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【大阪・関西万博9回目】台風のレア体験!イタリア館・ミライ缶・虹も!親子で14スポット攻略

こんにちは。大阪で車椅子で子育てしている「ゆっけ」です!
2025年9月5日(金)、家族で9回目の【大阪・関西万博2025】に行ってきました。
この日はなんと、台風15号最接近の予報…。
「閉場するかも…?」「本当に楽しめるのかな?」とドキドキしながらのスタートでしたが、無事開催され、結果は大満足でした!
念願のイタリア館をはじめ、1日で14スポットを体験しました。
大雨の合間には大屋根リングに虹がかかり、東ゲートでは国旗が掲げられていない“超レア光景”も。
台風の日でも楽しめた親子の1日を、時系列でレポートします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
親子で大満喫!今回の見どころ4つ
1. 念願のイタリア館をはじめ、1日で14か所も体験!
2. 台風直撃の日でも、虹や“旗なしゲート”などレア体験に遭遇
3. クウェート館の砂の宝探しや、スイス館のシャボン玉体験に息子大興奮
4. タイムカプセル「ミライ缶」や循環型建築ツアーで未来を感じる学び

9:20|ダ・ヴィンチに会えた!イタリア館で美術の世界へ(滞在時間:30分)
9時に東ゲートから入場し、ダッシュでイタリア館へ。
すでに優先ゲートも長蛇の列でしたが、9時20分から並んで約1時間30分で入館できました。
外観は円形劇場のようでひときわ目を引き、歴史と芸術の雰囲気が漂います。館内では、ミケランジェロの石像や絵画の迫力に思わず鳥肌!
目の前に広がるダ・ヴィンチの素描に、息子も「すごい!」と目を輝かせていました。
親子でじっくり芸術の世界に浸った後は、ショップでピンズをお土産に。
今日の思い出を手元に残せるのもうれしいポイントです。

11:20|振動と映像で大興奮!ANIMA!でいのちのミュージカル体験(滞在時間:30分)
当日予約で体験できた、河森正治氏プロデュースのシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」ANIMA!。
音楽・映像・床振動がシンクロする全身で感じる“いのちのミュージカル”です。
カラフルな映像が紗幕に映し出され、鏡や立体演出で空間が奥行きある不思議な世界に。
息子も「すごい!」と目を輝かせ、思わず手を伸ばしたくなるほど没入していました。
車椅子ゾーンでは振動は感じられませんでしたが、約8分間でも迫力満点。
親子で心と体で楽しめる特別な体験になりました。
※暗所や大音量、光の点滅演出あり。苦手な方はご注意ください。

12:00|のんびり北欧気分!ムーミンと日常を体感(滞在時間:15分)
優先ゲートから入場。
北欧館は、伝統的な納屋をイメージした温かみのある建物です。館内では、ライスペーパーのスクリーンに北欧の人々の日常が映し出され、親子でのんびり眺めながら楽しめました。
ショップでは、ムーミンやトナカイの角など北欧ならではのグッズがずらり。
万博限定のムーミンバッジもゲットできて、親子で思わずにっこり。
北欧の暮らしやかわいいキャラクターに触れながら、ほっとひと息つける、心温まる館内体験でした。

12:30|海中を泳ぐ気分!ポルトガル館で自然と文化を体感(滞在時間:15分)
優先ゲートから入場。
ポルトガル館は、隈研吾さんデザインの建築が印象的。
9000本ものロープや漁網を再利用した、海のようにゆらめく空間で、まるで魚になって海中を泳いでいるような気分になれます。
館内では「天ぷら」「オルガン」など、ポルトガル語由来の日本語も紹介され、日本との文化交流の深さにも触れられます。
親子で体験しながら、海と文化のつながりを楽しく学べる展示でした。

12:50|シャボン玉に願いを!スイス館で自然と技術を体感(滞在時間:20分)
優先ゲートから入場。
スイス館は、万博最軽量の設計を誇るサステナブルな5つの球体が特徴。
外壁の特殊な膜はわずか約450kgで環境にやさしい作りになっています。
館内では、シャボン玉に願い事を話して飛ばす体験ができ、息子も夢中になって楽しんでいました。
さらに、豊かな自然だけでなく、スイスの最先端技術も学べる展示で親子でワクワク。
公式キャラクター「アルプスの少女ハイジ」のフォトスポットもあり、記念撮影もバッチリ。
かわいらしい空間で、思い出に残る体験になりました。

13:30|砂の宝探しで大興奮!クウェート館で体感アドベンチャー(滞在時間:50分)
優先ゲートから入場。
外観は、鳥が羽を広げたようなダイナミックなフォルムで、未来への飛躍を感じさせるわくわくするデザインです。
館内では、サラサラの砂に触りながら宝探しをする展示に息子は夢中!
滑り台やダンス、ゲームなど、体を使った展示も豊富で、親子で思いっきり楽しめました。
さらに、クウェートのスタッフの方々が積極的に声をかけてくださり、親子でドキドキしながら交流できたのも嬉しい体験。
体と頭をフルに使える、わくわくが止まらないアドベンチャー展示でした。

14:45|未来に届けるメッセージ!サントリー「ミライ缶」でタイムカプセル体験(滞在時間:60分)
8月25日から9月7日までの期間限定出展、サントリーの「ミライ缶」体験ブースへ。
この日は約1時間待ちでしたが、ワクワクしながら順番を待ちました。
ブースでは、未来の自分や大切な人へのメッセージを記入し、その場で撮影した写真と一緒に「ミライ缶」に封入。
私は、25年後の息子へのメッセージと、EARTH MARTでもらった2050年まで漬ける用の梅干し「万博漬け」の引換券も入れて、未来へ向けたタイムカプセルを完成させました。
25年後、33歳になった息子と一緒に開ける日が楽しみです。

16:00|未来を感じる!ジュニアSDGsキャンプ「循環型建築ツアー」(滞在時間:50分)
7日前の抽選で当選。
ガイドの方と一緒にウーマンズパビリオンやスイスパビリオン、EARTH MART、Dialogue Theatre-いのちのあかし-、そして「森になる建築」を巡りました。
ツアーでは、リユース素材の活用や茅葺き屋根の再構築、軽量なETFE素材の利用など、循環型建築の工夫をわかりやすく解説してもらい、親子で「なるほど!」と納得。
最後に見学した「森になる建築」は、生分解性樹脂を構造材として一体造形した世界最大の3Dプリント建築で、10月25日にギネス世界記録™にも認定!
建物から芽吹く草木の姿を見て、まさに未来の循環型建築を体感できました。
何度も横を通っていた場所なのに全く気付かなかった発見もあり、親子で大興奮のツアーになりました。

17:40|親子でほっと一息!大阪のれんめぐりでディナータイム(滞在時間:約35分)
今回の万博夕食も「大阪のれんめぐり」へ。
「神座」の煮玉子ラーメンや生ビール、「大阪新世界元祖 串カツ だるま」の道頓堀セットを親子でシェアしながら堪能。
暑さで汗をかいた後のラーメンと餃子は、格別の美味しさです。
神座:煮玉子ラーメン 1200円/煮玉子ラーメン+生ビール 2250円
だるま:道頓堀セット 1976円
食べる前には突然の大雨に驚きましたが、やんだ後には大屋根リングにかかる虹を発見!
台風直撃の万博で、思わぬご褒美の景色に親子で大喜びのディナータイムになりました。


18:30|旅行気分!タイパビリオンでエキゾチック体験(滞在時間:約30分)
空き枠の先着でゲット。
外観は、タイの伝統建築「チョムヘー」をモダンにアレンジしたデザインで、鏡ばりの壁で建物が大きく見える演出が面白い!
象の木製オブジェも可愛くて、入口からワクワクします。
館内に入るとタイ料理の香りが漂い、「いい匂い~!」と親子でテンションアップ。
ショップではトムヤムクンなどを購入でき、エキゾチックなダンスや、先着予約制のタイ式マッサージ体験もあるそうです。
タイ旅行気分を味わいながら、親子で大満喫できたひとときでした。

19:10|伝統市場を歩く気分!サウジパビリオンで文化体験(滞在時間:約30分)
外観は、石畳の細い路地が続く伝統的な市場「スーク」を再現。
現地から運ばれた石材を使った本格的な造りで、歩くだけでもサウジアラビアの雰囲気を十分に味わえます。
館内にはサウジコーヒーのカフェがあり、広場ではダンスなどのパフォーマンスも実施されるそうです。
私が訪れたときは混雑していて車椅子での観覧は難しかったものの、歩きながら親子で異国文化を満喫できました。

19:30|オーストラリアの自然を体感!親子でコアラと森の冒険(滞在時間:約30分)
優先ゲートから入場。
カンガルーやエミューのカラフルなオブジェが迎えてくれる、目を引く外観が印象的です。
館内のユーカリの森ゾーンでは、コアラがお出迎え。ユーカリの香りに包まれながら、親子で自然体験気分を満喫できます。
巨大スクリーンでは海の映像も広がり、オーストラリアの大自然や文化を存分に体感できました。

20:00|インドの最先端技術を親子で体感!(滞在時間:約30分)
優先ゲートから入場。
ヒンディー語で「インド」を表す「バーラト」の文字が目印の外観はひときわ目を引きます。
館内ではインドの音楽が流れ、月面着陸に成功した「チャンドラヤーン3号」のレプリカや、海底から採掘された鉱物資源など、最先端の技術展示を親子でじっくり見学。
さらにVR体験ではインドの自然や科学を楽しむことができました。
カレーのテイクアウトショップは大行列でした!

20:55|空に舞うドローンをチラ見
帰宅時、東ゲートのエレベーター待ち中に少しだけドローンショーを観覧。
夜空に浮かぶ光の群れは幻想的で、万博の1日の締めくくりにぴったりの光景でした。

まとめ:台風の日でも大冒険!雨の万博で14スポットを大満喫
今回は台風直撃の日の万博。午前中は時折大雨が降りましたが、雨グッズを駆使して、しっかり楽しむことができました。
雨上がりには大屋根リングに虹がかかり、思わず歓声!
待望のイタリア館は、朝イチでも1時間30分待ちの人気ぶりでしたが、貴重な美術品を間近で見られて大満足。
さらに、東ゲートで国旗が掲げられていないレアな風景を撮影できたり、雨上がりの空にトンボが舞い、大人も子どもも虫取りを始める微笑ましい光景もありました。
今回は優先ゲートをたくさん利用させてもらい、車椅子でも安心して巡ることができたのも大きな助け。感謝の気持ちでいっぱいです。
我が家は開幕日も訪れており、閉幕日も参戦予定。
天気や混雑、体調によって楽しみ方はそれぞれですが、今回のスケジュールが親子で万博を訪れる方の参考になれば嬉しいです。


台風の日でも大満喫!
虹に国旗ゼロ、虫取りまで…
親子でレア体験いっぱいの万博でした