ブログ
おっとり娘と食いしん坊息子の2歳差姉弟ママ

公開

【夏休み】まだ間に合う!小学一年生でも書けたわが家流・読書感想文の書き方

【夏休み】まだ間に合う!小学一年生でも書けたわが家流・読書感想文の書き方

夏休みの宿題の最難関!?
読書感想文が苦手なお子さんも多いのではないでしょうか。
小学一年生の娘が初挑戦した様子をレポします。

本好きなのに断固拒否!その理由は…?

気付けば夏休みも折り返し。小学生のお子さんを持つママ・パパさん、宿題は順調でしょうか?わが家では一週間ごとに宿題のスケジュール表を作り、週末に進み具合を確認しながら翌週の計画を立てる…という方法でなんとか進めております。

そんな中、驚いたのが「読書感想文の宿題がない」ということ!
最近は工作・自由研究・読書感想文の中からいずれか一つを選んで提出させる学校が増えているのだそう。娘はまっさきに工作を済ませていたのですがスケジュールに少し余裕ができたので、読書好きな娘に「読書感想文、やってみる?」と勧めてみました。

しかし娘の返事は「やらない!」。断固拒否の姿勢を崩しません。
理由をたずねてみると、「そんなに長く書けないし、書き方がわからない」と…。読書感想文の宿題が必須ではないから、書き方を教わる機会もないというのです。

中学生の子がいるママ友からは、「中学の宿題には読書感想文が出るのに、小学校で書いたことないからかなり苦戦した!」との情報も。このままではまずいことになるかも…と思い、娘と一緒に読書感想文にチャレンジすることにしました。

夏休みのラスボス!? 読書感想文に挑む!

「書く」のが難しいなら「話す」のはどうだろう?と思い、ネットで見つけたテンプレートを使って、まずは娘にヒアリングをしてみることに。

「本の題名は?」「どんなお話だった?」「どの場面が心に残った?」という具合に、テンプレートに沿って質問をしながら、私が娘の言葉を書き起こしていきます。この時のポイントは、話し言葉でもそのまま書くこと。訂正してしまうと、本人の思いと異なるニュアンスになってしまうことが。多少違和感がある言い回しでも、気にせずメモしていきます。

テンプレートは「読書感想文 書き方」などで検索するとたくさん出てくるので、わかりやすいものを選んでみてくださいね!

本の虫

テンプレートが埋まったら、原稿用紙にそのまま書き写すだけでも完成しそう!…ではあるのですが、文字数の指定や原稿用紙のルールを確認するため、一旦ストップ。

今回はややボリュームが少なそうだったので、パソコンを使って文字数をカウントすることにしました。テンプレート通りに書き写すと約400字。今回は640字以上にしたかったので、ここで再度娘にヒアリングをして、文章に肉付けをしていきました。本を見返しながら「情報が少ない部分の具体例を挙げてもらう」「ほかの言い回しだとどうなるかを考えてもらう」などの方法で、文章全体のボリュームを出していきます。

自分で入力をしてもらうと、タイピングの練習にもなって一石二鳥!娘も普段あまり使ったことのないキーボードが使えて、面白かったようです。

全体がまとまったら、あとは入力した文章をプリントアウトして原稿用紙に書き写すだけ!

書き始める前に、原稿用紙のルールを確認します。タイトルや氏名を書く位置、句読点の付け方など基本的なルールだけ簡単に伝えて、わからないところはその都度確かめるようにしました。娘はかぎかっこの位置に苦戦していましたが、作文を書く中で身についたようです。

原稿用紙は、一般的なものよりもマス目が大きなものを使用しました。市販のものでは見つけられなかったため、フリー素材をダウンロードして使いましたよ。低学年のうちは小さなマス目だと書きづらくて投げ出してしまうことも。普段使っている国語のノートと同じくらいの大きさのマス目がおすすめです。

小学一年生でも書けた!読書感想文

そんなこんなで読書感想文が完成!3日間がかりで合計4時間取り組みました!

1日目:本を読む(15分)→ヒアリングしてテンプレートを埋める(45分)
2日目:テンプレートをパソコンで入力(30分)→足りない部分を付け足して入力(15分)→プリントアウトしたものを書き写す(45分)
3日目:プリントアウトしたものを書き写す(45分)

今回やってみて、「本の内容を思い出しながら、自分の言葉でまとまった文章を書く」というマルチタスクな作業が子どもの苦手意識を作っているのではないかと感じました。
「まとまった文章を書く」部分をテンプレートを使ってサポートすることで、娘が「本の内容を思い出して自分の言葉で表現する」「原稿用紙に書く」という2つの作業にそれぞれ集中して取り組めたように思います。

ちなみに今回、私もテンプレートを使って娘とまったく同じ手順で読書感想文を書きました。
お互いの感想文を読んで、「ママはこの場面が好きなんだね」「〇〇はこう感じたんだね」と話し合う時間が持てたことも嬉しかったです。「楽しかった!来年の夏休みも書きたい!」と意気込む娘、取り組む前とは別人のようで驚きました!

「書けた!」の経験で自信がつく!この機会にチャレンジしてみて!

この記事を書いた人

moekoの画像

京都府

moeko

おっとり娘と食いしん坊息子の2歳差姉弟ママ

本好きな娘とのりもの好きな息子、楽器好きな夫との4人暮らし。自身はコーヒーとフルーツサンドが大好き。お料理・工作・お片づけ…こどもと一緒になんでもチャレンジ!

moeko:新着ブログ

あんふぁんチームズ

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌