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総額3万円以上!41個のおしゃぶりを愛用した双子のおしゃぶり卒業体験談

わが家の双子は寝ても覚めてもおしゃぶりが大好き。
1歳までは月齢が進むとともに買い替える程度でしたが、歯が生えてカミカミするようになり壊れやすくなったことで相当な数のおしゃぶりを購入しました。
2歳が近づいても卒業する気配がなく、ついにおしゃぶり卒業に向けて動きだしました。
過去の写真や購入履歴を遡り、約2年間で愛用したおしゃぶりの数と総額も計算してみました。
おしゃぶり卒業に向けて試行錯誤した経緯を書いているので、同じようにお困りの方の参考になればと思います。
おしゃぶりの卒業を考え始めたきっかけ
おしゃぶり卒業を考え始めたのは双子が2歳の頃です。
きっかけは、おしゃぶりのサイズが24か月までしかなく、薬局では18か月までのものしか販売されていないことに気づいたからです。
「みんな1歳半から2歳までに卒業してるってこと…?」と焦り始めました。
わが家の双子は0歳からおしゃぶりを愛用しており、2歳になっても卒業の気配が感じられませんでした。
保育園入園を機に日中は外せるようになりましたが、帰宅した直後からおしゃぶりを探す双子。
これではいつまで経っても卒業できないのでは?と思いましたが、焦っていきなり取り上げるのもよくないと考えました。
何歳でおしゃぶりを卒業するのが良いのかは考え方にもよると思いますが、わが家は「3歳までに卒業できてたらいいな〜」とゆるく考えるようにしました。

双子への「おしゃぶり卒業宣言」
おしゃぶり卒業のために取り組んだことその1、「双子へのおしゃぶり卒業宣言」です。
双子に対して「そろそろおしゃぶり、やめていこうね」「明日からは夜ごはん食べたらにしようね」「寝る前だけにしようね」と段階が進むごとに繰り返し説明しました。
毎回「いや!」と口を揃えて言っていましたが、慣れてくると「ごはんたべてからする」「ねんねのときだけする」と自分たちから言うようになりました。
また、おしゃぶりが壊れるたびに新しいものを出すのもよくないと思っていたので、噛み始めたら「カミカミしたら壊れちゃうからやめてね」「壊れたらおしまいだから、だいじだいじだよ」と説明し続けました。
おしゃぶりが寝る前だけになったとき、私も意を決して予備のおしゃぶりの購入をやめました。
最後はお気に入りのキャラクターのおしゃぶりを1つずつ買い、双子にもおしゃぶりの在庫がないことを見せて「これが最後のおしゃぶりだから大事に使おう」と何度も言っているうちに理解してくれるようになりました。
そのかいもあってか、最後の1個は1か月以上壊れずに使用できました。
おしゃぶり以外の物に置き換えて、使用時間を徐々に減らす
おしゃぶり卒業のために取り組んだことその2、「他の物に置き換えておしゃぶりの使用時間を減らす」です。
大好きなものをやめるには相当なストレスがかかると思ったので、少しずつ減らしていこうと考えました。
そして、おしゃぶり以外のことに興味を向けるようにしました。
まずは、保育園から帰宅後すぐのおしゃぶりをやめるところから始めました。
おしゃぶりを見えないところに隠しておき、帰宅後おしゃぶりを要求されてもすぐには出さないようにしました。
その代わり、テレビやシール、おもちゃなど双子が好きな物を与えたり、親子で一緒に遊ぶ時間を増やしました。
帰宅後すぐのおしゃぶりを我慢できたら、次は夕食後まで、次は寝る前まで、と徐々に時間を延ばしていきました。
おしゃぶりを卒業する!という親の決意が重要
おしゃぶり卒業のために取り組んだことその3、「最後は何がなんでも与えないという決意」です。
わが家の双子は睡眠導入でもおしゃぶりを使っていたので、寝る前におしゃぶりがないというのは親にとっても寝かしつけが困難になりストレスでした。
「今日からおしゃぶりなしで寝る?」と聞くと、双子からは案の定「いや」と返ってきます。
私もおしゃぶりがあった方が寝かしつけやすいので、疲れている日は与えてしまいます。
これではおしゃぶり卒業はできません。
何日もそのやり取りが続いたあと、急に双子が「明日からやめる」と言い出しました。
それを聞いた時、明日はなんとしてでもおしゃぶりなしで寝かしつけようと決意しました。
おしゃぶり卒業を決意した日の夜、双子はおしゃぶりがほしいと訴えてきましたが、ぬいぐるみやタオルを持たせたり、お話をしたりして気を逸らしながら耐えました。
それでも泣きながらおしゃぶりを要求されるので、「じゃあ、おしゃぶりなしでママと寝るか、おしゃぶりをして1人で寝るか、どっちがいい?」と聞いてみました。
添い寝なしで寝たことがない双子には究極の二択です。
しばらく考えた双子は、なんと「ママと寝る」と言い、数分後には寝てくれました。
就寝時間は23時を過ぎていましたが、その日を境におしゃぶりを要求されることは減っていき、今ではおしゃぶりなしで寝ることができるようになりました。
双子2歳8カ月でおしゃぶり卒業、本当によくがんばりました!
卒業までに使用したおしゃぶりの個数と総額
今までどれくらいおしゃぶりを購入したんだろうと疑問に思い数えてみました。
写真や購入履歴を遡ることで、個数と総額がわかりました。
・0~1歳:8個(月齢に応じて買い替え)
・1歳〜2歳半:33個(壊れて買い替え)
計41個 総額30,447円
約2年で40個を超えているのは私も予想外で、数えてみて驚きました。
双子なのに奇数ということは、どちらかが1個多く壊しているようです。
おしゃぶりだけに3万円以上費やすとは…もっと早く卒業できていたらと思いました。
1歳までは噛む力も弱いため月齢に応じて買い替えるのみでしたが、1歳半頃から噛むことも多くなり壊れて買い替えることが増えました。

おしゃぶり卒業、そして感謝
今回おしゃぶり卒業に時間がかかったことで、双子のためにも早めに卒業する準備をすればよかったなと反省。
でも、おしゃぶりは悪いものではなく、親子ともに心の安寧が得られるものでしたし、私にとっては双子育児に欠かせないアイテムでした。
いつも双子のそばにいてくれたおしゃぶりに感謝しつつ、少し寂しい気持ちもありますが無事に卒業できてよかったです。
おしゃぶりよ、今まで本当にありがとう!