公開 :
小1の秋に注意!? おねしょ・疲れ・学習面の壁をどう乗り越える?

子どもの「小1の壁」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
春の入学シーズン、登下校や新しい教室、友達関係に慣れるまで、親も子もドキドキの毎日…
わが家でも「やっと落ち着いてきた!」と、成長したわが子に安心していたのですが、夏休み明け、まさかのリセット!? が続出。
実は子どもの「小1の壁」、まだまだ続いていました。
慣れた頃にやってくる学校トラブル
小学校生活に慣れたからこそやってくるトラブルもあります。まだ少し緊張の残っていた1学期とは違い、「これくらい大丈夫」と思っていたことが「実は大丈夫じゃなかった」なんてことが起きやすいのが1年生。
・下校中に友達と話すのに夢中で道を間違える
・提出するプリントをうっかり忘れる
・夏休みを挟んで習慣や記憶がリセットされてしまう
まだまだ人生経験6~7年の子どもにとって、1ヶ月半のブランクはとても長いのです。
「安心」と「油断」は紙一重です。
思い出すトレーニングで忘れ物対策
朝晩の忙しい時間、つい「あれやった?これ出した?大丈夫?!」と矢継ぎ早に子どもへ声をかけてしまいがち。
でも、「自分はもう慣れてるから大丈夫」モードの1年生の耳には届かなかったり、引っかかることなく通り過ぎてしまったり。
そこでおすすめなのが「思い出すトレーニング」。
たとえば「今日の持ち物は全部持って〜?」まで親が言い、「る!」だけ子どもに言ってもらう作戦です。
また、「今日学校で何かもらってきてるんでしょ?」と声をかけると、「あれ?そうだっけ?」と子どもの頭に引っかかりやすくなるので、馬耳東風状態から脱却しやすくなります。
1年生も疲れている
夏バテや生活リズムの乱れから体力が落ちている子も多い時期。さらに2学期は行事が目白押しです。
・運動会や学芸会など初めての学校行事
・外遊びや体育の復活で運動量アップ
やることが盛りだくさんで、1年生の子どももお疲れモード。
ぐずったり、集中力が切れてしまうことも…。
こんな時期こそ、早寝早起き・しっかり食べる・休むという生活リズムを整えることが大切!
わが家でも夏の間についてしまった「夜更かし」の習慣をしっかり修正しなくてはと思っているところ。
あまりにしんどい時には一時的に習い事を休会するのもひとつの手。 子どもにとって「何もしないで休む」ことも大切な栄養です。
おねしょが復活!? 1年生の秋に多い悩み
「落ち着いていたはずのおねしょが、2学期に復活した!」という声も少なくないように思います。
気温差や疲れが影響することもあるかもしれません。
・就寝前のトイレ習慣を徹底する
・腹巻きなどで冷え対策をする
といった基本的なことはもちろんのこと、改善が見られない場合は医師に相談してみるのもあり。
気になるときはかかりつけの小児科へ相談してみてくださいね。
実は私自身、時々おねしょをしていた小学生だったのです。
そんなおねしょ小学生を持つ母がしていた対策は、「おねしょシート」。
防水性のあるシートをシーツの下に敷いておき、さらに自分にもおねしょシートを巻いていた記憶があります。
プールのお着替えタオルのような形でおねしょシートを腰に巻き、それで寝ていました。
ちなみによく「坂本龍馬もおねしょをしてた」とか「おねしょをする子は頭が良い」とか言って散々慰められてきましたが(もちろん科学的な根拠はないそうです)、実際どうかというと…?
うーん(笑)。
「大器晩成」はきっとこれから!と信じておくことにしましょう。
2学期から本格スタートする漢字学習
2学期からはいよいよ漢字学習がスタートします。
まだ「“む”ってどんな字だっけ?」なんて声も出るわが家…
ひらがな・カタカナがあやしい子は早めに復習しておくと安心かもしれません。
書けなくても最低限読めるようになっておくと授業についていきやすいですし、漢字への苦手意識を減らすことができます。
おすすめはルビ入りの漫画や図鑑。わが家では
・『鬼滅の刃』
・『キメツ学園!』
・『ドラえもん学習シリーズ』
・『科学漫画サバイバルシリーズ』
が大人気。

「描く」という字を見て「これネコって読むんでしょ?鬼滅に出てきた」と言い出したときはちょっと感動。
「惜しい!“猫”はけものへんでこっちはてへんだから絵を描くの“描く”だよー」と、部首の話の導入にも。
興味が出てきたら部首カルタで遊ぶのも盛り上がります。

2学期も親子で乗り越えよう
春に乗り越えた壁の先に成長があったように、秋の壁を乗り越えた先にも必ず成長があるはず。
小学1年生の2学期は、「疲れ」「おねしょ」「学習面の壁」など悩みが多くなることもあるかもしれませんが、生活リズムや声かけの工夫で乗り越えていけることもあるように思います。
元気に2学期を走り抜けましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
Have a nice day!