休みの思い出づくりや自由研究のネタにぜひ行ってみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

【地下鉄博物館】
◇所在地
〒134-0084
東京都江戸川区東葛西六丁目3番1号
東京メトロ東西線葛西駅高架下
◇開館時間
10:00~17:00(※入館は16:30まで)
◇休館日
毎週月曜日(祝日・振替休日となる場合、その翌日)
年末年始(12/30~1/3)
◇入館料
大人:220円
子ども:100円(※満4歳以上中学生まで)
◇アクセス
地下鉄東京メトロ東西線 葛西駅を下車。(※快速列車は止まりません)
環七通り東側《地下鉄博物館》方面出口改札を出て、階段を左へ降りて正面。
中央改札を出て、環七通りの横断歩道を渡り正面。
◇駐車場
無料
葛西駅南側より葛西五丁目信号/葛西警察署入口を曲がり、一つ目の角を左折。(※自家用車のみ)
平日は、駐車後博物館受付で『車種』『ナンバー』などを申告。
土日祝日は、駐車場に係員がいます。
いろいろな視点から見えてくる地下鉄の魅力。夏休みの自由研究にいかがでしょうか?
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