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3人の子を持つ働くママ。多趣味・多推しの物欲高めな一家。

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小1女子がお気に入りのロングヘアをバッサリ切った理由

小1女子がお気に入りのロングヘアをバッサリ切った理由

腰近くまで伸ばしていたロングヘアは、彼女にとって宝物。
実は次女、ディズニー映画のプリンセス・ラプンツェル に憧れて、「いつかラプンツェルみたいになりたい」と、何年もかけて髪を伸ばしてきたのです。
その長さになるまで、毎日のシャンプーやドライヤーは親もひと苦労。濡れた髪を乾かす時間はとても長く、絡まりをほどくのも大変でしたが、次女のキラキラした目を思うと「よし、もう少し頑張ろう」と続けてきました。

バッサリ切った理由

そんな長い髪を数ヶ月前にバッサリ切りました。切った理由は、私が【ヘアドネーション 】への挑戦を勧めたからでした。

お気に入りのロングヘアだっただけに、切る決断には少し寂しさもあったようです。
それでも「自分の髪が、病気やけがでウィッグを必要としている誰かの役に立つなら」と、勇気を出してバッサリ。
親としても、そんな彼女の気持ちをとても誇らしく思いました。

腰まで伸ばした髪で31cm以上寄付できました

寄付を勧めた理由

実は私自身も、過去に50cm以上を2度、美容院経由で寄付した経験 があります。
その時の「自分の髪が誰かの力になる」という喜びを知っていたからこそ、次女にもこの体験を勧めたいと思いました。

そもそも【ヘアドネーション】を知ったのは、10年近く前のことです。当時義父が病気で入院しており、お見舞いに行った時に病院の廊下に貼られていた案内を見て興味を持ったのがきっかけです。

元々私自身もロングヘアが好きな方で、当時も背中が覆う位の長さがありました。
それでもやはり切るのには勇気が要りましたが、ふと思い出したんです…。

初めての寄付は出産前

長女が生まれてから色々お世話をしていると、初めての子育てということもありとにかく自分の時間がありませんでした。
特に自分の長い髪を乾かす時間が特に無駄に感じられました。さらにオムツ替えの時に自分の髪に子どものう◯ちが付いてしまうという事が何度かあり、伸ばした髪をバッサリ切った過去があったのです。

それを思い出してから「そうだ!髪切ろう!寄付しよう!」と思い切れました。
なので初めての寄付は、次女の出産前ギリギリまで伸ばした時でした。

7年前の秋頃

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは、 病気やけが、治療の副作用などで髪を失った子どもや大人のために、カットした髪を寄付する活動です。
日本では、NPO法人やボランティア団体が中心となり、寄付された髪を集めてウィッグを製作・無償提供しています。
必要とされるのは31cm以上の長さがある健康な髪。カラーやパーマをしていても条件を満たせば寄付できる団体もあります。

毎日洗って大切に伸ばした髪

おうちカットと送付の様子

今回は、美容院ではなく私が自宅でカットしました。
髪をいくつかの束に分けてゴムでしっかり留め、緊張しながらハサミを入れると、ラプンツェルのようだった長い髪がするりと落ちて…。
短くなった髪を鏡で見た次女は、「なんだか軽くて、新しい自分みたい!」と、最初の寂しさが少しずつ笑顔に変わっていきました。
切りそろえた髪は、乾かして束ね、必要書類と一緒に封筒へ。
郵便局で「これが誰かの役に立つのかな」とつぶやく姿に、胸が温かくなりました。

ヘアドネーションをしてみたい方へ

「自分の髪も役立てたい」と思った方へ、簡単な流れをご紹介します。
1.髪を伸ばす:最低31cmを目安に。毛先を整えながら伸ばすと寄付しやすい状態になります
2.自宅または美容室でカット:ご家庭で切る場合は、清潔なハサミ・ゴムを使い、しっかり乾いた状態で束ねるのがポイント
3.寄付団体へ郵送:公式サイト(例:**JHD&C(ジャーダック)**など)で条件と送り先を確認し、必要書類と一緒に送ります

宝物のおすそ分け

大切に伸ばした髪だからこそ、きっと伝わる想いがあると思っています。
親子そろって経験したことで、「髪を切る」という日常が、誰かを支える特別な行動になることを改めて実感しました。
寄付の輪が少しでも広がり、ウィッグを必要としている子どもたちに笑顔が届きますように。
もし髪を伸ばしている方がいたら、次のカットのタイミングで「寄付」という選択肢を思い出してみてもらえると嬉しいです。

この記事を書いた人

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千葉県

通地陽子

3人の子を持つ働くママ。多趣味・多推しの物欲高めな一家。

インテリア カラーコーディネーター 整理収納アドバイザー 福祉住環境コーディネーター

同じ生年月日の夫・私・中3女子・小1女子・3歳男子の5人家族。子供中心に毎日振り回される日々の記録が多め。毎日が楽になるアイデアやアイテム探しが趣味です。

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