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子どもとお風呂に入るのは何歳まで??海外と日本の大きな違い

皆さん、子どもとのお風呂は何歳まで入るか決めていますか?子どもが大きい方は、何歳からお風呂を1人で入るようにさせましたか?私は、5歳の上の子が女の子なので、父親としては性教育的にもそろそろかな…とも思っていたので色々調べてみました。
そんな「子どもとお風呂」の考察ブログ、よければお付き合いください。
ジブリ『となりのトトロ』お父さんと娘たちのお風呂のシーン
そもそもお風呂事情を調べようと思ったきっかけが、ジブリ作品『となりのトトロ』のお父さんとサツキとメイが一緒に入浴するシーンが、海外だとかなり違和感があったといった記事を見たからです。
お母さんが入院している中、ワンオペで頑張るお父さんとサツキ・メイの和気あいあいとした親子の触れ合いを描くお風呂シーンはとても良いシーンだなと個人的には思うのですが、アメリカで公開される時に「お風呂シーンをカットできないか?」と宮崎駿監督に相談があったそうです。
理由は、この歳くらいの女の子がお父さんとお風呂に入っているのはアメリカではほぼない状況で、逆に性的虐待が疑われる可能性があるそうで、誤解を招かないためにもと相談があったようですが、結局宮崎監督は、作品的にとても大事なシーンなので削除できないと断ったとのこと。
日本の価値観だと問題にならない場合もありますが、海外と見え方がかなり違うのは驚きました。
日本のお風呂に一緒に入らなくなる年齢
様々な記事やアンケート結果を見ると、日本では「小学校低学年まで」という家庭が半数程度のボリュームゾーンのようで、次いで「小学校中学年まで」といった状況なので、おおよそ7歳~10歳くらいまでに子どもとお風呂に入らなくなるというのが、日本の平均的な現状なのかなと思います。
理由は「1人でやってみたいと言っているから」「異性なので性教育的な視点も踏まえて」「友達がみんな1人で入っているから」などが多いようですが、理由に関しては色々ありますね。
海外のお風呂に一緒に入らなくなる年齢
そもそも海外は欧米を中心にシャワー文化で日本のように「湯舟に一緒につかる」という習慣がなく、小さい頃からシャワーを手伝ってあげるといった感覚が非常に強いようです。
そしてさらに、その一緒にシャワーを手伝ってあげるというのも、5歳~6歳くらいになれば1人でシャワーを浴びられるというのが海外の一般的な感覚とのこと。
外務省の海外安全ホームページには「ある先進国で暮らす日本人家庭で、現地校に通う娘が作文で『お父さんとお風呂に入るのが楽しみ』と書いたところ、学校が警察に通報。父親は性的虐待が疑われ、逮捕された」と紹介されていました。
海外では性的虐待だけでなく、児童ポルノに関する規制や処罰も厳しく、日本では問題にならない場合があることも犯罪になってしまうことがあるようです。海外生活の際には気を付けないといけないですね。
我が家の子どもとのお風呂に関する方針
日本、海外の一般的な子どもとのお風呂(シャワー)の感覚はお伝えした通りですが、我が家の方針として妻と話しているのは、小学校に上がるくらいの年齢(6歳~7歳)には、性教育的な視点で少なくとも異性の親子で一緒に入るのはやめようか、といった感じです。
男の子、女の子、いわゆるジェンダー教育的に、しっかりと意識していくべき年齢になったら丁寧に話していきたいなと思っています。
最後に
5歳の娘とお風呂入れるのはあと1年~2年なのかと思うと寂しい想いになりますが、子離れできない親ではなく、それが成長であると受け入れていくスタンスでいたいなと思っています。
寂しいのはさみしいですが…。
皆さんもぜひ「子どもとのお風呂」について、ご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!