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【衝撃】麻婆豆腐のとろみが消えるのは私だけ?まさかの体質が原因かも!?

とろみはなくなるものだよね?
妹と中華料理屋さんに行った際、あんかけ焼きそばを食べていた私。半分ほど食べた時にふとつぶやきました。
「あんかけって最後までもたないよね」
すると妹から衝撃のひと言が。
「それ、体質じゃない?私はずっとトロトロのまま」
「えええ!」子どもの頃からずっと、とろみはなくなるものだと思ってきました。初めて知った衝撃事実です。
家族で麻婆豆腐を食べてみたら...
数日後、家族4人で麻婆豆腐を食べました。
「見てて!シャバシャバになるから!」と私。
「ウソ〜」と半信半疑の家族。
これは作りたてでトロトロの麻婆豆腐です!

写真では伝わりづらいですが... 半分ほど食べたあたりで水っぽくなりました。もちろん味は変わらず美味しいのですが、とろみはほぼありません。この事実に長年一緒にいるパパもびっくりです(笑)。ちなみにこの現象は家族で私だけでした...

みなさんはどうですか?
麻婆豆腐、あんかけチャーハン、八宝菜。最初はトロトロなのに、気づいた時にはサラサラです。冷めるととろみがなくなるものだと思ってきました。みなさんはどうですか?私のような方がきっといるはず!
妹が言うには、私の体質に原因があるとのこと。気になったのでネットで調べてみました!
とろみが消える原因は... まさかの「唾液」!?
ネットで調べて分かった衝撃の事実。実は、唾液の中にはアミラーゼという酵素が含まれていて、これがとろみの主成分であるデンプンを分解してしまうことがあるそうです。
とろみ=デンプンでできている
↓
唾液にアミラーゼが多い人が食べる
↓
デンプンが分解されて、とろみがなくなる!
という驚きのメカニズムだそう。しかも、この「アミラーゼの分泌量」には個人差があるらしいんです!
つまり…
麻婆豆腐のとろみがなくなるのは、体質(酵素の多さ)による現象だった!?
じゃあ、どうすればいいの?
「じゃあ、どうすればとろみをキープできるの?」
残念ながら、口に入れたあとの唾液分解は避けられません...(体質なので)
ですが、工夫できることもあると思います!
・味見をはじめ、調理中に唾液が入らないように気をつける
・とろみを通常より強めにつける
・冷ます前に食べる(温度が高いほど粘度が強く保たれる)
・片栗粉ではなくコーンスターチを使う(アミラーゼの分解を受けにくい)
など、ちょっとしたコツで改善することもあるようです。

とろみがなくなる原因は「唾液アミラーゼ」だけではありません。
加熱のしすぎによるとろみ成分(デンプン)の分解、片栗粉の量や入れるタイミングのミス、酸性食材や水分の多い具材の影響など、調理中にもさまざまな要因があります。
調理手順や食材の見直しも効果的かもしれません!
※こちらの記事は個人的に調べた情報になりますので、他にもアミラーゼの体質について気になることがある方は専門家にご相談ください。
長年のモヤモヤがスッキリ!これからのごはん作りにもちょっと活かしていけそうです。