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小3国語の教科書の詩『紙ひこうき』。作者の神沢利子さんは101歳!

2学期が始まり、小学三年生の娘も音読の宿題が再開しました。最近読んでいたのは『紙ひこうき』。素敵な詩だなあと聞いていたら、娘が「この作者、この人といっしょ」と、本棚から1冊の絵本を持ってきました。その本はわたしが小さい頃に親に買ってもらった絵本でした。
作者は神沢利子さん
家にあったのは1985年の発行で、『もくちゃんもこちゃんのはじめてのようちえん』という絵本。
わたしにとって馴染み深い絵本でしたが、作者に注目したのはこれがはじめて。
昔から絵本を出版されていて、今も教科書に載っている神沢利子さん、どんな方なんだろうと奥付を見てみると…
なんと1924年生まれで、現在101歳!
昨年は100歳の記念に、ご在住の東京都三鷹市にてさまざまなイベントが開催されていたそうです。
「すごいねえ」と娘といっしょに感動し、ますます『紙ひこうき』の詩が胸に響いてきました。

教科書には他の作品も
『紙ひこうき』は東京書籍の教科書『新しい国語 三上』に掲載されていましたが、神沢利子さんの作品は他にも教科書に採用されています。
現在は一年生の『新しい国語 一下』に『みみずのたいそう』が。そういえば娘が一年生の時に読んでいた気がします。
過去に掲載された作品も多く、「もしかして…」とわたしも自分の小学生時代の教科書をひっぱりだしてきてみたら、二年生の教科書に神沢利子さんの『いちごつみ』が載っていました。

気づいていなかったけど、わたしも娘も、神沢利子さんの作品に触れていたことにじーん。
たくさんの作品を書かれているので、これから娘といっしょにちょこちょこと読んでいきたいと思います。