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三学年差姉弟ママ。スキマ時間のゆるやか知育で世界を広げたい

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まだ間に合う!爆速1日で完了、読書感想文が苦手な子の書き方サポート

まだ間に合う!爆速1日で完了、読書感想文が苦手な子の書き方サポート

夏休みも残りわずか。
お子さん、宿題は終わりましたか?
特に難関なのが…読書感想文!
家ですべて書いてくるというパターン、
下書き用のメモが宿題になっているパターン、
読書感想文用の本を選んでおくことが宿題なパターン。
学校によってそれぞれ異なるとは思いますが、
子どもが「本を読む」「感想を書く」この二つはどこかのタイミングで必ずやらなければならないことが多いのが現実。

後回しに後回しにしているうちに、手を付けずに放置してしまった…なんてことはありませんか?
我が家の子どもたちも読書感想文はそこまで得意ではありません。
本を読むのは好きだけど感想がなかなか出てこない子も、
本を読むのがそもそも苦手な子も育ててきた中で、どうにか形にする方法を編み出してきたので、
最短1日で終わらせる読書感想文執筆のサポート方法をご紹介。

本を読むのが苦手な子には「マル読み」をしてみる

低学年は特に、まだ長文を読むことに慣れていない子が多いものです。
急に「この本を読んで」と言っても、「文めっちゃある!ていうか文字多っ!」で、やる気をなくしてしまうことも…。
そんなときには「マル読み」がオススメ。
句読点の「。」ごとに読み手をバトンタッチして、交互に読むと一人で読むより疲れず、飽きずに読めます。

本を読むのが苦手な子あるある?「同じ行を何度も読んでしまう」問題もこれで解決。
また、読み終わって第一声が「疲れた…」になってしまうのも防げます。

マル読みの順番を変えてみれば、実質全部自力で読んだことになるのでトライしてみるのも◎

『見た』ことがあるお話なら入っていきやすい

どの本もつまらなそう、という子なら、映画の原作本やアニメのもとになっている絵本を選ぶのもひとつの手。
映像として見たことがある本なら、すでに頭の中にストーリーや世界観が入っているので感想も持ちやすいと思います。

スポーツが好きな子にはそれに関した本もオススメ

メモを用意!それも無理なら秘書になりきろう

さて感想文の執筆スタートです!
とはいえ急に原稿用紙を出してきても「何を書いたら…何から始めたら…」と、わからないことだらけ。

なのでメモと鉛筆を用意!

もし書くのも苦手、という子ならボイスレコーダーでも、
しゃべっていることの文字起こしをしてくれるアプリでも、
お父さんやお母さんがパソコンのWord機能などでメモしてあげてもいいと思います。

いざ、感想を話しながら聞いてみる

読み終わったあとに「どういう感想を持った?」と聞くのは【読書感想文苦手】っ子にはNG質問。
どういうって聞かれても…感想なんて別にないし…となってやる気消滅、ハイ終わりです。

質問は超シンプル&具体的に「なんの話だった?」「この話好き?」「どのページが一番好き(=印象に残った)?」「もし自分だったらなんて言う?」などなど聞いていきます。

その都度「何々の話」とメモ、自力では無理そうなら録音やWordで打ち込みなど。
「〇〇のところが一番好き」とメモ、録音、Wordなど。
「もし自分だったらこうする」とメモ。

そのメモをつなぎ合わせれば、あら不思議!読書感想文の完成です。

しゃべれる子はいつかは書ける。しゃべれない子もいつかは書ける

このやり方でペラペラと感想が口からあふれ出てくる子は、今書くのが苦手だったとしても大丈夫。
考えていることはすでに頭の中にあるので、いずれ書けるようになります。

お話するほうが苦手な子でも、一問一答型で質問すればぽつりぽつりと話してくれることが多いので、
なかなか言葉が出てこないときでも「え!? それってもしかして…」「ハッ、まさか!?」と(良い意味で)煽るような言い方をして次の感想を引き出すような合いの手を入れてあげると「しゃべりたい!」という気持ちになってくれることが多いもの。
たとえお話の内容が「クラスの中で起きたできごと」のような、ささいなお話であっても、
聞き手は大河ドラマか超話題大作映画の感想を聞いているかのように大げさに「続きはどうなるの?!」と聞いてあげるのがコツ。

感情を!乗せて!熱を!込めて!

このやり方で、とりあえず無難な読書感想文をこなすのは可能なんですが、
もう一歩、例えば学年代表を目指したい、もっと言うなら地区の代表を目指してみたい…
そんなふうに次の目標を立てたい子には「もっと!熱を込めて!」のアドバイスをしてみても。

「もし自分も登場人物だったらどうする?」
「こういうお話の本ってほかにもあると思うけど、なんでこれを選んだの?」
と、こちらからの質問を複雑化。

「もっと感情を込めて!」「熱く!語って!!」とだんだんスポ根のような掛け声になってしまうのが私の悪いクセでして(苦笑)。
だんだん口喧嘩のようになってしまうけれど、ヒートアップした子どもが感情のままに筆を躍らせた結果、代表に選ばれた過去もあるので、
時には「熱く」なってしまうのも悪いことばかりではないかも。

以上が、我が家で実践している爆速読書感想文の書き方でした。
残り少ない夏休み!誰かのお力になれていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
Have a nice day!

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mizuho

三学年差姉弟ママ。スキマ時間のゆるやか知育で世界を広げたい

パートワーママ

夫、小4娘、小1息子&おばあちゃん犬と暮らしています。激狭庭にたくさんのバラを育てるロザリアン。最近はメダカにも沼っています。特技は早起き。ゆるくてお金をかけない知育を子供達と楽しみたい♪

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