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小学生無料!東京国立博物館(トーハク)で“教科書の世界”に飛び込もう

上野の博物館といえば国立科学博物館で、カハクと呼ばれ子どもたちに大人気ですよね。この夏の企画展に行かれた方も多いと思います。
その国立科学博物館の後ろの方にあるトーハクこと東京国立博物館は、行ったことがありますか?
我が家はこの夏、初めて遊びに行きました。カハクとは違うお宝だらけのトーハクの平常展(トーハクコレクション)の魅力をお伝えしたいと思います。
歴史の教科書の世界が目の前に!
カハクは魅力的な企画展を大々的に行い、毎回ワクワクして行きますが、トーハクでは何をやっているのかあまり知りませんでした。幼児や小学生が目にする案内もカハクばかりな気がします。
この夏、習い事のイベントでトーハクの平常展へ初めて行く機会があり、その魅力に感動しました。
一言で言うと「歴史の教科書の世界」です!

日本の文化黎明期の縄文時代の石器から、土偶、埴輪、土器と並び、部屋が移り変わると教科書のページをめくるように時代が移り、青銅器などの金属製のお宝が増えていきます。
絵巻物や鎧、着物まで残っており、それらのほとんどがレプリカではなく本物で、日本の歴史的なお宝がここに集結しているという感じでした。

私は子どもの引率で行きましたが、子どもより楽しんだかもしれません(笑)。あれもこれも「教科書で見たやつ!」と興奮します。

子ども達も一生懸命メモを取ったり、写真を撮ったりと思い思いに見入っていました。
まだ歴史的な流れを知らずに見ているので、どういうものなのか分からずに見ている部分もあるとは思いますが、こんなお宝があるんだという事が記憶に少しでも残るとよいかなと思います。

子ども向けサービスも充実
途中、鎧を実際に触ったり持ち上げてみたり、版画の流れを知るためにスタンプを重ねて版画風のポストカードを作ったり。
遮光器土偶の実物の重さを感じられるレプリカもあって、重さを体感することも出来ます。
そのような体験系やVRなどもあり、広い館内で建物も複数に分かれていますが、子どもたちも飽きずに体験・見学ができました!

日本だけでなく、外国エリアもあり、ピラミッドの壁画やミイラも展示されています。他にも東洋の歴史やさまざまな宗教の展示も満載で、1回では見切れないほどのボリュームです。
でもご安心ください。なんとトーハクは小学生無料です!(平常展)
それだけでも何度も行きやすいです。大人は1000円です。
【東京国立博物館 情報】
【住所】東京都台東区上野公園13-9
【アクセス】JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
【開館時間】9:30~17:00/毎週金・土曜日、翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日、2025年5月5日(月・祝)は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
【観覧料(平常展)】小学生無料/大学生500円/大人1000円
【休館日】月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)、2025年12月16日(火)、年末年始(2025年12月22日~2026年1月1日)※その他臨時休館・開館あり
【電話】050-5541-8600
小・中学生の歴史の教科書があれば持って行くと、楽しさがますます広がりそうです。
実際に回っていて思いましたが、日本人よりも外国の方が多いように感じました。特別展やカハクも面白いのですが、トーハクの平常展を見ないのは本当にもったいない!と思うほどの豪華さでした。
ぜひ機会があれば親子で遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※写真の撮影、掲載については確認をしております。
日本や世界の歴史、お宝をまとめてたくさん見ることが出来ます!何度も通いやすいリーズナブルな料金も助かりますね。