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親子で語らい、1年の始まりに願う家族の幸せ あんふぁん・ぎゅっての「親子おせち2026」

子どもたちに“伝統的なおせちを伝えたい”という思いを込めて、あんふぁん・ぎゅってが、昨年初プロデュースした「親子おせち」。
先日、来年のお正月に向けて作られた「親子おせち2026」の試食会に5歳の息子と参加させていただきました。
濃い味が苦手でほとんどおせちに手をつけたことのない息子ですが、予想外にいろいろ挑戦していたのでその模様とおせちの紹介をしたいと思います。
あんふぁん・ぎゅってならではのこだわり
わが家のおせち事情はというと、息子は濃い味付けを好まないためおせちにほとんど手をつけたことがなく、さらに夫もおせち料理をあまり好きではないことから、自宅ではおせちを用意したことがありません。
いつも義父母宅で義母が作ったり取り寄せたおせち料理を大きなお皿に1人分ずつ盛りつけて頂いています。
息子には食べやすいハンバーグなどを用意してくれる義母の心配りに感謝しながらも、いずれは私がおせちを用意しなければ、お正月を祝う食の伝統が途絶えてしまう…と、お正月に毎回少し不安な気持ちになる5年間でした。
思い返せば自分が子どもの頃は、おせちを美味しいと感じたことがなかった気がします。
あんふぁん・ぎゅってがプロデュースする「親子おせち」は、そんな迷える私に希望をもたらしてくれました。

伝統的なおせちを子どもたちに伝えたいというあんふぁん・ぎゅっての思いが詰まった「伝統おせち重(一の重)」には、数の子、黒豆、田作り(関西ではたたき牛蒡)の「三つ肴」と言われる伝統料理をはじめ、おせちには欠かせない25種の料理が盛り込まれています。
そして「おせちは子どもが食べてくれないイメージがある」というママ・パパの声から「親子重(二の重)」には、子どもに好まれるハンバーグやローストビーフなどの料理や数種類のスイーツが入っています。
「親子おせち2026」の全貌
◇伝統おせち重(一の重)全25品
・きんとん
・栗甘露煮
・梅花れんこん
・鰤照焼
・金柑
・伊達巻
・紅白蒲鉾
・黒豆
・田作り
・焼き湯葉巻
・海老旨煮
・たたき牛蒡
・鶏松風
・丁呂木紅
・丁呂木白
・昆布巻
・鮑旨煮
・金時人参
・松前漬
・数の子
・十二支大根
・寿昆布扇子
・紅白なます
・いくら醤油漬
・小鯛笹漬

◇親子重(二の重)全20品
・ハンバーグ
・ブロッコリーバジル和え
・市松オードブル
・スモークサーモン
・蒸し鶏バジル和え
・若鶏醤油チーズソース焼
・ベーコンオードブル
・花餅紅梅
・ローストビーフ
・海老チリソース
・蟹爪冷製マヨネーズソース
・蟹爪冷製オーロラソース
・紅白テリーヌ
・クリームオーロラ包み
・三色串
・ロールケーキチョコバナナ
・イチゴアズキケーキ
・若桃甘露煮
・焼きつくね串
・レモンシロップ漬


「わあっ!」と思わず声が漏れてしまう華やかなラインアップ。
昔ながらの伝統おせち重と趣向を凝らした親子重、可愛い要素も随所に入っていて親しみやすい印象です。
彩り鮮やかで、まさに親子で心ときめく内容だと感じました。
息子は「まだ食べれないのー?」を連呼していました。(おっ!すごくいい反応じゃないの。と、こっそり喜ぶ母)

おせちのお味は?果たして息子は食べるのか...
まず息子が手を伸ばしたのは
・栗甘露煮
立派な大きさの栗だったので最初は悪戦苦闘していましたが、少しずつかじってあっという間に食べていました。
その流れで
・きんとん
・田作り
・伊達巻
と淀みなく食べ進めていてびっくり!実は練りもの系が得意ではない息子。伊達巻を美味しそうに食べているのは意外すぎました。
そしてこのあたりから怒涛のラストスパート。
・イチゴアズキケーキ
・三色串
・ロールケーキチョコバナナ
とにかくスイーツはとてもおいしかったようです。
魚が大好きなので、
・鰤照焼
を食べるかなと思っていたのですが、最後のスイーツでお腹いっぱいになったようです。

家に帰ってから息子におせちの感想をインタビューしてみると...
「ケーキとかがおいしかったねえ。あとくりきんとん...だてまきも。あまいものがおいしかった。あんふぁんのおせち、だれがつくってくれたの?」(原文ママ)
と感想を述べて、質問までしてくれました。
初めて食べることができたものもあり、胸いっぱいの大満足だったようです。
子どもが自らすすんでおいしく食べている様子に、親としても幸せを感じました。

私はというと、まず野菜本来の味をしっかり感じる優しい味つけと、歯ごたえを残した食感に感動!
特に
・十二支大根
・たたき牛蒡
がおいしかったです。野菜がこんなにおいしく食べられるおせちはそうそうないのではないでしょうか。
そして見た目も豪華で驚いた
・蟹爪冷製マヨネーズソース
・蟹爪冷製オーロラソース
こちらは蟹のふっくらとした身と旨みにびっくり。そこまで蟹が好物なわけではないですが、これはもっと食べたい!と思いました。
そしてほとんど息子が平らげてしまったスイーツ部門では、
・ロールケーキチョコバナナ
息子の残した欠片にはなってしまったのですが、ふわっとした控えめな甘さの生地がとてもおいしかったです。
息子が満腹で食べれなかった、
・クリームオーロラ包み
こちらは中にカスタードが入っているぷるぷるの水まんじゅう。意外性があって最高でした。小さなスイーツにも一切の妥協がないと感じました。
おせちってこんなにおいしかったんだ!と感動しきりの試食会でした。
親子で楽しく学んで伝統を繋いでいこう
「親子おせち」には、あんふぁん・ぎゅってらしい付録として、 おせちのいわれが一目で分かる「ピック」が付いています。
これがまた見た目も可愛らしく、ちょっとした仕掛けがあるのです。
吹き出しのような形のピックの片面にはおせちの品名が。そして裏返すとそのおせちのいわれが書いてあります。たとえば、
「こんぶまき」⇄「よろこぶことが いっぱいあるよ」
「だてまき」⇄「あたまが よくなるよ」
「かずのこ」⇄「こどもやまごが かつやくするよ」
といったようにひらがなで子どもにもわかりやすい説明を書いてあるので、親子であれこれコミュニケーションをとりながら飾りつけをするのは楽しそうです。

恥ずかしながら私はおせちのいわれを数個ほどしか知らなかったので、こうやってお正月のたびに子どもと日本の食文化に触れることは自分にとっても意味のある時間になると思いました。
日本のハレとケを意識すると、日常のなかでも自然と感謝の気持ちが生まれてくると思うので、親子でおせちを食べる意味や次世代に伝えていくことの大切さをしみじみと感じます。
なによりみんなでおせちを囲んで「おいしいね」と笑顔で語らいながら迎える新年がどんなに幸せと希望に満ち溢れていることか...
あんふぁん・ぎゅっての「親子おせち2026」は親子の心豊かな時間を彩るおせちだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください
家族みんなの幸せを願っていただくおせち。お正月においしいおせちを食べながら親子でいわれを語らい、日本の伝統を繋いでいきたいです。