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トマトは野菜なの?フルーツ(果実)なの?夏休みの自由研究で娘と一緒に調べてみた

「トマト」。普通の大きさのトマトやミニトマトなど、大きさや種類も多岐にわたり、サラダを筆頭にさまざまな料理に使われます。
夏休み、私(母)の実家に帰省し、家に隣接する大きな畑で娘たちはトマトなどの野菜の収穫体験をさせてもらいました。ありがたい…
その体験中に、ふと「トマトって野菜なの?」「フルーツなの?」という疑問が上がり、大人までも巻き込んで論争が勃発(私も当然野菜だと思っていました)。この機会に小3娘の自由研究として調べてみることになりました。
トマトが野菜と思ってた理由の意見たち
【母】
・トマトは小さいころから野菜と聞いて育ってきたので特に疑問を持たず。
・スーパーでも野菜コーナーで売られている。
・最近、娘たちに読み聞かせをした『やさいのがっこう』という絵本で、土の中で育つものは野菜、木になるものは果実との描写があった。(以前、「やさいのがっこう」の絵本についてブログを書いています。下にリンク貼っておきます。)
【長女】
小2(去年)の夏休みに野菜を育てることになり、数種類ある野菜から自分の育てたい野菜を選べて、その中にミニトマトがあった。
【次女】
『やさいのがっこう』の絵本ではトマトは野菜として位置付けられていた。

トマトがフルーツかもしれないと思った意見たち
【叔父】
台湾に旅行に行ったとき、フルーツの盛り合わせにミニトマト(小番茄)があった。
【長女】
「フルーツトマト」と呼ばれる品種がある。

AIツールで調べてみた結果は?
「トマト」は農林水産省の分類では野菜と位置付けられているが、植物学的には果実と位置付けられているとの回答でした。農林水産省の分類は、栽培方法や収穫時期、食文化、商業的扱いなどを総合的に判断して決めているそうです。

「トマト」が野菜か果実かをめぐって、裁判になったことがある!?
調べていくうちに、なんと!アメリカで「トマト」が野菜かフルーツかで裁判になったことがあるようです(1893年、Nix v. Hedden事件)。結果は野菜と位置付けられたそうです。
調べれば調べるほど奥深い「トマト」!
まさか裁判になっていたとは、驚きですね。
ちなみに、「トマト」はナス科に分類され、赤茄子(あかなす)とも呼ばれるそうです。
まさか茄子も!?
さらに、ナス科というワードが出たため茄子についても調べてみたところ、なんと!茄子もトマトと同じく植物学的には果実と位置付けられており、農林水産省の分類では野菜とされていました。

結論
その国の法律や、植物学会などによって分類が変わるようで、明確には分けられないようです。

調べれば調べるほど奥深い「トマト」!
実家の採れたてトマトはとっても美味しかった!
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