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蚊を対象としていない虫よけブレスレットがあるって知ってた?

手軽につけられる虫よけブレスレット、蚊を対象にしていないものがあるって知ってましたか?私の失敗談をお話します。
虫よけブレスレットとの出会い
実家に帰省したときのこと。うっかり虫よけスプレーを持ってくるのを忘れてしまい、「あ〜やっちゃった〜」と思っていたら、母が「かわいいから孫たちにって買っておいたのよ」と出してくれたのが、カラフルでフルーツの香りがする虫よけブレスレット。
私、実はこれ、初めてつけたんです。
支援センターの先生とかにも「虫よけリングいいよ〜」って勧められたし、周りでも蚊除けに!ってつけてる子が多かったから、すべてが“蚊に効く”ものだと思い込んでたんですが…実は適応害虫に蚊が含まれていないものがあるって知っていましたか?

裏を読んでビックリ!「蚊」は対象外
今回使ったのは2種類。
■ キンチョー「カオリング」
→ フルーツの香りで、見た目もかわいい!でもパッケージをよく見ると、適用害虫はユスリカ・チョウバエ・アリ・ヒアリと書いてありました。
「蚊」が含まれていません。
■ アース「虫よけブレスα」
→ レモンユーカリの香りで、ちょっとナチュラル系かな?と思いきや、注意書きには「本品は蚊を対象とした商品ではありません」としっかり赤文字で明記されていました。


子どもたちは…刺され放題。
「ブレスレットつけてるから大丈夫〜」と油断してたら、2歳も4歳も顔から手足までたくさん蚊に刺されてしまいました。
私は気づくのが遅くて「なんで〜!?」と思ってたけど、冷静に裏の説明書見て納得。
“蚊に効く”とは書いてなかった。むしろ「効かない」とちゃんと書いてあったんですね。
虫よけは成分と対象害虫を確認!
ブレスレット系は「虫よけアイテム」としてのかわいさや香り、手軽さはあるけれど、本気で蚊を防ぎたいなら、ディートやイカリジン入りのスプレーなど、「蚊」を対象にした商品を併用しないと意味がないってことを今回身をもって学びました。
かわいいだけじゃ守れない!
これから夏本番。蚊の季節、子どもたちを守るには見た目や香りの確認だけでなく、裏の表示をよく読む!これ、大事です。
虫よけブレスレットはすべて「蚊除け」と思ってる人、私みたいに多いと思う。
この記事が「え、そうなの!?」と誰かの気づきになれば嬉しいです。

適切な虫よけ対策を!