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残業続きで定時に帰れなくて…2歳児に相談したらシンプルすぎる答えが返ってきた話

私は普段、双子を保育園に預けながら時短勤務で働いています。職場が人手不足で忙しい日は定時で帰れないこともしばしば。お迎えが一番最後になってしまう日も多く、申し訳ない気持ちでいました。「ごめんね、遅くなって」と謝りながら迎えに行くたびに、もっと早く帰れたら…と考えていました。
「ママ、どうしたらいいと思う?」
わが家では、夜寝る前にその日あったことを双子と話す時間を大切にしています。
「今日は保育園で何して遊んだ?」「楽しかった?」「大好きだよ」
そんなふうに、双子との他愛ない話やほっとできる言葉を交わしながら1日の終わりを過ごします。
でも、その日は連日の残業で心も体も疲れてしまい、つい仕事の悩みを2歳の双子にこぼしてしまいました。
ママ「お仕事で早く帰れなくて、いつもお迎え遅くなってごめんね。ママ、どうしたらいいと思う?」
双子「おやすみする」
2歳に聞くのは難しかったかな…と思っていたら「仕事を休む」という提案が、しかも即答で返ってきました。
思いがけない「仕事休む」という提案
まだ2歳だし…と思っていたのに、まさかの提案に驚きました。
「やっぱりお迎え遅いとさみしい?」と聞いてみても、双子同士でおふざけが始まってしまい真面目に答えてくれなくなってしまいました。
もしかしたら、お迎えが遅いことで寂しい思いをしているのかもしれない。もしかしたら、疲れた顔をしている私を見て、心配してくれたのかもしれない。双子の気持ちを想像すると複雑な気持ちになりました。
2歳の一言に気づかされたこと
とはいえ、現実的に仕事を休んだり辞めたりするわけにはいかず、これからも保育園へ通うことに変わりはありません。でも、この出来事をきっかけに、できる限り早くお迎えに行けるようにスケジュールを調整したり、今後の働き方について考えるようになりました。お迎えが遅くなった日は、双子と遊んだりスキンシップの時間をいつもより多くとるよう心がけています。
今のところ保育園には楽しそうに通っているのでひとまずほっとしていますが、「まだ2歳」と決めつけずに、子どもの気持ちとちゃんと向き合うことが大切だと改めて気づかされた出来事でした。

これからも時々相談してみようと思います。