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自然育児を満喫!在宅ワーク×双子ママ

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【避難指示で学んだこと】出張先で鳴り響く警報音…沿岸部在住ママの胸中

【避難指示で学んだこと】出張先で鳴り響く警報音…沿岸部在住ママの胸中

突然スマホから大音量の警報音が鳴り響きました。しかも表示されたのは「避難指示」。それは私にとって、単なるニュースの文字ではなく、「日常が一瞬で崩れる」可能性を突きつけるサイレンでした。
今回は、出張に向かう車内で避難指示を受けた私が、家族や地域のつながりに救われ、そして防災の意識を大きく変えた出来事をお話しします。

東京へ向かう特急の中で鳴った「津波警報」

2025年7月某日。東京出張へ向かう特急電車の車内で、突然スマホのアラートが鳴り響きました。画面には「津波警報」の通知に続き、自治体から「避難指示」も届きました。沿岸部在住の私にとって、その文字は心臓を鷲づかみにされるような衝撃でした。

夫・母・甥っ子…家族総動員の避難

その頃、夫は双子を園に預け、仕事に向かうところでした。園は待機場所でもあったため、そのまま預かってもらい、夫は私の母に連絡。学童にいた甥っ子を迎えに行き、避難所へ。途中で園に迎えに行き、双子と合流してくれました。

都内で募る無力感と帰宅難民の危機

私は都内でただ無力感に押しつぶされるばかり。沿岸部だけの出来事なので、街は何も変わらず日常が流れている。もし夫が出張だったら…もしライフラインも止まっていたら…考えるだけで背筋が凍ります。
列車が運転見合わせとなり、乗っていた列車は途中駅止まりに。本当に帰宅難民寸前でした。そんな中、同じ電車に偶然いとこが乗っており、迎えに来ていた叔父の車で送ってもらえることに。奇跡のような偶然が重なり、何とか避難所へたどり着きました。

当時インスタグラムにアップしたストーリーズ

再会の瞬間、娘は大号泣

やっとの思いで双子に再会すると、娘は大号泣。小さな体で必死に不安をこらえていたのだと思うと、胸が締め付けられました。普段怖がりな息子は、地域のお兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらって不安なく過ごせたようです。その後、注意報に切り替わり、無事に帰宅。

季節ごとの避難グッズ見直しは必須

帰宅後、冬に準備したままの避難バッグを開けると、厚手の服や不要な防寒具ばかり…。この経験を経て、我が家では季節ごとの避難グッズ見直しを「必須ルール」にしました。

災害は、いつ・どこで・どんな形で起こるか分かりません。「自分は大丈夫」と思っていた私も、今回の経験でその考えを改めました。
みなさんもぜひ、この週末にでも避難バッグを開き、家族の状況や季節に合わせて中身を見直してみてください。

その準備が、いつか大切な命を守ることにつながるかもしれません。

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千葉県

SATOMI

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双子ママ ダンス講師

動物好きの息子&プリンセス好きの娘を育てる双子ママ。自然を求めて勝浦へ移住。在宅ワーク&ダンス講師をしながら、親子で楽しむ自然遊びを発信中。夢は双子と世界一周!

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