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子どもと初舞台! ブルーマン新宿公演の無料招待に当選!迫力のステージに大興奮した体験レポ

先日、文化庁の支援事業「子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」を利用して、子どもたちと一緒に世界的パフォーマンスグループ「ブルーマン」の新宿公演に行ってきました。この事業では、6歳から18歳の子どもたちが対象で、抽選に当選すると特定公演に無料招待されます。今回は、私たちが実際に体験した公演の感想や、子どもたちが特に楽しんでいたポイントをレポートします。
子どもに舞台を体験させたい! でも大家族だと全員で鑑賞は難しい
みなさんはライブやコンサートに行ったことはありますか?
私は学生時代に友人に誘われて初めてコンサートに行った時のことを、今でも鮮明に覚えています。当時の人気アイドルグループのライブで、ステージの壮大さ、凝った演出、そして会場を埋め尽くすファンの熱気に圧倒されました。好きなアーティストを間近で観る感動はもちろん、その全てが忘れられない特別な体験です。
子どもにも舞台の感動を体験してもらいたいと思い、子どもが生まれてからは「おかあさんといっしょ」や「トーマス」の乳幼児向けコンサートに親子で足を運びました。しかし、家族が増えるとチケットの枚数制限や連番席の確保が難しく、家族全員で一緒に鑑賞するのは諦めざるを得ませんでした。
文化庁の支援事業で子どもの鑑賞が無料?! まさかの7人分当選!
幼少期は感受性が豊かで、舞台やライブなどの芸術体験は貴重だと考えています。しかし、家族全員で観劇するとチケット代が高額になり、特に中学生以上は大人料金となるため家計への負担が大きくなります。
そんな中、文化庁が実施する「子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」を知りました。この制度を利用すれば、大人のチケット代だけで対象年齢の子どもたちも一緒に舞台を楽しめます。
対象公演だった「ブルーマン」の新宿公演に、我が家は6歳以上の子ども6人と保護者1人の計7人で応募したところ、全員分の連番席で当選しました!

青い顔の3人組「ブルーマン」とは?
ブルーマンは1991年にニューヨークで誕生した、青い顔の3人組によるパフォーマンスグループです。言葉に頼らない独自の表現方法が魅力で、音楽・アート・コメディが融合したエンターテインメントを楽しめます。
ドラム缶やパイプを使った迫力のある演奏や、観客を巻き込むインタラクティブな演出は、年齢を問わず誰もが楽しめます。また、カラフルな光や映像を駆使した視覚演出も多く、特に子どもたちの好奇心を刺激します。
ブルーマンは現在、世界ツアーの一環として日本で公演中。会場は西武新宿駅近くの「東急歌舞伎町タワー」で、8月末まで上演予定です。

新宿公演に子ども6人を連れて参戦!
夕方の公演に、6人の子どもたちを連れて参加しました。初めての舞台鑑賞で少し不安もありましたが、無料招待席には小学生の親子連れも多く、安心できました。
席は3階の一番後ろでしたが、ステージ全体を見渡せる良席で、家族全員が横一列に並んで座れました。開演前、会場の薄暗さとスモークに「ママ、これ火事?」と小学1年生の子が不安そうにしていましたが、公演が始まると派手な照明、大音量の音楽、巨大モニター映像、迫力満点の生演奏に子どもたちは大興奮!
ブルーマンのユニークなパフォーマンスと演出に、すぐに夢中になりました。特に、インクを使ったアートパフォーマンスや煙のシャボン玉、客席まで届くテープ演出は大人気。会場全体が一体となって盛り上がりました。

鑑賞時の注意点と子連れで役立ったアイテム
今回の無料招待席は、通常のチケット購入とは異なるため、無招待席を利用するには、事前に抽選に申し込み、当選後にローソンにてチケットを発券する必要があります
また、入場時には発券したチケットと6歳から18歳の子どもの身分証提示が必須で、子どもの生年月日が分かる学生証や医療証、マイナンバーカードなどを忘れずにお持ちください。
初めての会場だったので後方席だと演者が見えづらいこともあるため、背の小さい小学生は持参した双眼鏡が役立ちました。我が家の子どもたちも双眼鏡を活用し、より楽しめたようです。

子どもの感想は? 今度は近い席で観たい!
終演後に感想を聞くと、少し疲れた様子ながらも「打楽器やりたくなった!」「パイプ叩きたい」「次は最前列で観たい」「あのインクは本物?」と、興奮冷めやらぬ声が次々に。ブルーマンのパフォーマンスや観客とのやり取りは、忘れられない体験になったようです。また、8月中旬以降の公演では、声優の水樹奈々さん、アーティストの小柳ゆきさんなどのゲスト出演もあるとのことで、さらに盛り上がりそうです。
異年齢や多国籍の子どもも一緒に楽しめるブルーマンの公演は、家族での芸術鑑賞デビューにもぴったりだと感じました。
※公演中に撮影が可能な時間があり、その際に撮影させていただいた写真を使用しています。

ブルーマンを通して、親子で本物のパフォーマンスと感動を分かち合えた、かけがえのない時間となりました。