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男女の双子育児から学ぶ“ちがい”の面白さ

「男女の双子って、こんなに違うんだ!」という驚きと、その“違い”に向き合う日々の面白さ、そして永遠に続く育児の悩み…。
4歳になった我が家の男女ツインズのリアルな姿を通して、双子育児の“思ってたんと違う!”という現実と、「だからこそ楽しい!」と思える瞬間を綴ります。
4歳双子の性格は「まっすぐな冒険家」と「しっかり者の姫」
我が家の双子は4歳。息子は好奇心旺盛で“今”を全力で楽しむ本能型。甘えん坊で、ママへの全力のハグが毎日の日課です。
一方、娘は恥ずかしがり屋でしっかり者。外では控えめだけど、本当は面白くてユーモアのある一面も。“妹なのにお姉ちゃん気質”な娘と、“弟なのに自由奔放”な息子。毎日が凸凹の連続です。

発達のスピードも性格も「別の生き物」と思うほど違う
「双子だから発達も一緒」と思われがちだけど、実際は真逆でした。
・低体重で生まれた娘が今では息子より数センチ背が高い
・娘は“じっくり派”、息子は“スタートダッシュ派”
・娘は一人で「おやすみ」と寝るけど、息子は着替えもせず走り回る…。
体も心も、本当に別の生き物のようで「男女の違いってここまで!?」と驚かされる毎日です。

「同じ」が正解じゃない。違うからこそ学びがある
3歳ごろまでは「同じものを2つ」が基本でした。でも今では、娘が「私はこの色嫌だ」と主張し、選ぶもの・遊ぶもの・やりたいこともバラバラに。
性別が違うことで「なんで使うトイレが違うの?」「女の子だけ〇〇っておかしくない?」という疑問も出てくるようになりました。“男だから・女だから”に縛られず、2人には自分らしく生きてほしい。そのための声かけや向き合い方、今まさに模索中です。
お互いの“好き”を大切にする姿に感動する日も
男女の違いが見えてきた今、それぞれの好みや遊び方を自然に認め合うように。
「〇〇くんが好きなやつだ!教えてあげよう〜」
「これは〇〇ちゃんの好きな色だよね!」
そんなふうに相手の気持ちを思いやる姿に、「双子ってすごいなぁ」と、思わず涙ぐむこともあります。
「似てないね」と言われるけれど、それが我が家の双子らしさ
よく言われるのは「似てないね〜」という言葉。男女の二卵性なので、確かに外見はまったく別。
でも、違っていていいんです。違いがあるからこそ、ぶつかることもあるし、支え合えることもあるんですよね。
双子育児は、嵐。でも、大変な時期も「振り返れば宝物」
出産も育児も、双子は本当に大変。手が足りないなんてレベルじゃない。でも、4歳になって少しずつ楽になってきた今、「この子たちが双子でよかった」と、心から思います。
これから双子を迎えるママ、今まさに奮闘中のママへ。「大丈夫、嵐の先には笑顔が待ってるよ」と伝えたいです。
双子って、同じじゃなくていい。
いや、むしろ“違ってこそ”面白い。
そんな我が家の日常が、誰かの励ましになりますように。