公開 :
子どもの預け先に困ったら?「ファミリーサポート」を使ってみた体験談

「ファミリーサポート(通称:ファミサポ)」は、子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と、援助したい人(提供会員)が会員となり、地域で子育て家庭を支え合う仕組みです。有償ボランティアの制度なので、利用料は必要ですが、民間の一時預かりに比べると手が届きやすい価格で利用できます。
会員登録の流れ
まずはファミリーサポートセンターに行き、会員登録をします。
自治体によっては説明会の日程が決まっているので、その時間に合わせて訪問。冊子を使った制度の説明を受けます。数日後には会員証が届き、利用できるようになります。
利用の手順
1.利用希望日をセンターへ連絡
センターが希望に合う提供会員を探してくれます。なるべく近所の方を紹介してもらえることが多いです。
2.事前打ち合わせ
気になる会員さんがいたら、ファミリーサポートセンターから連絡先を聞き、訪問日を決めます。そして子どもを連れてお宅を訪問します。この時、車でお伺いする場合は駐車場の場所も確認しておくと良いです。
面談では、好きな遊び、アレルギー、緊急連絡先など細かく確認します。
※必ずしも打ち合わせした方にお願いしなければならないわけではありません。雰囲気や相性を見て、合わなければセンターを通じてお断りできます。
3.実際の預かり
私が利用した際は、子育てが一段落したおじいちゃん・おばあちゃん世代の方が登録されていて、本当に優しく安心できました。子どももすぐに懐き、「また行きたい!」と言うほど。まるで“優しい祖父母のおうちに遊びに行く”ような感覚でした。
4.料金の支払い
預かり終了後、その日に現金でお支払い。料金は自治体によって異なりますが、有償ボランティアなので高額ではありません。
利用してみて感じたこと
近くに頼れる人がいなくて不安だった私にとって、この制度は本当に心強いものでした。
ファミサポを利用したおかげで、就職活動にも安心して取り組むことができ、前に進むことができました。
頼れる地域の力を借りて、もっと安心できる子育てを