ブログ
3人の子を持つ働くママ。多趣味・多推しの物欲高めな一家。

公開

【実録】日曜に子どもの急病!オンライン診療を試して分かった落とし穴

【実録】日曜に子どもの急病!オンライン診療を試して分かった落とし穴

1年後の再発…

謎の蕁麻疹。
長女に突然の蕁麻疹が出ました。
それも日曜日の朝…
長女は約1年前の夏休み中に初めて蕁麻疹が出ました。前回、最初の症状から約半日かけてピークをむかえました。

長女はその日夕方の予定がある上、3日後には修学旅行も控えており、早く痒みをおさえる必要がありました。前回の経験もあり、すぐに休日診療の検索をしましたが、普段利用する病院はやはり休診日でした。休日受付しているのが普段利用する病院でないのとやや遠方なこともあり、思い切って初めて【オンライン診療】で受診しました。

初めての【オンライン診療】

【オンライン診療】とは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です。オンライン診療は、直接の対面による診療と異なり触診等ができないため、医師が得られる情報が限られます。(厚生労働省「オンライン診療について」より引用

病院に行かずに在宅や出先で、スマホなどの通話やビデオ通話を介して専門医に診てもらえるシステムです。

今回私が利用したのは、ネット検索で上位に出てきた「デジスマ診療」です。初めての病院ですが、【デジスマ診察券アプリ】をインストールして、オンラインで時間の予約ができました。予診票の入力や保険証の写真送信がありますが、登録や予約までは10分程度でできました。

朝8時頃、長女の申告で蕁麻疹と判断しオンライン診療を予約。空いていた一番早い時間11:15〜11:30で予約しました。

時間通りには始まりませんでしたが、15分遅れで一度繋がりました。しかし突然途切れ、さらに15分程度待って再接続。どうやらこちらの電波が悪く、会話が途切れ途切れでしたが、主要な診察と説明は受けられ、処方箋を出していただけました。

すぐに発行してもらえた処方箋だけど…

処方箋は自宅に送付または薬局へのFAX送信を選べました。すぐに薬を受け取りたかったので、アプリ内に登録されていた土日も営業しているドラッグストア内の処方薬局窓口を指定。診察終了後5分程度で病院から薬局への処方箋送付済みのお知らせが届き、すぐにドラッグストアへ向かいました。

迷わず一直線に窓口へ向かおうとするも、「マジか…!」。
なんと、指定したドラッグストアの処方窓口が日曜休みだったのです。
「えー!せっかくすぐ貰えると思って来たのに、どうしよう…」。

処方薬を受け取れず悩みつつ隣の市販薬売り場を眺めていると、皮膚用薬の並びに「蕁麻疹に効く」と書かれた飲み薬を見つけました。藁をもすがる思いで購入し、長女に飲ませました。これが効いたかは定かではありませんが、前回ほど酷い痒みにはならず少し落ち着いたようでした。

とりあえず市販薬で応急対応し、月曜に処方薬をもらいに出直すことに…。
「オンライン診療ならすぐ解決」と思っていた私には盲点でした。

その後別のドラッグストアの処方窓口を見ると、そちらも土日お休みでした。店舗が営業していても処方窓口も開いているとは限らないというのを認識しました。

ちなみにオンライン診療での支払価格は2600円程度。さらに今回は急遽購入した市販薬代がかかっています。

体験から学んだ!パパママ向けチェックポイント

1. 薬局の営業時間を必ず確認 → 休日は「処方窓口が開いている調剤薬局」を指定。
2. かかりつけ登録をしておく → 初診より再診のほうがスムーズ。平時にアプリ登録や本人確認を済ませておく。
3. 軽症か重症かを見極める → 呼吸困難・顔の腫れなど重症なら迷わず救急外来へ。
4. 市販薬の知識も持っておく → 万一薬を受け取れない時のため、ドラッグストアで子ども向け市販薬が買える種類を把握しておくと安心。

オンライン診療のメリットとデメリットまとめ

オンライン診療のメリット、デメリットをまとめると…

【メリット】
• 夜間・休日でも受診できる場合がある
• 待ち時間が短く、感染リスクが低い
• 会計や処方箋送付まで自宅で完結

【デメリット・注意点】
• 薬の受け取りは薬局に依存
• 検査や詳しい診察が必要なケースでは限界がある
• 通信環境が悪いと診療が中断されるリスク
  • コストが高くつく

これから使うパパママへのアドバイス

• 平日のうちにアプリをダウンロードし、本人確認や保険証登録を済ませておく。
• 最寄りで日曜も調剤可能な薬局をリストアップしておく。
• オンライン診療は「すべて解決してくれる」わけではないと心得ておく。
• 急変時は迷わず救急外来へ—オンラインは補助的な選択肢。


オンライン診療は子育て家庭にとって強い味方。直接通院するより割高ではありますが、時間や場所の融通がきく部分ではありがたいシステムです。薬局の営業時間やサービスの仕組みを知っておくことで「せっかく診てもらったのに薬がもらえない!」という事態を防げます。

子どもの急病ともなれば不安だし慌てます。普段からパパママや家族で、近隣の休日対応薬局リストを共有しておくのもおすすめです。

この記事を書いた人

通地陽子の画像

千葉県

通地陽子

3人の子を持つ働くママ。多趣味・多推しの物欲高めな一家。

インテリア カラーコーディネーター 整理収納アドバイザー 福祉住環境コーディネーター

同じ生年月日の夫・私・中3女子・小1女子・3歳男子の5人家族。子供中心に毎日振り回される日々の記録が多め。毎日が楽になるアイデアやアイテム探しが趣味です。

あんふぁんチームズ

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌