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ロシアとウクライナの状況を5歳娘にAI活用して教えてみた

私の娘は5歳なのですが、娘からロシアとウクライナの状況について聞かれて話をする機会が先日ありました。
国際情勢を5歳娘に伝える時、どういう風に伝えれば伝わるかなぁと考えてAI(ChatGPT)を使ってみたのですが、これが結構優れモノでしたので、そんな考察ブログです。
もし良ければお付き合いください。
5歳娘から「ロシアに行ってみたい」と言われた
娘の通うスクールにはロシア人の子がいて、その子と色々話したり、スクールの授業でロシアの文化や食べ物について色々調べたり学ぶ機会があったらしく、娘からふとした時に言われました。
「ロシアに行ってみたい」
なるほど、確かにそうなるよなと。私からはこう答えました。
「ロシアは今、ウクライナという国とちょっとケンカしてて大変な状況なんだ。だからそれが落ち着いてからにしようか」と。
すると、5歳娘から「なんで、ロシアとウクライナはケンカしているの?」と聞かれました。
5歳に説明するにはどのレベルなら伝わるかなと思い、あ、そうだChat GPTに聞いてみようと。
ChatGPTに5歳娘にわかる説明を聞いてみた
ChatGPTに「ロシアとウクライナの戦争の状況に関して、5歳娘がわかるような説明方法を教えて」と聞いてみると、以下のような回答が返ってきました。
「ある公園で、みんなが仲良く遊んでいたんだけど、隣に住んでいる大きなお兄さん(ロシア)が『この遊具はぼくのものだ!』って言ってきて、小さい子(ウクライナ)の遊ぶ場所を取ろうとしたんだ」
「本当は一緒に遊べばいいのに、そのお兄さんは『ここはもともとぼくの遊ぶ場所だった』って思っていて、だからケンカになってしまったんだ」
「ケンカのすごく大きいものを『戦争』っていうんだ。石やおもちゃじゃなくて、怖い道具を使うから、とても危ないんだよ」
「でもね、世界中の大人たちが『早くケンカをやめよう』『仲良くしよう』って話し合っているんだよ。だから、あなたは安心して遊んでいいんだよ」
→なるほど、身近なものに置き換えてということですね。ちなみに、ChatGPTから「ポイント」も教えてもらえます。
ポイント
・「正義・悪」の話を一方的にせず、「ケンカ」として中立的に描くと安心しやすい
・「安心感」で終わると不安を与えにくい
・長く説明せず、質問されたときに少しずつ足す
ChatGPTの追加提案「絵本にしましょうか?」
一通り説明した後に、ChatGPTから絵がついた絵本にしてみましょうか?という追加提案まで頂けまして、それもお願いしてみましたが、即興で作ってもらったにしてはクオリティも高く娘も興味深く聞いてくれました。
この機能知らなかったのですが、結構オススメです。
また、そのロシアとウクライナの話をしているタイミングで、たまたまアメリカ大統領のトランプさんが出ている報道番組が流れてきて、「このアメリカのリーダーのトランプさんがケンカはやめようよって話しているんだよ」と話すと、更に現実の状況とリンクして考えてくれまして、非常に学びがあって良かったかなと思います。
娘と一緒に世界を学ぶ
お風呂に世界地図を貼っているので、毎晩お風呂で娘はこの国に行ってみたいとか、この国はどんな国なの?と聞いてきます。
今、娘の行ってみたい国はなぜかアイスランドで、アイスランドに関して聞かれると「すごい寒い国だよ」くらいしか出てこなくて、しかもどれくらい寒いかもあまりわかっていないので、またChatGPTに聞いてみると以下のような回答でした。
「アイスランドの年間気温目安(首都レイキャビク周辺)は、冬(12月~2月)0~3℃、春(3月~5月)4~10℃、夏(6月~8月)12~15℃、秋(9月~11月)3~10℃。年間を通じて0~15℃が中心で、真冬でもマイナス20℃などにはならない(海流の影響)」とのこと。
調べてみると意外と寒くないんだなと学びになりましたが、こういった娘の好奇心の1つ1つに丁寧に耳を傾けて一緒に学んでいくのは大事なことだなと改めて思います。
最後に
子どもたちが世界の国に興味を持って色々聞いてきたりするときに丁寧に丁寧に答えていくことで、その好奇心を育てて更に別の好奇心に繋がっていくといいなと常々思っています。
時期的に大阪・関西万博も世界の国に興味を持つ良いきっかけになりそうですよね。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!